財団法人ハイライフ研究所メールマガジン

ハイライフ研究所メールマガジン 第114号

2013年3月13日配信  発行責任 公益財団法人ハイライフ研究所 事務局


<今号の内容>

1.セミナー報告|第23回 ハイライフセミナー 「シェア-シングル化が進める都市の新しいスタイル-」
2.ニューヨーク最新都市事情|第7回 まとめ|マンハッタンが示す将来の都市の方向性
3.アジアの都市ライフスタイル新潮流|「台湾の都市ライフスタイル新潮流」|第3回 「大中華圏をポジティブに生き抜く台北ライフスタイル」
4.告知|第24回ハイライフセミナー「復興って何だ?」(3/16・渋谷)
5.告知|トマス・アクィナス『神学大全』全巻完訳記念番組 ライブ配信のおしらせ(3/20)
6.告知|「雪調」 に学ぶ講座(3/16・新庄)


 

1.セミナー報告|第23回 ハイライフセミナー 「シェア-シングル化が進める都市の新しいスタイル-」

第一部 プレゼンテーション

◆開催趣旨

成熟社会を迎えた首都圏では、高齢化・少子化の一方で、世帯の構成および居住の形態に大きな変化が進行中であり、この変化は中長期的なトレンドとなっている。年齢層を問わず、シングルが増えているのだ。若者もそうだが、ミドル層、そしてシニア層もシングルでいる割合が増えている。そのようなトレンドが、人の住まい方に大きな変化をもたらしているのである。本セミナーでは、そのような状況が影響をもたらしたことによって、現在進行形で展開している首都圏における新しい人々の住まい方を検討する。特に、最近、マスコミや不動産業界で脚光を浴びている「シェアハウス」に関して、掘り下げていきたいと考えている。そして、その背景となる社会経済変化を、マーケティング、そして有識者に分析してもらい、首都圏の住まい方にどのような変化が起きているのかを皆様に考える機会を提供したいと考える。

第23回 ハイライフセミナー 「シェア-シングル化が進める都市の新しいスタイル-」

◆主催者挨拶
高津 伸司 公益財団法人ハイライフ研究所 副理事長

<プレゼンテーション>
◆なぜ今シェアなのか-シェアをとりまく社会環境
三浦展 / カルチャースタディーズ研究所代表

◆シェアハウスで暮らす-シェアの可能性
久保田裕之 / 大阪大学大学院人間科学研究科助教

◆首都圏シェアハウス事情-事業者ヒアリングから
榎本元 / 読売広告社・都市生活研究所


第23回 ハイライフセミナー 「シェア-シングル化が進める都市の新しいスタイル-」
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=7109

 


2.シャロン・ズーキン教授のニューヨーク最新都市事情

ニューヨーク・ウォッチャーとして世界的に知られる社会学者、シャロン・ズーキン(米国ブルックリン大学教授)。今回の連載シリーズではズーキン教授による解説をもとに、マンハッタンの最新都市事情をお伝えしています。

最終回の今回は、これまでのまとめ。ズーキン教授の解説のポイントであった、「新しい公共性」「都市のDNA / Authenticity」の意味を振り返りながら、服部圭郎 明治学院大学経済学部教授が本シリーズを総括します。

シャロン・ズーキン教授のニューヨーク最新都市事情

第7回 まとめ|マンハッタンが示す将来の都市の方向性

・これからの都市の方向性1「新しい公共性」
・これからの都市の方向性2「都市のDNA / Authenticity」
・日本の都市へ応用する視座


取材・構成:服部圭郎 明治学院大学経済学部教授
撮影・編集:熊倉次郎 リベラルアーツ総合研究所
制作統括:萩原宏人 公益財団法人ハイライフ研究所
制作・配信:公益財団法人ハイライフ研究所


シャロン・ズーキン教授のニューヨーク最新都市事情
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=108

 


3.日本アジア共同研究プロジェクト
取材レポート「アジアの都市ライフスタイル新潮流」
Japan-AsiaCollaborativeResearchProject
Studyreport"TheNewTrendsinAsianUrbanLifestyle"
日本亞洲共同研究計畫 「亞洲的城市生活型態新趨勢」調查報告

「台湾の都市ライフスタイル新潮流」(連載3回)
“The New Trends in Urban Lifestyle in Taiwan (serial in 3 parts)
「台灣的城市生活型態新趨勢」(連載3回)


第3回 「大中華圏をポジティブに生き抜く台北ライフスタイル」
Part 3 Taipei Lifestyle for Positive Survival in the Great Chinese Region
第3回 「在大中華圈中接受挑戰迎向未來的台北生活形態」

高 銘鴻
高 銘鴻 長庚大學助理教授(准教授)、博士
KAO, MING-HUNG、 Assistant Professor at Business School of Chang Gung University,Taiwan


■概要
台湾はIT大国である。台北には、高速無線LAN環境などが整備され、情報生活環境の利便性が向上している。そしてブランドも含めた生活者意識や行動がより豊かなものを求めるようになってきた。また台湾の産業は、これまでは相手方ブランド生産(OEM)が主であったが、競争環境の激化と供に利益率が激減。今後を見据え、より高い利益率が期待できる独自ブランド創りを行い、グローバル市場の中で、より高付加価値産業社会へと転換し始めている。その様な状況の中で、中国と日本のメンタリティが理解できる台湾は、将来のビジネス展開を睨んで、日本とのパートナーシップを求め新し価値を共創しようとしている。

台湾は、中間層が厚く、豊かで均質な社会を形成していたが、2000年以降、格差が急激に拡大し始めた。これは産業政策の偏りや、富裕層を優遇した減税措置などによる。その結果、中間層の中には、賃金の停滞と物価上昇により、貧困層に脱落し始めている人々も出始めている。しかし、台湾の人々は、過去の特異な歴史体験の中でも、逆境に立ち向かい、新しいことに取り組み、起業し、学歴取得を目指し、或いは海外へ活路を見出したりとポジティブに考えて行動する。

今回は、家族、友人、仕事仲間を大切にし、将来の幸せに向かってチャレンジするタイワニーズのライフスタイルについて報告する。



■Summary
Taiwan is an IT giant. Taipei has high-speed wireless LAN environment, which contributes to more convenient surrounding for information life. At the same time, the consumers’ behavior and consciousness of brands have started to ask for richer objects. As for the Taiwan industries, they have mainly been engaged in OEM production, but the profit rate has dropped sharply as the competition intensified. For the future, they create original brands with higher profit rate and start to convert to higher-value added industry in this globalizing market. In such circumstances, Taiwan and its people, who understand both Chinese and Japanese mentalities, are seeking partnership and creation of new value with Japan for future business.

Although Taiwan has formed a rich and homogenous society with a large middle class, the gap started to widen drastically after 2000. This problem was caused by biased industrial policies and tax breaks in favor of the wealthy class. Consequently, such middle class people have begun to appear who dropped out to the poverty group. However, through the unusual history, the Taiwanese people have thought and behaved positively, as they stood against adversities, tackled unknown challenges, ventured into new business, studied for higher education, or found a way of survival overseas.

This part reports the lifestyle of such Taiwanese people who treasure their family, friends and co-workers, and try for future happiness.



■摘要
台灣是一個IT強國。在台北,隨著高速無線網路的建置,生活中所需的網路資訊服務,其便利性也不斷地提升。因此,無論在意識上與行動上對於生活的要求,包括對品牌的要求,都進入到追求更富足與多樣化的新階段。另一方面,到目前為止以知名品牌的原廠委託製造代工(OEM)為主業的台灣企業,卻在競爭激烈的環境之下面臨利潤銳減的困境。可以預期的是,未來台灣企業將轉型為經營具有相對高毛利率的自有品牌;並在全球市場中,台灣也將轉型為一個以高附加值產業為主的社會。能夠同時理解中國與日本想法的台灣,將在這樣的背景之下,以事業發展為目的,與日本建立合作夥伴關係來共同創造新價值。
此外,台灣過去雖然是個中產階級為數龐大、生活優裕且均富的社會,但是從2000年開始,社會階層之間的差距卻急速擴大。在失衡的產業政策以及優待富人的減稅措施等背景之下,加上薪資成長停滯以及物價高漲的衝擊,中產階級之中開始有一部份人的生活落入了貧窮的水準。所幸曾經在特殊歷史中熬過來的台灣人,即使身處逆境依然會採取正面思考的態度,透過創業、取得學歷、到海外尋找機會等行動,努力創造著新契機。 本輯的調查報告,將介紹珍惜家人、朋友與同事情誼的台灣人,以及他們接受挑戰、迎向幸福未來的生活型態。

本輯的調查報告,將介紹發展擴大中的台北市,以及台灣人充滿活力的生活型態與消費。


詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=109

 


4.第24回ハイライフセミナー開催のお知らせ (3/16・渋谷)

第24回 ハイライフセミナー

第24回 ハイライフセミナー
「復興って何だ?」

あの日から二年。3月11日に起きた東日本大震災を振り返る時、「もう二年」と感じるか、「まだ二年」と感じるか、人によって大きく異なると思います。けれど、日々のメディアからの情報量は減る中で、ともすると「時間が経過すること」で「復興が進んでいく」かのような錯覚を誰もが抱いてしまうのではないでしょうか。そもそも、「復興とは何か?」と問われたら、何と答えますか。

そこで本セミナーでは、「復興のモノサシ(指標)」について、2つの災害の調査事例から改めて考えてみたいと思います。1つ目は、東日本大震災を二年間かけて定点観測してきた『復旧・復興インデックス』(NIRA)の最新調査から、「データが語る被災3県の現状と課題」を考えます。2つ目は阪神・淡路大震災を事例に、「被災者自身が何をもって復興を実感していったのか」を紐解いた世界的にも稀な『生活復興調査』についてご紹介します。

「復興って何だ?」。このシンプルな問いを考えることは、被災地に想いを馳せる意味となるのはもちろんのこと、東京においても首都直下型地震がささかやかれている中で、都市生活における「安心とは何か?」「暮らしとは何か?」を問い直す機会になると思っています。


■プログラム
第1部 プレゼンテーション
「復興」を考える
・伊藤剛(ASOBOT inc. 代表取締役/シブヤ大学 理事)

「データが語る被災3県の現状と課題」―東日本大震災復旧・復興インデックス―
・斉藤徹史(公益財団法人総合研究開発機構 主任研究員)

「被災者による復興のモノサシ」―阪神・淡路大震災 生活復興調査―
・立木茂雄(同志社大学社会学部 教授)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・休憩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第2部 トークセッション
・コーディネーター:伊藤剛  スピーカー:斉藤徹史/立木茂雄


■講演者プロフィール
伊藤 剛(いとう たけし):ASOBOT inc. 代表取締役/シブヤ大学 理事
明治大学法学部卒。2001年にクリエイティブ会社『ASOBOT inc.』を設立。「伝えたいコトを伝わるカタチに」をコンセプトに、さまざまなコミュニケーション分野の企画制作を行う。 また、東京外国語大学・大学院総合国際学研究科『平和構築・紛争予防コース』で講師を務め、ボスニア・イラク・アフガニスタンなど紛争国からの留学生に向けて、コミュニケーションの視点から平和構築を考えるカリキュラム『PEACE COMMUNICATION』を担当するなど、研究者としての活動も行っている。( また、2012年度よりハイライフ研究所の特任研究員として「コミュニティ再生」をテーマに活動している。

斉藤 徹史(さいとう てつし):公益財団法人総合研究開発機構(NIRA) 主任研究員
北海道大学法学部卒。東北大学大学院法学研究科修了(修士)。国立大学財務・経営センター研究部などを経て、2010年より現職。専門は、行政法、公共調達、PPP(官民連携)政策。
著書として、本間正明監著『概説・市場化テスト』(共著)(NTT出版、2005年)。論文等として、「公共調達におけるトレードオフ」(共著)、『フィナンシャル・レビュー』104号(財務省財務総合政策研究所、2011年)、「公共調達、技術革新重視を」(共著)、『日本経済新聞』「経済教室」(2011年11月3日)、「民間委託と公務員の雇用」『都市問題』95巻6号(東京市政調査会、2004年)などがある。

立木 茂雄(たつき しげお):同志社大学社会学部 教授
関西学院大学社会学部卒。同社会学研究科修士課程修了後、カナダ政府給費留学生としてトロント大学大学院に留学。同博士課程修了。専門は、福祉防災学・家族研究・市民社会論。特に、大災害からの長期的な生活復興過程の解明や、災害時要援護者支援のあり方など、社会現象としての災害に対する防災学を研究している。
2005年度兵庫県功労者表彰(震災復興部門)。編著書に『ボランティアと市民社会(増補版)』。共著に『市民による防災まちづくり』、『阪神大震災の社会学』、『Imidas』(市民活動の章担当)などがある。


■開催概要
日時:2013年3月16日(土)15:00-18:00
会場:東急渋谷ヒカリエ8F イベントスペース『COURT』
東京都渋谷区渋谷2・21・1・8F
料金:無料(要事前申込み・定員100名)
主催:公益財団法人ハイライフ研究所
共催:特定非営利活動法人シブヤ大学
企画協力:ASOBOT inc.

■募集要項
ホームページにて詳細をお知らせしています。詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=7021

 


5.トマス・アクィナス『神学大全』全巻完訳記念番組 ライブ配信のおしらせ(3/20)

現代への挑戦の書『神学大全』 ―みんなのためのトマス・アクィナス―

現代への挑戦の書『神学大全』 ―みんなのためのトマス・アクィナス―

トマス・アクィナス『神学大全』全巻の邦訳事業が完成したことを記念する
特別フォーラムの模様をライブ配信いたします。

ライブ配信日時 : 2013年3月20日(祝)午前10時~午後6時
URL:http://www.ustream.tv/channel/morinaga-angel

講演:
稲垣良典 九州大学名誉教授
渡部昇一 上智大学名誉教授

ローマ法王庁図書館への贈呈式:
ヘルヴォイエ シュクルレッツ一等書記官

主催 一般財団法人森永エンゼル財団
共催 図書館総合展運営委員会/日本ビブリオフィル協会
協力 雄松堂書店/尚美学園大学尚美総合芸術センター

 


6.「雪調」 に学ぶ講座(3月30日土曜・新庄市)

■雪調の工芸指導と手仕事の現在

今年も3年つづきの大雪です。克雪技術が、進歩したとはいえ、まだまだ物理的、精神的な負担は大きなものがあります。今からおよそ80年ほど前に、雪国農山村(1道10県)の抱える困難な課題を解決する為に、設置された「雪調」(積雪地方農村経済調査所)。

当時のキーワードが、「政・官・学連携」、「学際的研究」、「住民協働」。どこかで聞いたようなフレーズです。1930年代―戦争への道を歩み、民主的な発想や自由への制約が次第に強まった時代―。このような取り組みは、世界に例がありませんでした。
そして瀕死の雪国農山村を更生(立て直し)するために、数多くの意欲的、実験的な試みがなされ、それは膨大な調査・研究資料として残されています。

今回は、その中の農村工業及び副業係の資料をとりあげ。数ある副業指導のなかで、藁加工や羊毛加工などの“工藝的側面”に光をあててみたいとおもいます。昨年、開催された「シャルロット・ペリアン展」は、“手しごと”の重要性を私たちに教えてくれました。この“手しごと”を次の世代につなげるヒントを頂きたいと思い本講座を企画しました。是非、ご参加下さい。

 

■開催日時:平成25年3月30日(土) PM1:30~9:00
■場所:新庄市「山屋セミナーハウス」(学習会、交流会、宿泊

■内容:

1.学習会(PM1:30~) ―講演―
講師:
結城 登美雄 氏(民族研究家)
久野 恵一 氏(手仕事フォーラム代表)

2.報告(PM3:10~)
ペリアン展のこと
真室川の手仕事
ホームスパンのこと

3.ディスカッション(PM4:30~6:00)
<休憩>
4.交流会(PM7:00~9:00)

■参加費:学習会(1,000円) 交流会(2,000円) 宿泊(1,500円)
■主催:ネットワーク農縁
■共催:ゆかいな勉強会・最上の元氣研究所

【申し込み】
ネットワーク農縁・佐藤まで。 http://bit.ly/XHbcS7
E-mail: kamuro1365@white.plala.or.jp
電話:090-4477-2013 FAX:0233-29-2085
※FAXもしくはE-mailで3月23日までにお願いします。

 


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