ハイライフ研究所メールマガジン 第3号

2008年7月25日配信  発行責任 財団法人ハイライフ研究所 事務局

ガソリン価格が高い。WTI原油先物価格が7月だけで20ドル以上(147ドル~125ドル)の乱高下。我々の生活はどうなるのか…

小、中、高校は夏休みが始まったところが多いだろう。夏休みを利用して、国内外の観光地や避暑地へ出かける方も多いと思う。しかしどこへ行くにも、最近の原油高・資源高の影響で、消費者物価が上昇している。

夏休みの交通手段の主役であるクルマ用のガソリン価格が値上がりしているが、世界各国の水準と比べて、日本のガソリンの値段はどの程度なのか。

Wikipediaで世界のガソリン価格を調べてみた。あくまで参考データであるが…。

レギュラーガソリン1リットル 世界の値段
(米ドル1USD=107円で計算し、1リットルの値段を円で表記する)

オセアニア 
オーストラリア(162.6円)、ニュージーランド(173.3円)

アジア   
中国(86.2円)、香港(235.4円)、インド(145.5円)、インドネシア(69.55円)、日本(180円~176円)、マレーシア(89.9円)、北朝鮮(75.9円)、シンガポール(194.7円)、韓国(208.6円)、タイ(129.4円)、台湾(112.3円)、べトナム(92円)、フィリピン(130.5円)、パキスタン(113.4円)、スリランカ(153円)、ブルネイ(41.73円)

EU&その他 
ベルギー(265.3円)、デンマーク(263.2円)、フィンランド(251.4円)、フランス(227.9円)、ドイツ(260円)、イギリス(249.3円)、ギリシャ(208.6円)、ハンガリー(212.4円)、アイスランド(240.7円)、アイルランド(227.9円)、イタリア(248.3円)、モナコ(235.4円)、オランダ(285.6円)、ノルウェー(292.1円)、ポルトガル(258.9円)、ポーランド(220.4円)、ロシア(112.2円)、ウクライナ(142.3円)、スイス(201.1円)、スウェーデン(246.1円)、スペイン(228.9円)、スロベニア(200円)、トルコ(286.7円)、エストニア(191.5円)、モルドバ(132.6円)、ルーマニア(197.9円)

北南中米 
USA(116.6円)、ブラジル(170.1円)、チリ(135.8円)、コロンビア(114.4円)、ドミニカ(161.5円)、ガテマラ(208.6円)、メキシコ(66.34円)、ペルー(172.1円)、ウルグアイ(171.1円)

中東    
イスラエル(227.3円)、クエート(22.4円)、カタール(23.5円)、サウジアラビア(12.84円)、UAE(39.5円)

アフリカ  
エジプト(34.2円)、 ナイジェリア(10.7円)、南アフリカ(131.6円)、トリニダートトバコ(51.36円)

(産油国と輸入国で価格が異なるのは当たり前で、様々な税金が課せられたり、国策で正規の価格に補助金を出して安く流通させている国もある。)

上記のデータは世界各国の情報源から最新のガソリン価格を抽出してまとめているようだが、今回、編集者はドルを円貨に置き換える為替計算をしたため、実際の価値を表しているかどうかには問題がある。(ユーロ対ドル、ランド対ドル、ユーロ・元対米ドル・ユーロ等、それぞれのEXとGDP、インフレ率・購買力・所得などを加味していない。)

単純に円建てでガソリン価格を比べると、日本よりイギリス、フランス、オランダ、ノルウエー、トルコなどのガソリンの高さが目立ち、日本もそれに比べれば少しはましという気持にもなりそうだ。

しかし、2008年6月にノルウェーの調査機関Urbanet Analyseが発表したデータによると、各国のガソリン価格を購買力平価で比較した結果、世界でガソリン価格が最も安かったのはオーストリアで、以下、ノルウェー、アイルランド、デンマークの順に続くという。特に各国通貨に直し組み替えた上で対円にEXすると、ポーランドでは25デンマーククローネ(約548円)であったのに対して、デンマークでは11,49デンマーク・クローネ(約252円)だったという事例が報告されている。

購買力平価という、所得と物価の相関がポイントであろう。Wikipediaのデータを読者ご自身もぜひ分析していただきたい。先週のWTI高値は147ドル(1バレル)、今週は134ドル(1バレル)。さあ来週はどれだけ価格が下がるかお楽しみ。
参考:http://en.wikipedia.org/wiki/Gasoline_usage_and_pricing


<今号の内容>

1. 伝説のマーケッター立澤芳男の<新・新世代レポート>vol.2「いまどきの主婦」
2. 将来をまたずに将来をつくるサステナビリティを先に進めていくスウェーデンの自治体
3. こんなハイライフあんなハイライフ
4. 「世代間交流の活性化による新たなコミュニティ形成に関する研究」
5. 新着イベント・セミナー情報 「ドイツの環境クオリティーシティの実際」 [京都 8/1]


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中国の地下住居 ヤオトン

3. こんなハイライフあんなハイライフ

世界の居住「中国の地下住居ヤオトン」
山畑信博(東北芸術工科大学助教授)

世界中から様々なスタイルのハイライフを探します。今回は中国黄土地帯に広がる「地下住居 ヤオトン」に住む人々の生活を紹介します。

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/rf_windowsOS/02vol2/04_1/


世代間交流の活性化による新たなコミュニティ形成に関する研究

4. ハイライフ研究所の研究報告書より 
「世代間交流の活性化による新たなコミュニティ形成に関する研究」

世代間の過剰な摩擦とコミュニケーションのギャップ。「年金問題」を契機に、世代戦争ともいうべき関係性が生じているいま、世代間の交流にどのような変化が起きているのか。ハイライフ研究所の研究報告書(PDF形式)でご覧ください。

研究体制:
企画推進
長谷川文雄 東北芸術工科大学大学院長

研究協力:
檜槇 貢 作新学院大学教授
斎藤 裕美 多摩大学教授
山畑 信博 東北芸術工科大学助教授
小山田裕彦 シンク・コミュニケーション
財団法人ハイライフ研究所

(※上記の職名は研究当時のもの)

PDF形式の研究報告書は以下のURLよりご覧いただけます。
http://www.hilife.or.jp/pdf/cnt.php?url=20042


5. 新着イベント・セミナー情報

ハイライフ研究所より、おすすめのイベントやセミナーをご紹介します。

【京都】環境講演会「ドイツの環境クオリティーシティの実際」

講師:高松平蔵氏(ドイツ・エアランゲン在住ジャーナリスト)

エアランゲン市はドイツのバイエルン州の北部にある人口約10万人のまちです。ドイツの環境首都コンテストで環境首都となったまちですが、医療都市としてのビジョンを掲げ充実したまちづくりを実践しています。

また、開かれたまちエアランゲンには約140カ国の人々が住んでいるともいわれています。
このまちの姿をとおして『エコライフ~ドイツと日本どう違う』(化学同人)および『ドイツの地方都市はなぜ元気なのか』(学芸出版社)の著者であるドイツ在住の高松平蔵さんに、ドイツの環境クオリティシティーについてお話をうかがいます。

日 時: 2008年8月1日(金) 13時30分~15時00分
会 場: 長岡京市中央生涯学習センター
      (JR長岡京駅前・バンビオ1番館)4F 学習室1
参加費: 無料 
定 員: 40名(先着順)
主 催: 京都府グリーンベンチャー研究交流会(GVK)
共 催: NPO法人 環境カウンセラーズ京都
      京都グリーン購入ネットワーク
      NPO法人 環境市民

【お申し込み】
*下記のメールアドレスかFAX番号へお名前、連絡先を明記し
「環境講演会参加希望」と書いてお申し込みください。
なお、定員に達していない場合は当日参加も可能です。

京都府グリーンベンチャー研究交流会(GVK)
〒615‐8165 京都市西京区樫原盆山15-1 リーファーストビル 3F
TEL:075-391-0611
FAX:075-391-0603
e-mail:office@rmicon.co.jp
http://www.kyoto-one.ad.jp/gvk


編集後記

洞爺湖サミットが終了し2週間がすぎた。心配されていたテロや大きな混乱もなく閉幕し、開催関係者や警備をされた警察関係の方々はほっとされているのではないだろうか。
その成果に関しては特別大きな失敗も前進も見当たらなかったために、やや厳しい批判とささやかな賞賛がマスコミ等で取り上げられていた。
そんな折、フランスのサルコジ大統領がサミットの終わった翌々日にかねてから構想していた「地中海連合」創設の提唱をした。
その設立趣旨はヨーロッパ、北アフリカ、中東の間での「架け橋」を築くこととか。サルコジ大統領の呼びかけに応じて会議に参加した国々は、すべてのEU加盟国と地中海沿岸諸国(合計43カ国)であった。
サルコジ大統領自身、洞爺湖サミットのために来日しながらも最後までは滞在せずに素早く帰国し、その翌日にはEU議長国の議長である立場を前面に出して、EUを基軸にアフリカ・中東を巻き込む新たな枠組みの創設に動く敏腕さをみせた。
その中でもイスラエルとシリアを同時に会議に招聘した実力は政治的には非常に大きなことらしい。アメリカに代わり中東和平も視野に入っているに違いない。

他方、洞爺湖サミットの直前に、ウォールストリートジャーナルの経済面に、フジテレビのドラマ「チェンジ」で首相を演じている木村拓也と、わが国の首相が並んで掲載されたらしい。記事の内容は詳しくは知らないが、福田首相には頑張っていただきたいと思う。


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