東京生活ジャーナルでは、生活者の視点から都市が持つべき価値とは何かについて考えています。
 2010年度は09年度に引き続き、「まちづくりフィールドレポート」と題し、都市における「まちづくり」に実際に関わっている人々へのインタビューと現地におけるレポートを中心に、生活者が自らのまちの価値に気づきそれを高めていくための取り組みや手法をご紹介していきます。

  1. まちを作ること、人を育てること 北本市の概要
  2. まちを作ること、人を育てること 北本駅西口駅前広場改修計画の概要
  3. まちを作ること、人を育てること 北本らしい“顔”の駅前つくりプロジェクトの活動年表
  4. まちを作ること、人を育てること 貝島桃代氏インタビュー(1)
  5. あかりで何を照らすのか 角館政英氏インタビュー(1)

まちを作ること、人を育てること 北本市の概要

◇ 北本市の概要

 北本市は、上野からJR高崎線で45分ほどの場所にある、埼玉県中央部のまちです。昭和46年に県内33番目の市として誕生しました。市の中央部を国道17号やJR高崎線が縦断し、これに沿って市街地が形成されています。さらに、その外側には緑豊かな田園地帯が広がり、西側には荒川が流れています。武蔵野の雑木林を今なお残している、魅力ある豊かな自然のあるまちです。JR高崎線・北本駅は、市内の唯一の鉄道駅です。

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北本の位置(編集局作成)

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まちを作ること、人を育てること 北本駅西口駅前広場改修計画の概要

編集局 添田昌志

駅前広場の現状と改修計画の概要

 現在の北本駅西口駅前広場は昭和50年に完成されたものである。当時、北本市の人口は増加が著しく、それに対応する交通インフラの整備として行われた。とは言え、当時の駅周辺は商店や住宅はなく、畑の中の広場という感じであったそうである。そこから35年あまりの時が経ち、施設の老朽化やバリアフリーへの配慮、交通量の増加、中心市街地活性化などの課題に対応するために、現在改修計画が進められている。改修計画案では、雨でも濡れずに歩けるようなシェルターの設置、交通機能を整理した機能的なレイアウト、多目的広場や植栽帯の設置など、様々な試みが提案されている。

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まちを作ること、人を育てること 北本らしい“顔”の駅前つくりプロジェクトの活動年表

北本らしい“顔”の駅前つくりプロジェクトの活動年表
<イベント開催日時、内容、ポスター>

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まちを作ること、人を育てること 貝島桃代氏インタビュー(1)

貝島桃代氏プロフィール

1991年 日本女子大学家政学部住居学科卒業
1992年 塚本由晴氏とアトリエ・ワン設立
1994年 東京工業大学大学院修士課程修了
2000年 東京工業大学大学院博士課程修了
2000-09年 筑波大学講師
現在、筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授

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インタビュー風景

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あかりで何を照らすのか 角館政英氏インタビュー(1)

 今回は、「光のまちづくり」を提唱されている照明家の角館政英氏にお話を伺いしました。角館氏は従来の画一的な街路灯のあり方に疑問を呈し、人々の生活に根ざした親しみのある照明を追及するため、住民を交えた照明実験ワークショップを行うなど全国各地で精力的に活動されています。
 あるべき光環境とはどういうものなのか、それが実現することによって物理的な環境だけでなく、住民の気持ちがどのように変化していくのかなど、「光のまちづくり」の意義について語っていただきました。
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「光のまちづくり」事例(左:横浜元町、右:岩手県大野村)


角館政英氏プロフィール
照明家、一級建築士、博士(工学)
ぼんぼり光環境計画代表取締役
日本大学理工学部建築学科卒業、同大学院建築学専攻修士課程修了、2009年博士(工学)取得。
TLヤマギワ研究所、ライティングプランナーズアソシエーツ(LPA)を経てぼんぼり光環境計画設立。
金沢美術工芸大学非常勤講師、武蔵野美術大学非常勤講師、関東学院大学非常勤講師など。
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