都市生活者意識調査(2011-2012年度)

ローデータの利用に関して

公益財団法人ハイライフ研究所(東京都中央区銀座1―8-14 銀座YOMIKOビル8階)では
2010年より「生活者意識調査(東京圏、大阪圏 男女16歳〜75歳・1800サンプル取り置き調査)」
を実施してきました。

本調査は、変わりゆく経済・社会・コミュニティ・家族環境において、都市生活者がどのような考えをもって行動をしているのか、今後どのようにしていきたいのかを把握するためのもので、「よりよい都市生活の実現」に向けてどのような課題認識をもっているのかを浮き彫りすることを視野において実施しています。

調査の企画においては、都市生活者の価値観や行動に大きく影響をもたらしていると考えられる以下の項目に留意し設計しました。
●産業社会の進展と都市生活
●経済変動と都市生活
●ICTの浸透と都市生活
●高齢化と都市生活
●コミュニティと都市生活
●持続可能な社会と都市生活
●災害と都市生活

本調査は、東日本大震災をはさんで2010年から毎年実施しています。今回調査も含め複数年単位での時系列推移の把握が可能となり、自治体、大学、研究所など各研究機関のみなさまにとっても活用が図りやすいデーターベースとして育ってきました。
当財団では各年度の調査データをもとに調査報告書として分析編とデータ編を作成し公表いたしておりますが、この度、これらの報告書に使用していないデータも含め、過去から現在までの複数年分のローデータを整備し、カスタマイズ可能なデータとして、皆様にご提供いたすことといたしました。(※ただし条件が伴います/後述)
研究者のみなさまには、大いにご活用いただき、都市生活者の意識に関する様々な課題の抽出、解決への切り口の発見などにお役に立ていただければ幸いです。

目次

1. 利用の資格と条件
2. 利用の手続
3. 申請書の書き方
4. データの提供と配送に伴う費用
5. 成果物とその報告の提出
 

1. 利用の資格と条件

公益財団法人ハイライフ研究所では、以下に所属する研究者・大学院生及び大学生・自治体等が公益に資する学術・研究等の目的に利用する場合に「都市生活者意識調査」のローデータを提供します。

1.大学

2.国公立研究機関・および自治体

3.公益法人等その他法人においても公益に資する学術研究・調査等をする法人
ただし、利用者には、下記の事項に従うことの誓約をお願いしています。

誓約事項

1.「都市生活者意識調査」のローデータ(以下、調査ローデータ)は、学術・研究等の目的にのみ利用します。

2.調査ローデータは、利用申請書(書類1)に署名した者または機関・法人だけが利用します。

3.調査ローデータを第三者には提供しません。

4.利用期間終了日までに、調査ローデータを公益財団法人ハイライフ研究所(以下、研究所)に返却し、調査ローデータのコピーを作成した場合は、そのコピーを消去・破棄します。

5.利用期間終了日までに調査ローデータの分析結果をまとめた報告書および研究成果を作成し、研究所に1部提出します。また調査ローデータの分析に基づいて成果物等を発表するときは、研究所から調査ローデータの提供を受けたことを記載し、発表した成果物等を研究所に1部提出します。

6.調査ローデータの利用により何らかの不利益を被ったとしても、研究所の責任は一切問いません。

 

2. 利用の手続

「都市生活者意識調査」のローデータは、下記の手順で利用できます。利用申請書を提出してから財団において使用に関する審査をするためデータが手元に届くまでには1~2週間を要しますので、研究計画を立てる際には注意してください。また、利用期間は原則として利用申請が承認された日から1年以内とします。

利用手続きおよび利用の流れ

1.『「都市生活者意識調査」のローデータ利用申請書類』(以下、申請書類)を研究所ホームページからダウンロードする。もしくは、研究所に申請書類を請求する。

2.必要事項を記入の上、研究所に郵送する(書類は折り曲げないこと。簡易書留とし、「ローデータ利用申請書類在中」と朱書のこと)。宅配便も可。

3.「都市生活者意識調査」での審査により利用申請が承認された場合、利用承認の通知、申請書の複写、調査ローデータを記録したCD-ROMおよび関連資料が送付される。

4.送付から1ヶ月以内に利用手数料(送料その他実費等)を振り込む。

5.利用期間終了日までに、提供された調査ローデータCD-ROMを研究所に返却し、調査個票データのコピーを作成した場合は、そのコピーを消去・破棄する。

 

3. 申請書の書き方

(1) 申請書類一覧

申請に必要な書類は下記のとおりです。誓約事項をよく読んだ上で申請を行ってください。            
*申請書類はここからダウンロードして下さい。

書類1「都市生活者意識調査」のローデータ利用申請書
書類2研究計画書
書類3身上書
書類4誓約書

(2) 申請書類の書き方

書類1 「都市生活者意識調査」のローデータ申請書
各欄は、次の点に注意して記入してください。

1.申請者氏名
共同で研究を行う場合は、代表者の方が署名してください。

2.共同研究者氏名
調査ローデータを申請者と共同で研究される方がいる場合は、その方の署名をお願いします。

3.その他の利用者氏名
申請者、共同研究者以外で調査ローデータにアクセスする方がいる場合は、その方の署名をお願いします。誓約事項に記されているように、申請書に署名された方だけが調査ローデータを使用できます。

4.研究題目
研究内容を特定するのに最も適切な題目を記入してください。

5.申請区分
初めて申請される方は「新規」にチェックして下さい。既に利用されたことがある方は、研究題目や身分に変更がなければ「延長継続」に、変更がある場合は「変更継続」にチェックして下さい。

6.利用希望データ
今後も毎年の調査データを新たに提供する予定です。

書類2 研究計画書
なるべく詳しく、具体的に書いてください。欄が足りないときは、別紙を添付してください。研究題目は、書類1に記載したものと同じものを記入してください。

書類3 身上書
書類1に記載されたすべての者(申請者、共同研究者、その他の利用者)について提出して下さい。

書類4 誓約書
書類1に記載されたすべての者(申請者、共同研究者、その他の利用者)について1人につき1枚ずつ提出して下さい。

(3) 誓約事項

書類4(誓約書)には誓約事項が記載されていますので、必ず確認してください。これらの誓約事項に違反された場合は、利用承認を取り消すとともに、必要な措置をとらせていただきます。

 

4. データの提供と配送に伴う費用

現在当研究所では、調査ローデータをExcel形式で提供しています。調査ローデータは、CD-ROMに収録して郵送します。
調査ローデータの送付に伴う、配送手数料(一律1,000円)ならびに配送料、必要に応じて実費をご負担いただきます。

 

5. 成果物とその報告の提出

(1) 成果物

「成果物」とは、調査ローデータを分析したものをさします。調査ローデータの利用者は、成果物を作成して、利用期間終了日までに公益財団法人ハイライフ研究所(以下「研究所」)に1部提出してください。使用言語は原則として日本語または英語とし、分量は日本語の場合4,000字(図表は1点400字換算、10点以内)以上、英語の場合2,000語以上を目安とします。提出する際には、所定の用紙(「(3)提出時に添付する書類」を参照)を添付してください。
成果物は、学術雑誌等に発表した論文、または発表する予定の論文で代えることもできます。 なお、報告書の内容が未発表の論文の場合は、公益財団法人ハイライフ研究所が発行する『機関紙ハイライフ研究』への投稿論文としても受け付けます。

(2) 提出時に添付する書類

研究成果を報告・提出する際には、所定の用紙(「都市生活者意識調査」ローデータ利用報告フォーム)を必ず添付してください。提出物が複数ある場合は、用紙をコピーして個々の提出物に1枚ずつ添付するようにしてください。用紙は、以下のリンクよりダウンロードできます(現在リンクからダウンロードできるものが最新版です)。



PDFファイル形式
「都市生活者意識調査」のローデータ利用書類一式

Excelファイル形式
①ローデータ利用書類(申請書)
②ローデータ利用書類(計画書)
③ローデータ利用書類(身上書)
④ローデータ利用書類(誓約書)

ご意見・ご感想がございましたら、
お問い合わせページまたはinfo@hilife.or.jpよりお知らせください。
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