治水の事例

319 アウグステンボリ団地の治水対策

スウェーデン王国

スウェーデン南部マルメ市のアウグステンボリ団地はサステイナブル・コミュニティとして知られている。しかし、かつては大雨が降ると水害が生じ、多くの住民が去り、団地は経済的にも社会的にも荒廃していた。それが...

290 チングイ公園(Parque Tingui)

ブラジル連邦共和国

カピバラが生息する38ヘクタールの広大な公園。クリチバ市は地主との見事な交渉を通じて市民に緑地を提供する一方、バリグイ川の洪水氾濫を防ぐ貯水池をも整備することに成功した。他方、地主は持っている土地は市...

210 ウエスト・ポンド

アメリカ合衆国

ウエスト・ポンドはデービス市の西端にある南北に長い池である。市内最大の野生動物の生息場所になっており、カナダ・グースを始めとした多くの水鳥を観察することができる。つくられた当時はただの雨水処理の貯水池...

110 バリグイ公園

ブラジル連邦共和国

計画当時、市長であったジャイメ・レルネルは、河川沿いの土地を市役所が買い取って公園にしてしまおう、と考えた。しかし、70年代初め頃のブラジルにはいわゆる公園という概念がなかった。公園の概念がない、とい...

089 ヴィレッジ・ホームズ

アメリカ合衆国

ヴィレッジ・ホームズで印象に残るのは、そこで生活している人々が、周辺の自然環境と共生していることが感覚的に理解できることである。まず、子供達が子供のように外で遊んでいる。住宅地が子供達を社会化させるう...