スウェーデンブックセミナー 知識ある食生活からはじまるサステイナビリティ

2009年11月30日、スウェーデン大使館オーディトリアムにおいて、「スウェーデンブックセミナー 知識ある食生活からはじまるサステイナビリティ」と題するセミナーが開催されました。本ホームページでは、当日の模様を配信しています。

[セミナーのご案内より]
今年7月1日から12月31日まで、スウェーデンはEU理事会議長国を務めています。スウェーデンは国民投票をおこない、1995年、EUに加盟しました。以来、スウェーデンの環境保護政策はEUと関わりの深い分野になってきています。様々な環境問題を解決するために市民一人一人が高い意識をもって行動し、世論を形成するかたちで個々の問題を政治の舞台に乗せていく必要があります。今回は市民生活に近いテーマ、漁業と食品の問題を取り上げた2冊の本を紹介します。

会場 :スウェーデン大使館オーディトリアム
日時 :2009年11月30日(月) 18:00-20:30 (開場:17:30)
主催 :持続可能なスウェーデン協会(Sustainable Sweden Association)
協力 :スウェーデン大使館
撮影・配信協力:財団法人ハイライフ研究所

はじめに|今日の内容について
 


SwedenBookSeminar | 今日の内容

はじめに|今日の内容について

小串 聡彦
慶應義塾大学法学部政治学科4年



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3分6秒


スウェーデンが目指す持続可能性の方針
スウェーデンが目指す持続可能性の方針

レーナ・リンダル(Lena Lindahl)
持続可能なスウェーデン協会 日本代表

<持続可能なスウェーデン協会 (Sustainable Sweden Association)>
持続可能なスウェーデン社会の実現に向けて取り組んでいる企業・団体の協力組織。持続可能なスウェーデン協会は、持続可能な社会のビジョンをもって、非営利の会員組織として2000年に設立された。会員は共通の認識をもって先駆者として持続可能性に向けた社会変革プロセスに貢献をしようとしている。協会の会員は1997年以来、学びの交流を目的とする「持続可能なスウェーデン・ツアー」を開催している。

同協会日本代表、レーナ・リンダルのホームページ:
http://sustainablesweden.jp/


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13分30秒


『沈黙の海』― 漁業資源と食生活の危機 ―
スウェーデンから何が学べるか

『沈黙の海』― 漁業資源と食生活の危機 ― スウェーデンから何が学べるか

[講演]
佐藤吉宗(さとうよしひろ)
「沈黙の海」訳者
ヨーテボリ大学経済学部大学院博士課程

講演者プロフィール

佐藤 吉宗(さとう・よしひろ)
1978年生まれ。京都大学経済学部卒業。在学中であった2000年にスウェーデンへ交換留学をしたことが契機となり、同国のヨンショーピン大学経済学部へ進学し修士号を
取得。その後、同大学での勤務や欧州安全保障協力機構(OSCE)クロアチア支部での研修を経て、現在はスウェーデン・ヨーテボリ大学経済学部の博士課程に在籍。専門は
マクロ経済、投資・生産性分析。通訳や翻訳のほか、スウェーデンの経済・政治・社会問題に関する記事を日本の雑誌に寄稿している。
http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe

沈黙の海 ― 最後の食用魚を求めて

『沈黙の海 ― 最後の食用魚を求めて』
イサベラ・ロヴィーン著、佐藤吉宗訳、発行:新評論
魚は枯渇するのか?海の、漁業の、そして食の未来は? 『沈黙の春』から半世紀、衝撃の海洋環境レポート!
http://tysthav.exblog.jp/

著者紹介:イサベラ・ロヴィーン(Isabella LOVIN)
1963年生まれ。ジャーナリスト。消費者問題や食・環境の問題を扱う雑誌の編集長やラジオ番組のレポーターを務める。本書が評価されスウェーデン・ジャーナリスト大賞や環境ジャーナリスト賞などを受賞。欧州議会議員。


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[講演]
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38分9秒


スウェーデンの予防思想を日本の食品評価に適用して見よう
スウェーデンの予防思想を日本の食品評価に適用して見よう

[講演]
マーティン・フリッド(Martin Frid)
「ニッポン食の安全ランキング」著者

講演者プロフィール

マーティン・フリッド(Martin Frid)
スウェーデン生まれ。1988年初来日。1993年まで東京に滞在。1993年から10年間、スウェーデンで暮らし、ヨーロッパを基点に消費者問題に関わる。スウェーデン消費者連合で食品と世界貿易担当。欧州連合の会議や国際会議で活発に発言し、消費者の声を政策に反映させる。2003年より一年半、禅寺で修行をし、2004年の秋より日本で消費者問題の活動に復帰。(NPO法人)食品と暮らしの安全基金」、日本消費者連盟、市民団体「食の安全・監視市民委員会」にて、食品と国際問題に携わる。「暮らしニュース・フロム・ジャパン」と題したブログでは、食や環境に関するアジアからの情報を英語で発信している。
http://martinjapan.blogspot.com/

ニッポン食の安全ランキング555

『ニッポン食の安全ランキング555』
マーティン・フリッド著、発行:講談社
この本は、いま日本で販売されている食品をよりよく理解するためのガイドブックとして作成しました。大きな食品企業の代表的な食品から多くの小さな会社の食品まで、まんべんなく調査をし、集録してあります。各項には、よく知られている加工食品のほか、インターネットなどでしか買えない食品も掲げました。わたしがおすすめできるヘルシーで安心でフードマイレージや環境配慮したたくさんの食品をランク付けしました。


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[講演]
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39分14秒


出版社挨拶・コメント
出版社挨拶・コメント

[出版社挨拶・コメント]
青柳康司 株式会社新評論 営業部
戸塚 隆 株式会社講談社 編集部


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4分13秒


質疑
質疑


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[質疑]
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500kbps
32分10秒


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