立澤芳男コラムColumn

コラムの概要

 現代の若者のパフォーマンスやふるまいを見ると、いつの時代の若者世代と同様に、「最近の若者は・・・」ということで認識してしまいそうだが、現代の若者たちは前の若者世代とは何か決定的な違いがありそうだ。その決定的な違いとは、日本がバブル経済崩壊で大不況となり低経済成長社会に転じ、少子高齢化と人口減少が進行しはじめるなど社会構造の大転換が1990年頃から起こっている。その大転換した日本で生まれ育ったのが現代の若者である。成長から停滞へと社会が移行する中、一方で世界潮流に合わせ、日本社会も“インターネット情報社会”へと大きく変わっていった。この大転換した社会生活環境で生まれ育った現代の若者たちは、前の若者世代とどう違うのか、どう認識したらよいのか、彼らの社会的ポジションはどこにあるのかを分析した。
 少子化により、現代の若者への注目度は以前に比べ低減したように感じるが、これからの日本を担う重要な存在である。我々大人の責任として、正面から彼らを見つめ、正しく理解し次代に導くことが重要と考える。

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立澤芳男コラム一覧

2019年度「現代若者考 レポートⅡ」

2018年度「現代若者考 レポート」

2017年度「1964年‐2020年東京オリンピックが挟んだ半世紀の東京」

2016年度「都市生活者とサービス化社会」

過去の連載コラム