コミュニティ力を高めるの事例

353 西陣ビール

京都府

西陣麦酒(にしじんばくしゅ)は、京都市上京区で2017年に創業されたクラフトビールブランド。福祉施設「ヒーローズ」の取り組みとして始まった。自閉症の方への支援を目的に、丁寧な温度管理、上質の味や香りの...

350 アヴィーバ・スタジオ(Aviva Studios)

イングランド

アヴィーバ・スタジオスはマンチェスターのアーウェル川沿いにあったグラナダ・スタジオ跡地に2023年に開設された、音楽、芸術を包含した文化施設である。マンチェスターはミュージシャンを輩出するという観点で...

349 黒潮留学

鹿児島県

縄文杉で知られる世界自然遺産の島、屋久島。その観光資源は優れているが、人口は減少傾向にある。島に8つある小学校のひとつ一湊小学校の児童数も少なくなっていた。そのようななかで家族単位での留学を受け入れる...

338 メルカテッロのソリダリティ(結束)

イタリア共和国

メルカテッロはイタリアのマルケ州の西端に位置する人口約1,300人(2020年)の小さな町。人口減少という課題に直面してはいるが、人々の結びつきは強く、美しい街並みや風景が共有されている。建築家・井口...

315 人々の家アブサロン

デンマーク王国

コペンハーゲンのアブサロン教会は、閉鎖されたのち実業家の夫婦に買い上げられ「大規模なリビングルーム」として生まれかわった。毎夕18時から開催される、廉価で質のよい食事が提供される夕食会には老若男女が集...

289 ドイツの森

ブラジル連邦共和国

ドイツの森はクリチバの郊外ヴィスタ・アレグレ地区にある公園。ドイツからクリチバに移民してきた人々に感謝することを目的として、ドイツの文化や伝統に敬意を表するためにつくられたものである。人々の多様性は都...

282 コモンカフェ

大阪府

大阪の中崎町にあるcommon café(コモンカフェ)は「日替わり店主」というシステムで運営されている。最近ではシェア・カフェも随分と受けいれられるようになってきたが、ここはそのようなコンセプトもな...

271 ヘルシンキ中央図書館(Oodi)

フィンランド共和国

ヘルシンキ中央図書館は、個人ではアクセスが難しいものも、「共有」を通じて誰もが必要なものにアクセス可能になるという、図書館の新しい役割を教えてくれる。図書館が貸すのは「本」や「CD」に限られる必要はな...

262 Wine Houseやまつづら

福岡県

福岡県太宰府市にある街なかのアパート。ほとんど空き部屋となっていたが、筑紫女学園大学の教授であった上村真仁氏が部屋を借り上げ、学生の企画に基づくリノベーションが実現した。現在、学生、上村氏、ワインの専...

251 杭瀬中市場の再生

兵庫県

兵庫県尼崎市の杭瀬市場は、個店の寄せ集めであり、それに起因する多様性、不確定性がもたらす魅力はショッピング・センターにはみられない。ここには風変わりな古本屋や、市場の食材を使った料理を提供する食堂、一...

200 世田谷美術館

東京都

既存の美術館の硬直性を、設計という創造的行為によって解放させようとした内井昭蔵と建築設計事務所のスタッフの熱意が、生活美術館、オープン美術館、公園美術館という斬新な視座をもたらし、それを「健康な建築」...

193 羽根木プレーパーク

東京都

世田谷区の羽根木プレーパークでは子供達が木登りや泥んこ遊び、はたまた焚き火まで行なうことができる。「プレーパーク」とは、子供達が自らの創造力で遊びをつくりだすことができる遊び場で、子供たちに自主性、主...

155 ストックホルム市立図書館

スウェーデン王国

インターネットの普及によって、図書館には人々が集まり、交流する、より広場的な機能が求められているように思われる。ストックホルム市立図書館は、まさに人が来たくなるような空間的魅力に溢れている。

092 知識の灯台

ブラジル連邦共和国

クリチバ市の政策的課題として、経済格差の隔たりと児童の教育問題がある。クリチバは90年代にこの「知識の灯台」や「環境寺子屋」といった子供の生活環境を改善させる試みに多く取り組んだ。

066 日本の家

ドイツ連邦共和国

ライプチッヒ・オスト地区にある空き家を「日本」というテーマのもとに、人々が集いアイディアや物を生み出す、クリエイティブな空間として再生することを目標としたプロジェクトが「日本の家」である。

037 スーパーキーレン

デンマーク王国

スーパーキーレンは、コペンハーゲン市の西部にあるノーブロ地区につくられた公園。その面積は3ヘクタールに及び、3つのエリアから構成される。赤の広場、黒の市場、緑の公園である。赤の広場は近代的な公園の機能...

007 直島の和カフェ ぐぅ

香川県

 多くの観光客が訪れる瀬戸内海の直島。しかい食事をする場所やカフェがない。そのような問題を島民から聞いた香川大学の古川先生が、2006年、ゼミ生と共に、島の一軒家を借りてカフェを開業した。