東北復興は、次世代型まちづくりの手本を示せるのか

連載 東北復興は、次世代型まちづくりの手本を示せるのか
第1回 復興まちづくりの今 - 復興まちづくりの全体状況を俯瞰する

被災から約2年が過ぎた被災地の復興まちづくりの現状と展望を概観しつつ、こうした復興まちづくりの試みの中から、わが国の次世代まちづくり・次世代ライフスタイルを先導する動きを拾い出す。

この大災害からの回復は、復旧という側面と、復興・再生という側面を併せ持つが、復興・再生は将来に対する投資の実態化のプロセスでもある。つまり、わが国がこれから数十年かけてたどる「次世代」に至る社会実験・試行実験でもある。

今回の特集ではこうした視点に立って、復興まちづくりにおいて次世代を具体化する試みにフォーカスしてその展望と課題を報告する。

第1回目としては、「復興まちづくりの今」と題して、復興まちづくりの全体状況を俯瞰したい。

■内容|第1回 復興まちづくりの今 - 復興まちづくりの全体状況を俯瞰する

1 被災地の今 復興の概況

(1) 生活基盤の復興・コミュニティ再生
事例1: 釜石市平田総合公園コミュニティケア型仮設住宅
事例2: 陸前高田市長洞元気村

(2) 産業復興・生業再生
事例1: 陸前高田未来商店街
事例2: 陸前高田市広田地区
事例3: おらが大槌夢広場
事例4: トヨタ東日本学園計画

(3) 復興まちづくりの担い手
事例1: 宮城県女川町こころとからだとくらしの相談センター
事例2: コミュニティレストランの展開-亘理町“いちごっこ”
事例3: きたかみステーション

2 復興まちづくり計画が描く将来像

事例1: 福島県新地町
事例2: 宮城県気仙沼市小泉地区
事例3: 宮城県岩沼市

3 見えてきた復興まちづくりの課題

(1) 東北のめざすべき復興の将来ビジョン
(2) 重視すべき視点
・地域ごとの複雑性に対する解
・広域・俯瞰とコミュニティレベルの両輪の重視
・まちを育てるロードマップ
・動きながら対応する柔軟性
・トライ&エラー、そして成功・創発をねらう

企画・制作:
公益財団法人ハイライフ研究所 / NPO 法人日本都市計画家協会

 

第1回レポート全文は以下のPDFでお読みいただけます。

 第1回 復興まちづくりの今 - 復興まちづくりの全体状況を俯瞰する

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