財団法人ハイライフ研究所メールマガジン

ハイライフ研究所メールマガジン 第99号

2012年7月25日配信  発行責任 公益財団法人ハイライフ研究所 事務局


<今号の内容>

1.大変貌する東京の街々|第3回 自己増殖から自己分裂へと進む新宿副都心
2.セミナー報告|被災地市民が見た一筋の光~持続可能先進国スウェーデン
3.告知|林雄二郎先生記念シンポジウム(2012年7月27日)


 

1.立澤芳男の新・定点観測 大変貌する東京の街々

wikipedia Skyscrapers of Shinjuku 2009

第3回 自己増殖から自己分裂へと進む新宿副都心

この数年で、東京は観光地としての魅力が一気に高まり、東京スカイツリーの開業は、そのダメ押しとなったようだが、今後は、新東京名所同士間の顧客獲得・動員力競争がはじまる。
これらの大量動員型大型施設の建設ラッシュは、東京の都心部や副都心部にどのような影響を与えるのか。

21世紀に入ってからというものの、新宿と池袋や渋谷の副都心の街づくり再生のテーマは、丸の内・銀座などの都心部に主導権を奪われたままでいる。
副都心は新都心として、再生をスタートさせた旧来の都心にどう対抗するのか。

副都心の最優等生であった新宿副都心は、高度経済成長の波に乗り自己拡大・増殖をし続け、昭和の末期までに隣接する四谷、中野、代々木まで新宿の繁華街として加え、影響下に収めた新宿は、量的な意味において、「副都心」から「新宿・新都心」へという名にふさわしい新・新宿となっている。

経済復興と成長のため、そして、東京のさらなる拡大のため、都心部集中型の都市機能から分散型都市にすべく誕生した副都心。
その一つであった新宿は、高成長経済期以降、年を重ねるたびにオフィスや商業ビル投資が行われた。
バブル期には投資先は隣接する街へと波及して、新宿の繁華街は四方八方につながり「大新宿」と化した。
しかし、バブル崩壊以降、新宿エリアはバブル処理に追われ、投資は一段落している。
放漫的に自己拡大してしまった今の新宿副都心は、内部的にエリアのブロック化が進み、現在、大新宿では自己分裂が始まっている。

今回は、副都心に指定されて以来、半世紀もの間、副都心でも最も優等生であった新宿副都心に焦点を当てた。

新宿駅乗り入れ各社の一日あたり乗降客の合計が300万人を優に超える日本の最大の巨大なターミナルともいうべき「新宿副都心」についてその過去と現在、未来をみる。
次号は「池袋副都心」を分析する。

 

執筆:立澤芳男(マーケット・プレイス・オフィス代表)

 

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=107

 


2.セミナー報告

被災地市民が見た一筋の光~持続可能先進国スウェーデン

被災地市民が見た一筋の光~持続可能先進国スウェーデン

2012年4月26日、スウェーデン大使館オーディトリウム(東京)において
講演会 「被災地市民が見た一筋の光~持続可能先進国スウェーデン」が開催されました。


今回は、3.11の原発事故で故郷のいわき市を追われ、新宿のアパートで仮住まいを続けている 植木 秀子さんのスウェーデン視察体験です。

「災害は起きちゃったんだから、クヨクヨしてもしよう がない、前を向いて生きなくちゃ。丁度いいご縁だから、環境先進国スウェーデンを見てこよう」と 極寒のスウェーデンへ飛び出した「被災地田舎のオバチャン」は「降り立ったその時からカルチャーショク」 の連続でした。

当たり前のようにゴミをエネルギー資源として再利用、バイオガスで走るバス、どこでも誰でもが暮らす暖かい部屋、合成物のない食べ物、無報酬で働く議員たち、 10万年も貯蔵する核燃料廃棄物処分場、凍りついた湖に子どもを飛び込ませても平気な先生たち、 キチンと時間配分を決めて意見を交換し合う授業、などなどのお話は、行政視察のお役人や、論文資料をあさる研究者などではとても足元にも及ばない生きたスウェーデン像です。

「原発事故は人災。日本国民が謙虚に学ぶ姿勢があるならば、スウェーデンは原発復興に向けて 一筋の光を差し出してくれていると確信する」と植木さんはその手記の最後を結んでおります。

是非大勢の方に聞いて頂きたいお話です。
(セミナー案内より)

スウェーデン研究連続講座 「被災地市民が見た一筋の光~持続可能先進国スウェーデン」
講演 植木秀子氏 お茶芽糸クラブ歩歩 代表
会場 :スウェーデン大使館オーディトリウム(東京)
日時 :2012年4月26日 18:00-20:00
主催 :(社)スウェーデン社会研究所
撮影・配信協力 :公益財団法人ハイライフ研究所

 

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=6327

 


3.告知

林雄二郎先生記念シンポジウム(2012年7月27日)

「市民活動アーカイブズ」

今から50年前、自由な発想と大胆な視点で、日本の未来の姿を思い描いてきた先駆者たちがいました。

それから半世紀、未来であった21世紀を越えて、私たちは、一体どこへ向かおうとしているのでしょうか、今この時代に、あらためてそのことが問われています。

昨年11月、95歳で大往生された林雄二郎先生のビジョンとアクションをひとつのヒントに、次を託された世代がこれから何をめざし、何をなすべきかを語り合い、分野や立場の違いをこえて、自由闊達に共有・交流できるシンポジウムを開催します。
(シンポジウム案内より)



★開催日:2012年7月27日(金曜)13:00-17:00・・・林先生の誕生日です!

★会 場:国際文化会館 講堂(東京都港区六本木5-11-16、電話03-3470-4611)
交通アクセスは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.i-house.or.jp/jp/ihj/access.html

★参加費:一般3000円、学生1000円(指定口座に事前振り込み願います)

★参加申し込みは下記サイトからお願いします。(定員80名、先着順受付)
http://www.hayashi-future.jp/

◆主 催:林雄二郎先生記念シンポジウム実行委員会
委員長:公文俊平
委 員:橘川幸夫、高野正之、田中弥生、林光、山岡義典、和田雄志(事務局長)

◆後 援:日本未来学会、日本NPO学会

◆問合せ先:シンポジウム事務局長 和田雄志(日本未来学会常務理事)
電話:03-5245-1011(未来工学研究所)
メール:yj.wada@ifeng.or.jp

 

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hayashi-future.jp/

 


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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