財団情報About us

財団概要

財団名 公益財団法人ハイライフ研究所
Research Institute for High-Life
所在地 〒104-0061
東京都中央区銀座1-8-14 銀座YOMIKOビル8階
TEL : 03-3563-8686 FAX : 03-3563-7987
設立年月日 1993年(平成5年)5月12日
基本財産は全額読売広告社の寄付による
公益認定年月日 2010年(平成22年)11月1日

役員・評議員

(2023年6月23日 現在)

ご挨拶

理事長写真

公益財団法人ハイライフ研究所
代表理事・理事長 藤沼 大輔

 ハイライフ研究所は、1993年に設立された研究財団です。未来に向けて志向していくべき新しい生活の方向やその具体的な有り様を“ハイライフ”と定義し、生活者や消費者の視点から調査・研究を実施し、その成果を普及・啓発していくことにより、国民生活の向上や発展に寄与することを目的に設立されました。その後、公益法人制度改革関連三法公布により、新法下での公益法人としての認可を受け、2010年に公益財団法人ハイライフ研究所となりました。

 財団設立から30年が経とうとしておりますが、新制度の理念に合致した公益性の保持と、公益活動の成果の拡大を目指して財団活動を推進し続けております。生活者を取り巻く環境はますます厳しくなることが予測されますが、地球規模においては、温暖化をはじめとする気候変動、エネルギー価格の高騰、食料需給逼迫懸念、ICT(情報通信技術)の進化による超高度情報化、日本では、社会インフラの老朽化、出生率の低下による少子高齢化に伴う、労働・医療・介護・年金などの課題など数多くの問題に直面します。

 なかでも情報通信ネットワークや人工知能(AI)の進展などICT分野における技術革新の急速な進化は、過去5年の速度よりもこの先5年の速度の方がはるかに上回り、その速度は年々速まっていきます。またICTの進化は、都市、交通、医療、介護、教育、労働、防災などあらゆる分野に革新的な影響を及ぼし、「産業」「地域」「ひと」のあり方を変化させます。

 将来に向けての、国民のよりよい生活の実現、持続可能な社会を築いていくためには、これまでのやり方では通用しなくなります。新しい視点をもって人々や環境を見つめなおし、新しい考え方や価値観に基づいた、新しい生活の構築が求められます。当財団の果たすべき役割も重要性を増していくと感じております。

 財団の事業目的である「持続可能な都市居住の実現に向けた知見の獲得と、社会との共有」を全うしていくために、常に新しい視点を持ちながら、より一層の邁進をしていく所存でございます。今後ともさらなるご支援ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。