地方自治

スウェーデンの地方政治

■スウェーデンの地方政治

地元のことは地元が決める

地方自治とは、中央政府、国が持っている権限の一部を地方にまかせるという意味です。

スウェーデンでは憲法に相当する法律のなかで、「国は地方政府の邪魔をしてはならない」と記されています。

地方自治とは実際どういうことなのか、どうすれば地方自治が本来の力を発揮できるのか? スウェーデンの事例をみていくことにいたしましょう。

◆地方自治がなぜ大切なのか
◆地方自治の財源
◆21の県と290の市
◆県の役割=医療と保健
◆市の役割=教育と福祉

講師:須永昌博 一般社団法人スウェーデン社会研究所 所長
映像制作:公益財団法人ハイライフ研究所

スウェーデンの国家財政と税制<2>

スウェーデンの国家財政と税制<2>

■スウェーデンの国家財政と税制<2>

国家予算から国のかたちが見える
スウェーデンの国家予算のなかで、教育予算は大きな位置を占めています。スウェーデンでは、GNPの6%に相当するお金を教育に使っています。教育が国の基本だと考えているからです。教育は産業の基本であり、産業によって生み出される税金で国家が運営されます。
教育がなければ産業は育ちません。雇用を生み出し、国際競争力を高める基盤として、スウェーデンでは教育に大きなお金を投じています。

◆社会保障の財源
◆国家財政
◆歳入の90%は税収
◆公共部門の支出
◆スウェーデンの国家予算の特徴

講師:須永昌博 一般社団法人スウェーデン社会研究所 所長
映像制作:公益財団法人ハイライフ研究所

スウェーデンの国家財政と税制

スウェーデンの国家財政と税制

■スウェーデンの国家財政と税制

今回はスウェーデンの国家としてのお金の問題がテーマです。そして国家財政の中身は税金です。税金がなければ国も社会も成り立ちません。スウェーデンは税金を中心に国を運営しています。また国民もそれを納得しています。こうした点は、日本とは様子がかなり違っているかもしれません。それはどうしてなのでしょうか? 今回はお金の面からスウェーデンの民主社会についてみていくことにいたしましょう。

◆スウェーデンの国家予算計画の内容
・完全雇用の重視
・若年労働者の雇用推進予算
・移民児童への教育費拡充
・国家負債総額はGDPの40%
・人材育成のため教師の質を高める
・バイオ燃料の利用促進

◆スウェーデンの勤労所得税率
◆スウェーデンの経済成長率
◆スウェーデンの税制の特徴
◆スウェーデンの税制の仕組み

講師:須永昌博 一般社団法人スウェーデン社会研究所 所長
映像制作:公益財団法人ハイライフ研究所

スウェーデン社会入門

スウェーデン社会入門

須永所長メッセージ

美しい自然に恵まれた北欧の国・スウェーデンを知るための入門講義。

講師は、40年以上にわたりスウェーデン社会に関わってきた、須永昌博スウェーデン社会研究所所長。
スウェーデン社会の本質をわかりやすく解説します。

講師:須永昌博 一般社団法人スウェーデン社会研究所 所長

映像制作:公益財団法人ハイライフ研究所

スウェーデンの労働組合

スウェーデンの労働組合

■スウェーデンの労働組合

人権に基づく民主的な社会はどのように実現されるのでしょうか。

スウェーデンでは民主的な社会を形づくるための重要な要素として労働組合が重視されています。

スウェーデンの労働組合は職業別の労働組合です。会社は違っていても、同じ仕事をしていれば同じ労働組合に所属します。スウェーデンの労働人口のうち約70%以上が労働組合に所属しています。労働組合は働く人の人権を守る重要なツールです。

労働者の意見が代弁され、国会にも反映されるために、スウェーデンの労働組合はどのように機能しているのでしょうか。一緒にみてまいりましょう。

講師:須永昌博 一般社団法人スウェーデン社会研究所 所長
映像制作:公益財団法人ハイライフ研究所