財団法人ハイライフ研究所メールマガジン

ハイライフ研究所メールマガジン 第113号

2013年2月27日配信  発行責任 公益財団法人ハイライフ研究所 事務局


<今号の内容>

1.2012年度都市生活者意識調査レポート|第4回 老若男女、「簡単・便利・安価」がキーワードの消費行動
2.スウェーデンに学ぶ、日本の再構築|スウェーデンの医療・介護
3.新シリーズ|「東北復興は、次世代型まちづくりの手本を示せるのか」
4.告知|第24回ハイライフセミナー「復興って何だ?」(3/16・渋谷)


 

1.2012年度都市生活者意識調査レポート

買物行動調査
第4回 老若男女、「簡単・便利・安価」がキーワードの消費行動

百貨店業界(6兆1453億円)、総合スーパー業界(12兆5340億円)、コンビニ業界(9兆264億円)といった日本の三大流通業界のここ数年の売上高は伸び悩んでいる。それに比べ、楽天などのインターネットショッピングは昨年12月単月の消費額は初めて1兆円という数字を出し、年間で10兆円を超える規模になりつつある。また小売業におけるネット販売も年間1兆円と大きく増加している。小売業のネット消費へのシフトは確実に進んでいるようだ。

収入が伸びない中で消費者は、価格や機能を比較、吟味しやすいネット通販を利用しているわけだが、本調査で年齢別に買い物行動を分析すると、現状はまだ明確な数字として全体としては表れていないが、インターネットショッピングは若い人の利用が高く、今後に関しては中高年の利用傾向は極めて大きいことが分かった。

本調査(「買物行動調査」)は、社会の情報化・サービス化、少子高齢化など社会構造の質的な変化が着実に進行する中、日常生活行動における基本である『買物行動』において都市生活者はどのような行動をとっているのかを調査したものだが、年齢別に分析してみると、社会構造の質的変化を示す消費のトレンドは今まで若者が先駆的な役割を果たしていたが、若者ほどブレない収入環境や生活防衛を強めている中高年世代、特に女性の中高年世代が、買い物行動(商品の購入先、購入頻度、購入価格、購入時の支払方法など)において豊富な情報の収集の下、行動の選択力を高め、消費トレンドを主導し始めていることがわかる。

執筆:立澤芳男(マーケット・プレイス・オフィス代表)

 

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=110

 


2.スウェーデンに学ぶ、日本の再構築|スウェーデンの医療・介護

スウェーデンに学ぶ、日本の再構築|市民生活環境

第3章のテーマは「スウェーデンの市民生活環境」。今回はとくに医療制度のありかたや高齢者へのケアなど、スウェーデンの医療・介護について学びます。

「胎児から墓場まで」。スウェーデンの安心感のある社会保障はどのような理念から生まれ、運営されているのでしょうか。

解説:
野崎俊一スウェーデン社会研究所総合文化局長

■スウェーデンに学ぶ、日本の再構築|市民生活環境

3_7. スウェーデンの医療・介護
http://www.hilife.or.jp/sweden/?p=494

3_7_1. 社会サービス・システム概論
3_7_2. 医療制度概論
3_7_3. 医療保険
3_7_4. 高齢者ケア概論
3_7_5. 認知症と介護
3_7_6. シルビアホームとは
3_7_7. 労災と自殺
3_7_8. 支援のハードウェア
3_7_9. まとめ
3_7_10. 参考文献・資料


スウェーデンに学ぶ、日本の再構築
http://www.hilife.or.jp/sweden/

 


3.新シリーズ 東日本大震災東北復興状況レポート

第1回 復興まちづくりの今 - 復興まちづくりの全体状況を俯瞰する

「東北復興は、次世代型まちづくりの手本を示せるのか」

被災から約2年が過ぎた被災地の復興まちづくりの現状と展望を概観しつつ、こうした復興まちづくりの試みの中から、わが国の次世代まちづくり・次世代ライフスタイルを先導する動きを拾い出す。

この大災害からの回復は、復旧という側面と、復興・再生という側面を併せ持つが、復興・再生は将来に対する投資の実態化のプロセスでもある。つまり、わが国がこれから数十年かけてたどる「次世代」に至る社会実験・試行実験でもある。

今回の特集ではこうした視点に立って、復興まちづくりにおいて次世代を具体化する試みにフォーカスしてその展望と課題を報告する。

第1回目としては、「復興まちづくりの今」と題して、復興まちづくりの全体状況を俯瞰したい。

■内容|第1回 復興まちづくりの今 - 復興まちづくりの全体状況を俯瞰する

1 被災地の今 復興の概況

(1) 生活基盤の復興・コミュニティ再生
事例1: 釜石市平田総合公園コミュニティケア型仮設住宅
事例2: 陸前高田市長洞元気村

(2) 産業復興・生業再生
事例1: 陸前高田未来商店街
事例2: 陸前高田市広田地区
事例3: おらが大槌夢広場
事例4: トヨタ東日本学園計画

(3) 復興まちづくりの担い手
事例1: 宮城県女川町こころとからだとくらしの相談センター
事例2: コミュニティレストランの展開-亘理町“いちごっこ”
事例3: きたかみステーション

2 復興まちづくり計画が描く将来像

事例1: 福島県新地町
事例2: 宮城県気仙沼市小泉地区
事例3: 宮城県岩沼市

3 見えてきた復興まちづくりの課題

(1) 東北のめざすべき復興の将来ビジョン
(2) 重視すべき視点
・地域ごとの複雑性に対する解
・広域・俯瞰とコミュニティレベルの両輪の重視
・まちを育てるロードマップ
・動きながら対応する柔軟性
・トライ&エラー、そして成功・創発をねらう

企画・制作:
公益財団法人ハイライフ研究所 / NPO 法人日本都市計画家協会


詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=111

 


4.第24回ハイライフセミナー開催のお知らせ (3/16・渋谷)

第24回 ハイライフセミナー

第24回 ハイライフセミナー
「復興って何だ?」

あの日から二年。3月11日に起きた東日本大震災を振り返る時、「もう二年」と感じるか、「まだ二年」と感じるか、人によって大きく異なると思います。けれど、日々のメディアからの情報量は減る中で、ともすると「時間が経過すること」で「復興が進んでいく」かのような錯覚を誰もが抱いてしまうのではないでしょうか。そもそも、「復興とは何か?」と問われたら、何と答えますか。

そこで本セミナーでは、「復興のモノサシ(指標)」について、2つの災害の調査事例から改めて考えてみたいと思います。1つ目は、東日本大震災を二年間かけて定点観測してきた『復旧・復興インデックス』(NIRA)の最新調査から、「データが語る被災3県の現状と課題」を考えます。2つ目は阪神・淡路大震災を事例に、「被災者自身が何をもって復興を実感していったのか」を紐解いた世界的にも稀な『生活復興調査』についてご紹介します。

「復興って何だ?」。このシンプルな問いを考えることは、被災地に想いを馳せる意味となるのはもちろんのこと、東京においても首都直下型地震がささかやかれている中で、都市生活における「安心とは何か?」「暮らしとは何か?」を問い直す機会になると思っています。


■プログラム
第1部 プレゼンテーション
「復興」を考える
・伊藤剛(ASOBOT inc. 代表取締役/シブヤ大学 理事)

「データが語る被災3県の現状と課題」―東日本大震災復旧・復興インデックス―
・斉藤徹史(公益財団法人総合研究開発機構 主任研究員)

「被災者による復興のモノサシ」―阪神・淡路大震災 生活復興調査―
・立木茂雄(同志社大学社会学部 教授)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・休憩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第2部 トークセッション
・コーディネーター:伊藤剛  スピーカー:斉藤徹史/立木茂雄


■講演者プロフィール
伊藤 剛(いとう たけし):ASOBOT inc. 代表取締役/シブヤ大学 理事
明治大学法学部卒。2001年にクリエイティブ会社『ASOBOT inc.』を設立。「伝えたいコトを伝わるカタチに」をコンセプトに、さまざまなコミュニケーション分野の企画制作を行う。 また、東京外国語大学・大学院総合国際学研究科『平和構築・紛争予防コース』で講師を務め、ボスニア・イラク・アフガニスタンなど紛争国からの留学生に向けて、コミュニケーションの視点から平和構築を考えるカリキュラム『PEACE COMMUNICATION』を担当するなど、研究者としての活動も行っている。( また、2012年度よりハイライフ研究所の特任研究員として「コミュニティ再生」をテーマに活動している。

斉藤 徹史(さいとう てつし):公益財団法人総合研究開発機構(NIRA) 主任研究員
北海道大学法学部卒。東北大学大学院法学研究科修了(修士)。国立大学財務・経営センター研究部などを経て、2010年より現職。専門は、行政法、公共調達、PPP(官民連携)政策。
著書として、本間正明監著『概説・市場化テスト』(共著)(NTT出版、2005年)。論文等として、「公共調達におけるトレードオフ」(共著)、『フィナンシャル・レビュー』104号(財務省財務総合政策研究所、2011年)、「公共調達、技術革新重視を」(共著)、『日本経済新聞』「経済教室」(2011年11月3日)、「民間委託と公務員の雇用」『都市問題』95巻6号(東京市政調査会、2004年)などがある。

立木 茂雄(たつき しげお):同志社大学社会学部 教授
関西学院大学社会学部卒。同社会学研究科修士課程修了後、カナダ政府給費留学生としてトロント大学大学院に留学。同博士課程修了。専門は、福祉防災学・家族研究・市民社会論。特に、大災害からの長期的な生活復興過程の解明や、災害時要援護者支援のあり方など、社会現象としての災害に対する防災学を研究している。
2005年度兵庫県功労者表彰(震災復興部門)。編著書に『ボランティアと市民社会(増補版)』。共著に『市民による防災まちづくり』、『阪神大震災の社会学』、『Imidas』(市民活動の章担当)などがある。


■開催概要
日時:2013年3月16日(土)15:00-18:00
会場:東急渋谷ヒカリエ8F イベントスペース『COURT』
東京都渋谷区渋谷2・21・1・8F
料金:無料(要事前申込み・定員100名)
主催:公益財団法人ハイライフ研究所
共催:特定非営利活動法人シブヤ大学
企画協力:ASOBOT inc.

■募集要項
ホームページにて詳細をお知らせいたします。


詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=7021

 


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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〒104-0031東京都中央区京橋3丁目6番12号正栄ビル5階
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E-mail:info@hilife.or.jp


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