水際を蘇生するの事例

345 ティウー運河の再生

フランス共和国

アヌシーはフランス東部にあるアヌシー湖岸に位置する都市。旧市街を通り抜けるティウー運河は絵葉書となるような美しい景観をつくりだし、「アルプスのヴェニス」と呼ばれている。今でこそ美しい運河であるが、ちょ...

344 ロイヤル・アルバート・ドックの再生

イングランド

リバプールのマージー川沿いにあるロイヤル・アルバート・ドックは建物・倉庫群からなる港湾施設である。操業停止後の1970年代には荒廃した時期もあったが、その歴史的な重要性を保全し、次世代に繋げることを強...

341 ローヌ川左岸プロムナード「ローヌ川の土手」

フランス共和国

ウォーターフロントを有する都市は幸運である。リヨン市は少なくともローヌ川に関しては、そこを自動車から人に取り戻し、川が提供してくれる素晴らしい展望を享受できるように、川への取り組みを180度転換させた...

336 バーミンガムの運河再生

イングランド

1970年代以降衰退したバーミンガムは、建築家ピーター・ホワイトの提案により1990年代に運河再生を核とした都市再生を進めた。衰退の象徴であった運河を観光・レジャー産業のために蘇らせ、運河沿いの倉庫群...

234 鈴鹿・長宿の景観整備と保全

神奈川県

神奈川県の中央部に位置する座間市の鈴鹿・長宿地区では、住民主体で、湧水を利用した公園や街並みの環境整備事業を行ってきた。土地の地形、風土を尊重し、それを大切に思う住民の人達の気持ちが斜面緑地の風景に表...

222 リージェント運河の歩道整備

イングランド

リージェント運河の歩道の魅力は、ロンドン北部の魅力あるスポットを巡ることができることである。道路と交叉せずに、自動車を気にせずに歩けて、自然が多い川沿いを歩くのは快適な体験である。ロンドンという都市の...

205 柳川市の堀割の復活

福岡県

福岡県柳川市は市内を堀割が縦横に流れている水郷都市である。堀割には一切の柵がなく、家などの建築物と見事に調和した田園景観をつくりだしている。人と自然環境とが見事に共存できている素晴らしい事例だと、ここ...

174 カール・ハイネ運河の再生事業

ドイツ連邦共和国

カール・ハイネ運河は旧東ドイツ時代には下水道として使われ、その環境汚染は凄まじいものがあった。しかし、東西ドイツ統一後、この環境汚染を解決させ、新たに人々が憩えるようなウォーターフロントへと再生するこ...

117 街中がせせらぎ事業

静岡県

歩きやすい環境を活かして、湧き水を再生させ、管理し、それらをめぐる散策路を整備すれば街の活性化に繋がるのではないかという考えのもと、三島市では1996年から「街中がせせらぎ事業」を展開することにした。

035 オーフス川開渠化事業とプロムナード整備

デンマーク王国

オーフスはデンマーク第二の都市である。とはいえ、人口はわずか29万人。このオーフスの都心にオーフス川が流れている。このオーフス川、1930年代に増加し始めた自動車交通に対応するために暗渠化をして、その...

016 チョンゲチョン(清渓川)再生事業

大韓民国

チョンゲチョン川は、ソウル市内を東西に縦断するように流れ、漢江に注ぎ込む総延長10.92kmの都市河川である。このチョンゲチョン川は、頻繁に大氾濫を起こし、その治水事業は朝鮮王朝時代からの大きな課題で...

012 パセオ・デル・リオ

アメリカ合衆国

パセオ・デル・リオは、素晴らしい都市空間が持つべきほとんどすべての要素を兼ね備えている。このパセオ・デル・リオを暗渠化していたら、サンアントニオはまったく別の都市になってしまったであろう。