都市生活者の生活意識・ライフスタイルの実際2011|立澤芳男の都市生活データで読む日本の実態シリーズ

都市生活者の生活意識・ライフスタイルの実際2011
第5回 ワークススタイルと日本の社会
都市生活者の労働と定年に関する実際とその意識・価値観

執筆:マーケット・プレイス・オフィス代表 立澤芳男

毎年春の季節となると卒業式、入学式の行事で街が賑わうが、一方その賑わいの裏舞台ではサラリーマンの賃金改定交渉が各地で行われる。しかし、今年の賃上げ交渉はもの静かである。東日本大震災が起こったのは昨年の3月11日。震災後はじめての春を迎えるのに災害地の復興・再生はいまだ成らず。心身共に震災被害の傷口は広がっている形相だ。そのためか、春の賃上げ交渉も労使共に熱は冷めている。

昨春の東日本大震災や原発事故が起こってからの1年間で、日本人の生活価値観が、例えば節約志向を強めたり、地域や隣人との絆をより重視するなどなど、大きく変化していることは、本調査でもまた各研究機関による調査でも明らかになっている。前回は震災後に消費行動がどのように変化したのかを報告したが、今回は『収入と仕事』を中心に都市生活者の労働意識がどのように変化しているのかをまとめてみた。

被災地である東北地方では多くの工場や店舗や病院等施設が破壊され、そこでの雇用が全く消えてしまったところもある。復興されずに1年間も放置されいつ再興されるか未だにわからないという。そのような悲惨な情報は連日マスコミによって報道され、働くことはどういうことなのか、収入の道が閉ざされたらどうするのか、無事定年を迎えられるのか、直撃されなかった都市生活者はわが身に置き換え考えさせられている。

しかし、仮に大震災がなかったとしても、日本経済の停滞、社会保障制度の行き詰まりにより、企業も雇用者も動きが取れない状態にあることはいうまでもない。仕事を通して賃金を得て生活をするという社会にどっぷり浸かっている都市生活者にとって仕事がどうなるのか、現在の生活が維持できるのか常に考えていることでもある。昨年の東日本大震災は都市生活者の『労働観』に大きな影響を与えるきっかけになったと思う。

今回のレポートは、2011年大震災後の都市生活者の『仕事観』について、その変化を見る。

 

執筆:立澤芳男(マーケット・プレイス・オフィス代表)

 

第5回レポート全文は以下のPDFでお読みいただけます。

 第5回 ワークススタイルと日本の社会 都市生活者の労働と定年に関する実際とその意識・価値観


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