新しい歩道動線をつくるの事例

341 ローヌ川左岸プロムナード「ローヌ川の土手」

フランス共和国

ウォーターフロントを有する都市は幸運である。リヨン市は少なくともローヌ川に関しては、そこを自動車から人に取り戻し、川が提供してくれる素晴らしい展望を享受できるように、川への取り組みを180度転換させた...

298 バンカー・ヒル・ステップス(Bunker Hill Steps)

アメリカ合衆国

バンカー・ヒル・ステップスはロスアンジェルスのダウンタウンとバンカー・ヒルとを結ぶ丘につくられた階段。休憩用のテラスが幾つか設置されており、小さなカフェなども置かれていて、この階段を単なる移動空間では...

244 汽車道(きしゃみち)

神奈川県

桜木町駅から新港地区のシンボルである赤レンガ倉庫までを結ぶ500メートルに及ぶ歩行動線。歴史軸と位置づけられた鉄道路線跡は、「みなとみらい21」に散在する施設を繋いでいるだけでなく、過去と現在を繋いで...

230 港北ニュータウンのグリーン・マトリックス

神奈川県

横浜市北部に1965年に横浜六大事業の一つとして計画された港北ニュータウン。その計画理念の象徴のような役割を果たしているのが「グリーン・マトリックス」である。これは地域の貴重な緑の資源を「緑道」と「歩...

222 リージェント運河の歩道整備

イングランド

リージェント運河の歩道の魅力は、ロンドン北部の魅力あるスポットを巡ることができることである。道路と交叉せずに、自動車を気にせずに歩けて、自然が多い川沿いを歩くのは快適な体験である。ロンドンという都市の...

178 ブルックリン橋

アメリカ合衆国

自動車専用部分以外に、歩行者と自転車専用の部分を設けただけでなく、自動車より一段と高いレベルにしたことで、ここを徒歩、自転車で横断するものは自動車に煩わされることがない。この歩行者のプロムナードを設置...

169 ジュビリー・ウォーク

シンガポール共和国

ジュビリー・ウォークは、シンガポールの建国50周年を祝して整備された延長8キロメートルの歩道である。この歩道は、フォート・カニングの丘、シンガポール川、行政地区、マリーナ・ベイといったシンガポールの過...

161 ジュビリー橋

シンガポール共和国

シンガポールのシンボルであるマーライオンがあるシンガポール川の河口は、エスプラネード橋でマーライオン公園と対岸のエスプラネード劇場とが結ばれていた。そこに、新たにこの橋と平行するように2015年につく...

148 ラドバーン

アメリカ合衆国

歩車分離をはじめて試みた住宅地として都市計画の教科書には必ず紹介されるような有名な事例である。小学校をコミュニティの中心として位置づけられた住宅計画は、アメニティの高いオープンスペースといった共有地を...

136 プロムナード・プランテ

フランス共和国

パリの12区にある4.9キロメートルに及ぶ世界で最初に高架橋につくられた直線上の回廊公園である。一度、このプロムナード・プランテに上ると自動車をまったく意識せずに、パリの空中散歩を楽しむことができる。

117 街中がせせらぎ事業

静岡県

歩きやすい環境を活かして、湧き水を再生させ、管理し、それらをめぐる散策路を整備すれば街の活性化に繋がるのではないかという考えのもと、三島市では1996年から「街中がせせらぎ事業」を展開することにした。

116 ポルト・マラビーリャ

ブラジル連邦共和国

リオの市長は「都市のためにオリンピックがあるのだ。オリンピックのために都市がある訳ではない」と頻繁に市民に伝えていたそうである。オリンピック自体がある意味で、極太の都市の鍼治療であるともいえよう。リオ...

053 ハイライン

アメリカ合衆国

ハイラインはニューヨークに新しく出現した公共空間であり、また観光スポットである。それは、マンハッタンの西側、ハドソン川沿いにて放置されていた元高架貨物鉄道の跡地を公園として再生したものだ。

050 マドリッド・リオ

スペイン

この大プロジェクトによって、マドリッドは河川という新たな都市景観を獲得し、また数少ない貴重なウォーターフロントを憩いの場に変容させた。週末には6万人が訪れるレクリエーション空間にもなっている。それまで...

016 チョンゲチョン(清渓川)再生事業

大韓民国

チョンゲチョン川は、ソウル市内を東西に縦断するように流れ、漢江に注ぎ込む総延長10.92kmの都市河川である。このチョンゲチョン川は、頻繁に大氾濫を起こし、その治水事業は朝鮮王朝時代からの大きな課題で...

012 パセオ・デル・リオ

アメリカ合衆国

パセオ・デル・リオは、素晴らしい都市空間が持つべきほとんどすべての要素を兼ね備えている。このパセオ・デル・リオを暗渠化していたら、サンアントニオはまったく別の都市になってしまったであろう。

011 ライン・プロムナード

ドイツ連邦共和国

ライン川と都心部とを分断していた国道のトンネル化と、ライン川沿いのプロムナードの整備により、デュッセルドルフのウォーターフロントは魅力的な空間に生まれ変わった。