女性の眼から見たスウェーデンの市民社会

「女性の眼から見たスウェーデンの市民社会」は、シリーズ「スウェーデンから見た日本の再構築」から学んだことをベースに、2014年2月に行なったスウェーデン視察の報告です。ウプサラ市に居住、勤務する人達を取材し、男女平等先進国と言われているスウェーデンの実情の一部を探りました。政治、教育、家庭、子育てを両立させて働く女性たちに関する6つの報告をお届けします。

女性の眼から見たスウェーデンの市民社会

■映像報告「女性の眼から見たスウェーデンの市民社会」

サムボ(事実婚)のカップルに聞く子育てと仕事

スウェーデンの女性の就業率は9割近くにものぼり、一方で子どもの出生率は日本を上回っています。給付金と就学前教育が一体となったスウェーデンの男女の子育てと就労のしくみを取材。

プレスクール取材(カモミール幼稚園)
ウプサラ市のカモミール幼稚園を取材。スウェーデンではプレスクールを教育省管轄下に置き、子どもが生まれると早ければ1才から通わせることができ、3歳からは無料。その組織の在り方や教育内容に密着しました。環境教育、民主主義、移民の文化など配慮した持続可能な教育とは。

■映像報告「女性の眼から見たスウェーデンの市民社会」

女性の視点からみたスウェーデンの教育と仕事
スウェーデンでは、統計にもとづき、政党候補者、閣僚、企業幹部の女性比率など、政策的に男女平等が推進されていますが、その実情を探ります。

市役所での男女平等政策担当者を取材
12000人の職員に男女平等政策を浸透させている職員を取材。プロジェクトごとに対話がおこなわれ、長期的な取組みがなされている開かれた役所と職員の働き方を取材。

■映像報告「女性の眼から見たスウェーデンの市民社会」

市議会女性ボランテイア議員(環境党)と選挙
スウェーデンでは、議員の半数は女性、市議会議員の中心メンバーとしてボランテイア議員が活躍。環境党ではどのように議員を育てているのか、また、若者の政治意識の育成に大きな役割を果たす学校への環境党の取組みを取材。

女性国会議員とマイノリティー議員(社会民主党)のケース
社会民主党の前国会議員アン・クリステイーン・ヨハンソン氏とゲイ議員でもあるボリエ・ヴェストルンド氏を取材。マイノリティーから政治家への歩みや政治家としての日常を取材。地域による格差や、失業問題と若い女性の保守化など最近の問題点もお聞きしました。

取材・編集・音楽 小林範子
制作・配信 公益財団法人ハイライフ研究所

小林範子(こばやしのりこ)
教育・文化・まちづくりファシリテーター・音楽家/尚美学園大学非常勤講師  あけぼのホールを運営、NPOアートバーブズフォーラム副理事長、また子ども大学かわごえなど地域文化活性化のための活動を行なっている。音楽作品等も。


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