財団法人ハイライフ研究所メールマガジン

ハイライフ研究所メールマガジン 第124号

2013年8月14日配信  発行責任 公益財団法人ハイライフ研究所 事務局


<今号の内容>

1.【新企画】WEBセミナー「東京郊外居住の憂鬱」|セミナー主旨
2.【新企画】WEBセミナー「東京郊外居住の憂鬱」|第1回「郊外居住の憂鬱」
3.【研究報告】都市生活者意識調査2012年|分析編&データ編
4.【連載】アジアのライフスタイル新潮流|ホーチミン第3回
5.スウェーデンに学ぶ、日本の再構築|現地インタビュー 連載のおしらせ


 

1.【新企画】WEBセミナー「東京郊外居住の憂鬱」|セミナー主旨

【新企画】WEBセミナー「東京郊外居住の憂鬱」|セミナー主旨

セミナー主旨
全国の多くの都市が超高齢化と少子化を伴いながら、人口減少の時代に入りました。大都市東京もあと2~3年で人口がピークを迎えます。

一方、住宅ストックの加齢化(=老朽化)と空家の積み上がりが刻一刻と進行しています。20年に及ぶデフレ経済は、住宅の資産価値の維持をも困難にさせてきています。経済成長に手ごたえが感じられないなかで、都市居住の変容の圧力が増していくことで、都市居住者の悩みも深くなっていくものと思われます。

公益財団法人ハイライフ研究所は、「持続可能な都市居住の実現に向けた知見の獲得、そしてと社会との共有」をモットーに活動してきており、設立20年を迎えております。当財団は「都市居住の新陳代謝の時代の到来」を認識し、昨年度(2012年度)は「シングル都市東京の行方」について調査・研究を行いました。

今年度は郊外部に視点を移し、高齢化と加齢化のなかでささやかれる「東京の郊外居住の憂鬱」をテーマに調査・研究していくことにしております。

その調査・研究の第一弾としまして、郊外居住研究に造詣の深い研究者の方々に講師となっていただき、「悩ましさを増す郊外居住の動向」と「持続可能な郊外居住実現の知恵」について、映像によるセミナーをシリーズで開催することといたしました。ぜひご期待ください。

■「東京郊外居住の憂鬱」シリーズ・セミナー

第1回 「郊外居住の憂鬱」若林幹夫(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
第2回 「東京圏郊外の過去、現在、未来」藤井多希子(慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問))
第3回 「受難の郊外団地、求められる団地の活性化方策(仮)」江川直樹(関西大学環境都市工学科建築学科教授)
第4回 「高齢者の居場所と出番の事例研究、サービス付き高齢者住宅の新たな展開(仮)」和田雄志(公益財団法人未来工学研究所理事)
以降、 未定..

制作・配信
公益財団法人ハイライフ研究所

 


2.【新企画】WEBセミナー「東京郊外居住の憂鬱」|第1回「郊外居住の憂鬱」

【新企画】WEBセミナー「東京郊外居住の憂鬱」|第1回「郊外居住の憂鬱」

都市に従属する住宅地である郊外は、日本の高度成長時代を第一次郊外化、バブル時代を第二次郊外化によって都市近郊に分厚い層を形成してきました。

その土地の歴史と伝統の文脈と分断されて宅地造成され、住宅建築がなされた土地に、故郷から切り離された都市流入住民たちが、時代の流れの中で新たな祝祭を希求してきた郊外居住の姿を、社会学的に紐解いていきます。

今後郊外は、高齢化、子世代の流出、団塊世代リタイヤメント等で第三の郊外の時代を迎えようとしております。

郊外が「憂鬱」を抱えやすい構造を歴史・風土を交えて解説していただきます。当シリーズの巻頭を飾るセミナーです。


■「東京郊外居住の憂鬱」シリーズ・セミナー
第1回 「郊外居住の憂鬱」
若林幹夫(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)

第1部
・郊外居住の憂鬱?
・郊外とは何だったのか?
動画:http://youtu.be/nRoCVZSLVdw

第2部
・祝祭としての郊外化
・郊外の現在
動画:http://youtu.be/rJaagopwY_k

ホームページ:http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=8568


講師プロフィール
若林 幹夫(わかばやし みきお)/ 早稲田大学教育・総合科学学術院教授
1962年東京生まれ。東京大学教養学部相関社会科学分科卒業、同大学大学院社会学研究科博士課程中退、博士(社会学)、専門は社会学、都市論、メディア論、著書に『郊外の社会学』『都市のアレゴリー』『未来都市は今』『地図の想像力』『漱石のリアル』『〈時と場〉の変容――「サイバー都市」は存在するか?』『東京スタディーズ』(共編著)ほか


制作・配信
公益財団法人ハイライフ研究所

 


3.【研究報告】都市生活者意識調査2012年|分析編&データ編

都市生活者意識調査2012年

2012年調査の視点

「都市生活者意識調査」は、変わりゆく経済・社会、コミュニティ、家族環境にあって、都市生活者がどのような考えをもち行動しているのか、今後どのようにしていきたいのかを把握するためのものである。

本調査はさらに、「よりよい都市生活の実現」に向けてどのような課題認識をもっているのかを浮き彫りにすることも視野においている。

都市生活者を取り巻く環境要因は大きく3つあると思われる。

一つは経済的な要因である。景気の低迷により、収入が伸び悩み、依然として雇用不安が続いている。海外との関係に目を向けると経済のグローバル化や日本企業の海外進出が進む一方で、領有権を巡る隣国との対立も生じている。グローバル化する市場経済下で、先行きも不透明な状況が続いている。

二つ目は、社会構造の変化である。少子高齢化や単身世帯の増加は、個人化・孤立化とともにこれまでの家族像の変化につながっている。少子化の要因は経済的なものだけではないだろう。家族像の変化は、共働き世帯の増加により”イクメン”などの新たなライフスタイルを生み出しつつあるが、時間的制約により消極的な選択になっている可能性もある。

三つ目は、東日本大震災を契機とした意識の変化である。安全に対する意識やエネルギーへの関心が高まっている。

2012年の調査の企画は、これらの環境要因に対して、都市生活者の意識がどのように変化し、行動に表れているかを明らかにすることとした。

ホームページ:http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=7194

 

都市生活者意識調査2012年|分析編

PDF 分析編

◆目次
第1章 本研究の目的
第2章 都市生活者の生活意識と消費
1.経済環境の影響が大きい生活実感
2.堅実な消費行動と不満
3.続く厳しい家計収支
第3章 都市生活者のワークライフ・バランスと家庭生活
1.ワークライフ・バランス
2.家庭生活の実態
3.都市生活者と老後
第4章 都市生活者とコミュニティ
1.年代で異なる人づきあいとコミュニティ意識
2.地域コミュニティに対する意識と実態
第5章 都市生活者の社会意識
1.社会に対する不満の大きさ
2.環境意識の高まりと再生可能エネルギーへの期待
第6章 都市生活者の価値観と情報行動
1.都市生活者の価値観
2.情報行動
第7章 まとめ
1.都市生活者の生活意識
2.ライフステージ別生活意識
3.都市生活者の理解と今後の都市生活研究の方向性
都市生活者意識調査2012年|データ編

 

PDF データ編

◆内容
Ⅰ.調査要領
Ⅱ.標本構成
Ⅲ.調査結果の概要
1.都市生活者の生活全般における意識・実態
2.都市生活者の生活分野別意識・実態
3.都市生活者のコミュニティ意識と実態
4.都市生活者と老後
5.都市生活者の社会意識と実態
6.都市生活者の収入・資産
7.都市生活者の価値観等
Ⅳ.ライフステージ別にみた都市生活者
Ⅴ.前年までの結果との比較
(付)アンケート票

 

◆研究体制
調査研究機関:公益財団法人ハイライフ研究所
調査研究幹事:高津伸司 公益財団法人ハイライフ研究所代表理事
調査実施担当:株式会社行動科学研究所
調査研究担当:
広井良典 千葉大学教授
立澤芳男 マーケットプレイスオフィス代表
丹野俊明 株式会社行動科学研究所代表
水嶋 敦 自由学園最高学部非常勤講師
高津春樹 公益財団法人ハイライフ研究所専務理事
萩原宏人 公益財団法人ハイライフ研究所事務局長
上野昭彦 公益財団法人ハイライフ研究所主任研究員

 


4.日本アジア共同研究プロジェクト
取材レポート「アジアの都市ライフスタイル新潮流」
Japan-AsiaCollaborativeResearchProject
Studyreport"TheNewTrendsinAsianUrbanLifestyle"
Dự án hợp tác nghiên cứu Châu Á-Nhật Bản Báo cáo nghiên cứu “Trào lưu mới trong đời sống đô thị Châu Á”

「ホーチミンの都市ライフスタイル新潮流」(連載4回)
“The New Trends in Urban Lifestyle in Ho Chi Minh (serial in 4 parts)
“Trào lưu mới trong đời sống đô thị ở Thành phố Hồ Chí Minh” (gồm4 phần)


第3回「拡大する都市化に対応するインフラ整備と流通動向」
Part 3 Distribution Trends and Development of Infrastructure to Deal With Expanding Urbanization.
Phần 3: Cở sở hạ tầng và lưu thông hàng hóa đáp ứng quá trình đô thị hóa mạnh mẽ

DO My Hien
主執筆者 DO My Hien (ドミーヒエン)
名古屋大学大学院国際開発研究科博士後期在学中
前貿易大学ホーチミン市分校講師
Ph.D student at Nagoya University, Graduate School of International Development
Lecturer at Foreign Trade University, Ho Chi Minh City
Hiện nay, là nghiên cứu sinh tiến sỹ, Đại học Nagoya
Trước đây, là giảng viên trường Đại học Ngoại thương, Tp Hồ Chí Minh

NGUYEN THI BICH THUY
主執筆者 NGUYEN THI BICH THUY (グェン チイ ビク トゥイ)
日本語学校等事業経営、ハノイ貿易大学ホーチミン市分校講師
前貿易大学ホーチミン市分校講師
Hanoi Foreign Trade University, Ho Chi Minh City,
Japanese lecturer
Field of Business: 2009 Founded Lapis School of Japanese
2010 Founded Aqua Palace Wedding & Event Hall


■概要
ベトナムは、ドイモイ以降、外資系企業の進出により、ホーチミン市やハノイ市などの都市部へ人口が流入し、都市化が進行した。しかし急速な都市化であったために、公共交通などの都市インフラ整備が、実態に追いつかず過剰都市化現象が発生。生活は確実に豊になっているものの、都市問題はさらに悪化している。

ホーチミン市などでは、現在、モータリーゼーション前夜の状況である。既に、市内はバイク渋滞が問題になっているが、道路や地下鉄などの公共交通インフラの整備は、遅れに遅れている。この状態でモータリーゼーションが始まると、市内は大渋滞が頻発し、都市機能は麻痺をする恐れがある。

ベトナムでは、土地は基本的に国家所有であるが、使用権取引は認められているので、本来であれば、市場原理に従い使用権の売買が進み都市開発は進む。しかし特有の事情から土地や建物の権利関係が複雑で、また土地取引にも不透明さがあり、資本主義国以上に土地の収用は困難を極めているのが現状。これが公共インフラの建設には極めて時間がかかる理由であり、ベトナムの都市基盤整備や再開発の大きな制約条件になっている。

今回は、この様な現状を踏まえ、現在のホーチミン市の都市インフラの現状、そして市民のライフスタイルに大きな影響を与えている流通動向や住宅動向について報告する。

 

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=109

 


5.スウェーデンに学ぶ、日本の再構築|現地インタビュー 連載のおしらせ

スウェーデンに学ぶ、日本の再構築|現地インタビュー

現地インタビュー|連載のおしらせ
北欧の元気な国・スウェーデンから日本再生のヒントを学ぼう。

研究プロジェクト「スウェーデンに学ぶ、日本の再構築」では、この秋から、現地インタビューを中心にした新番組を配信してまいります。

番組のテーマは4つに絞りました。「少子化」「雇用」「政治参加」「移民」。

いずれも日本の社会が現在直面しているもの、あるいは今後避けることのできないテーマです。

 

■テーマ1. スウェーデンにおける少子化対策、試行錯誤の歩み
スウェーデンにおける少子化対策、試行錯誤の歩み
日本の少子化対策はなかなか成果がだせずに苦しんでいます。しかしスウェーデンでもかつて同じ悩みを抱えていました。どんな失敗があったのか、うまくいった政策は何だったのか。ストックホルム大学の専門家にスウェーデンにおける少子化対策、その試行錯誤の歩みをお聞きします。

 

■テーマ2. スウェーデンの若者はなぜ政治参加の意識が高いのか
スウェーデンの若者はなぜ政治参加の意識が高いのか
日本の投票率は低迷しています。なかでも20代の若者の投票率の低さが深刻です。一方、スウェーデンの若者層(18歳~29歳)の投票率は75%前後を推移する高水準。この違いはどこからくるのでしょうか。スウェーデンの若者はなぜ政治への参加意識が高いのか。スウェーデンの若者に訊きます。

 

■テーマ3. スウェーデンにおける移民の暮らし
インターネットによるとスウェーデン南部の都市・マルメは、スウェーデン政府の寛容な移民政策の犠牲となって、街のいたるところに外国人の悪漢がたむろし、犯罪の絶えない恐ろしい場所になっているはずでした。しかし、実際にきてみるとたいへん居心地の良い快適な街です。ところが、「それは市の中心部のこと。移民が集まって暮らしている<ローゼンガード地区>に行ってください。そこでは違う風景が見られますよ」との情報。さっそく市営バスに乗り込みました。

ローゼンガードでボクシングジムを運営しているダラスさん
移民の町・ローゼンガードでボクシングジムを運営しているダラスさん(写真右)。ボクシングの指導を通じて「荒れる若者たち」の爆発しそうなエネルギーをできるかぎり前向きに変えようと努力されています。

イスラム教徒のためにスカンジナビア半島で初めてのモスクを建設したベシロフさん
ローゼンガード地区のイスラム教徒のためにスカンジナビア半島で初めてのモスクを建設したベシロフさん。礼拝堂への放火事件なども経験しながら、移民家族の子どもたちのための小学校を運営しています。

 

■テーマ4.スウェーデンにおける障害者のための雇用創出
スウェーデンにおける障害者のための雇用創出
雇用にかかわる問題では、とくに障害者の雇用に注目します。スウェーデンのSAMHALL社は2万人の障害者に雇用の機会を創り出している組織です。生活補助に頼りがちな障害者から、自立し、自ら給与を得て税金を納める納税者へ。SAMHALL社はその高い理念とすぐれたマネジメント戦略で知られていますが、実際に障害をもつ従業員のひとたちが働いている現場はどんな感じなのでしょうか。ストックホルム南部のTumba地区にある、SAMHALL社経営のクリーニング工場を訪ねました。

 

現地インタビュー「スウェーデンに学ぶ、日本の再構築」は、2013年10月より配信開始の予定です。

続きを読む→http://www.hilife.or.jp/sweden/?p=635

 

取材・撮影:熊倉次郎(リベラルアーツ総合研究所代表)
制作統括:萩原宏人(公益財団法人ハイライフ研究所事務局長)
制作協力:須永昌博(スウェーデン社会研究所所長)
配信:公益財団法人ハイライフ研究所

 


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