新しい日本社会をイメージする|立澤芳男の都市生活データで読む日本の実態シリーズ

第四回 JRが巨大な規模で本格的な都市開発(ステーションシティー)に挑んだ

今春開業のJR博多シティーと大阪ステーションシティーは今までの駅ビルとは桁違い

今年の春に入って、日本は全国的に大地震や原発事故と向き合う緊張した生活や節電生活を求められてきたが、そのような情勢の中、西日本ではそれとは裏腹に活気ある情景が多くみられた。一つは、関西の最大の台所のJR大阪駅に空を見上げるような巨大な駅(大阪ステーションシティー)が、もう一つは、九州の最大拠点である福岡・JR博多駅に巨大な駅(博多シティー)が誕生し多くの人を集め売上も好調だったという。この二つのシティーは、欧米諸国のグランドステーションを超える巨大空間と床面積の規模を持つ。

大阪ステーションシティー(大阪駅構内を含む)の総延床面積は約53万m2 名古屋駅(JRセントラルタワーズ・41万6,565m2)を上回る。また、博多シティーは天神地区に対抗し、駅ビルが本格的な百貨店・専門店・映画館・レストラン街を誘致した。その結果もともと大交通拠点であった両駅にびっくりするほど人が集まった。物珍し好きの関西人とはいえ、5月4日の開業初日には約50万人、6月3日の開業1カ月で来店客数が1千万人を突破したという。
この二つの駅は駅開発を超え大都市空間を持つ一つの商業・業務街である。今回はこの二つの新しいシティーを中心に、いままで開業した京都、札幌、名古屋の大規模駅ビルについてもまとめてみた。また、合せて、第二部では、実地調査した大阪と博多の熾烈な地域内競争・地域百貨店商戦についていて報告する。

執筆:立澤芳男(マーケット・プレイス・オフィス代表)

 

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 第四回 JRが巨大な規模で本格的な都市開発(ステーションシティー)に挑んだ

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