2012年度都市生活者意識調査レポート

2012年度都市生活者意識調査レポート
買物 (ショッピング) 行動調査
第2回 生活者のショッピングスタイルが大きく変化した

10年前から日本の社会は『少子高齢』『情報化』『サービス化』へとベクトルが動いている。
そのベクトル変化は、生活者の生活意識や生活行動の変化を促している。
そして、そこに見られる生活者の行動は、流通業界・企業に大きな影響を与え、日本の現在の小売企業の盛衰のドラマを生み、また一方で、新規の流通企業の参入を促すようになった。

現代の消費者の生活を見ると、深夜にネットで買物ができ、海外には超安価で旅行ができる、羽のない扇風機、走り回る掃除機など楽しい発想転換商品を購入している。
10年前に比べはるかに超便利な時代となっているが、そこには流通業の販売チャネルや販売の場の多様化と生活者に便利な商品サービスの開発が同時的に進行しているのだ。

現在の流通業界は、社会の質的変化(情報化、サービス化、少子高齢化)への対応を様々な形で実現できる業態とできていない業態に分かれてきているようだが、そのような区分けを推し進めているのは、生活者の買い物行動に他ならない。
消費者主導の流通業界の激変は、従来の生産-仕入れ-販売といったオーソドックスな商業モデルの解体を迫っている。

日本人の最終消費支出額が、GDP(名目約460兆円)に占める割合は60%にもなっており、「生活者の買物行動」の変化が日本の社会経済に与える影響は大きい。
その意味において、現代の都市生活者の実際の生活意識や行動の変化を、買物行動を通して確認することはきわめて重要なことである。

本調査(「買物行動調査」)は、社会の情報化・サービス化、少子高齢化など社会構造の質的な変化が着実に進行する中、日常生活行動における基本である『買物行動』において都市生活者はどのような行動をとっているのかを調査した。
今回はトータルでの分析となっているが、次回以降、地域別、男女別、年齢別で買物行動の分析を行っていく。

 

第2回レポート全文は以下のPDFでお読みいただけます。

 第2回 買物 (ショッピング) 行動調査

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