最新の事例

096 カルチャーセンター・ディーポ、ドルトムント

ドイツ連邦共和国

歴史的建築物を保全しただけでなく、新たな雇用を創出し、また新しい芸術・工芸センターをドルトムントに供給することになったが、極めてコミュニティにとって価値のあったことは、ここが公共広場として機能すること...

095 メキシコ・シティ・メトロバス(BRT)

メキシコ合衆国

メキシコ・シティ・メトロバスは、バス・ラピッド・トランジット、通称BRTとよばれる交通システムである。2005年に開業し、2013年までには5本の路線が完成し、それまでは非常に使い勝手の悪かったメキシ...

094 マデロ・ストリート

メキシコ合衆国

歴史家のイラン・セモは、この数ブロックに国の歴史が凝縮されている、と述べたが、マデロ・ストリートから自動車を排除し、人間に開放することで、メキシコ・シティだけではなくメキシコをも代表する都市公共空間を...

093 ハバナの都市有機農業

キューバ共和国

1990年代、ソ連が崩壊して、さらにアメリカの経済封鎖が強化されたために、経済的な苦境にたたされたキューバは、圧倒的な物資不足・食糧不足に対応するために都市を開墾することにした。

092 知識の灯台

ブラジル連邦共和国

クリチバ市の政策的課題として、経済格差の隔たりと児童の教育問題がある。クリチバは90年代にこの「知識の灯台」や「環境寺子屋」といった子供の生活環境を改善させる試みに多く取り組んだ。

091 平和通買物公園

北海道

平和通り買物公園は、北海道の旭川市の駅前にある歩行者専用道路である。最初に車両交通の禁止を検討したのは1963年。その後、1969年に社会実験として道路から自動車を排除させ、その良好な結果を受けて、1...

090 デッサウ「赤い糸」

ドイツ連邦共和国

デッサウでは、住宅市場の供給過剰に対応するために不要な建物を撤去した跡地を、「図」ではなくむしろ「地」に注目した都市像として提示している。そして、この「地」を空間的にネットワーク化し、新しく創出された...

089 ヴィレッジ・ホームズ

アメリカ合衆国

ヴィレッジ・ホームズで印象に残るのは、そこで生活している人々が、周辺の自然環境と共生していることが感覚的に理解できることである。まず、子供達が子供のように外で遊んでいる。住宅地が子供達を社会化させるう...

088 ジズコフ駅の再生プロジェクト

チェコ共和国

無骨で巨大な産業建築の中に、お洒落なお花畑やバーなどがある。私が訪れた時は、ランドスケープの展示がされていたが、それを眺めながらゆったりと産業遺産の巨大な構造物の中でビールを飲むのは、なかなかの空間体...

087 郡上八幡の空き家プロジェクト

岐阜県

まず空き家所有者は空き家を10年間低額で公社に貸し付けをする。そして、公社は空き家を10年間借り受け、空き家を改修し、維持管理業務をし、入居者募集をして、選定、入居手続き業務をする。

086 セオドア・シュトローム通りの減築プロジェクト

ドイツ連邦共和国

ザクセンドルフ・マドローには、これまで3度訪れている。2006年に訪れた時は、通り沿いの高層棟の撤去を行っていた。大きなクレーンで建物を壊していく様子は凄まじい迫力であった。しかし、その後、訪れるたび...

085 マグデブルクの「緑の砦」

ドイツ連邦共和国

ジャイメ・レルネル氏は天才を巧みに都市づくりに活用すべきだと指摘する。あまり天才に恵まれていないマグデブルクもフンデルトワッサーが足跡を残してくれたおかげで、新たな都市のイコンが創造され、都市の貴重な...

084 ランブラス

スペイン

ランブラスは歩行者が安全に時間を過ごすことができる空間となっている。そこは、レルネル氏が指摘するように、また人々が出会い、交流する場である。バルセロナの都市らしさを凝縮した空間であり、都市としてのバル...

083 明治学院大学の歴史建築物の保全

東京都

景観を公共財として捉えれば、これら創立時以来の歴史建築物を明治学院大学が保全したことによって、この周辺の街並みも良質な景観を確保することができた。

082 警固公園のリニューアル・デザイン

福岡県

一年前、天神を訪れ、西鉄ソラリアの前のこの公園を発見して驚いた。日本にもまともな広場が存在することを知ったからである。それは、ポートランドのパイオニア・コートハウス・スクエアやゴスラーのマーケット・ス...

081 フンデルトヴァッサー・ハウス

オーストリア共和国

フンデルトヴァッサーのデザインは楽しく、その周辺、そして都市をわくわくさせる力を有している。直線を嫌う、その絵画的なデザインは、自然の造形からのインスピレーションにもとづき、そのカラフルな色彩はあたか...

080 富山グランドプラザ

富山県

日本の都市は欧州の都市と違って、広場がないとよく指摘される。しかし、なければ創ればいいだけである。創れば人も使うであろう、という発想でつくったのだろうと思われるのがグランドプラザである。

079 自由が丘の九品仏川緑道のベンチ

東京都

日本の行政は、それまで公共空間で座るという発想すらなかった。そのような状況を、ベンチを置いたことで大きく変え、そして自由が丘という街を、人々が住みたくなり、また買い物等で行きたくなるような街へと変貌さ...

078 インナー・ハーバー

アメリカ合衆国

使用されなくなったブラウンフィールドであるウォーターフロントを見事に再生させ、ボルティモア市は税収が増え、市民は魅力的な消費空間が提供され、さらに失業者には雇用が創出されるなど、誰もがメリットを生じる...

077 富山ライトレール

富山県

富山ライトレールは単なる交通サービスを提供しているだけでなく、富山市が抱える都市課題の解決手段としても位置づけられている。富山市は「コンパクトなまちづくり」を指向している。鉄軌道などの公共交通を活性化...

076 自転車ステーション ミュンスター

ドイツ連邦共和国

そこは単なる駐輪場ではなく、修理などもできる自転車のクリニックのようであり、また、いろいろな関連部品も購入できる。それだけでなく、レンタサイクルのサービスまでもが提供される。まるで自転車の総合商社のよ...

075 プリンツィパルマルクトの歴史的街並みの再生

ドイツ連邦共和国

ミュンスター市の中心市街地にあるプリンツィパルマルクト。第二次世界大戦でほとんど破壊されたものの、戦後、以前と同じ姿で復興された。都市のオーセンティシティと歴史的文脈の保全に成功した実例。

074 ブロードウェイの歩行者専用化

アメリカ合衆国

ブロードウェイは、格子状の規則性のある区画を、唯一斜めに走るマンハッタンで最も個性的な道路。そのブロードウェイから自動車を全面もしくは部分排除するプログラムが2008年から開始された。

073 ボケリア市場

スペイン

ボケリア市場はバルセロナのランブラス通り沿いにある公設市場。2013年2月にCNNが発表した「生鮮市場の世界ベスト10」ランキングでは、ボケリア市場は二位の東京の築地市場を押さえて一位であった。