財団法人ハイライフ研究所メールマガジン

ハイライフ研究所メールマガジン 第96号

2012年6月13日配信  発行責任 公益財団法人ハイライフ研究所 事務局


<今号の内容>

1.研究報告|これからの都市生活を考えていくための新世代コミュニティの研究
2.映像報告|これからの都市生活を考えていくための新世代コミュニティの研究
3.世界で一番自転車にやさしい都市|第2回 自転車のマナー向上キャンペーン
4.告知|どうする?3.11後原発告発ドキュメンタリー『バベルの塔』上映会 6/30


 

1.2011年度研究報告

これからの都市生活を考えていくための新世代コミュニティの研究

これからの都市生活を考えていくための新世代コミュニティの研究

本研究は、来るべき定常化社会に向けた都市改編(再生)の中で顕在化するであろう様々な地域的事象に対し、新世代コミュニティがいかに貢献していけるのかを多角的に分析考察することを目的としている。
定常化社会のまちづくりにおいては「地域」として顕在化するコミュニティの存在が重要である。
そのための核となり、まちづくりの牽引役となるのがテーマコミュニティとしての「新世代コミュニティ」ではないか、というのが本研究の仮説である。
この仮説を理論的分析と事例分析を通じて検証していった。

昨年度の研究では、青山学院大学社学連携研究センター(SACRE)及びその拠点である「アスタジオ」を対象として、青山地区において大学とクリエイターによって行われた「まちづくりへの関わり」についての分析考察を行った。

今年度の研究では、アスタジオのように「拠点」としての活動ではなく、「エリア」としての広がりをもった新世代コミュニティの活動にフォーカスを当てる。
これにより、昨年度の研究成果も含めた包括的な視点からの分析考察を試みている。

また、2011.3.11の東日本大震災をきっかけにして、街づくりに関する考え方や実践の質も少しずつ変化がおきている。
これを受けて本研究も、新世代コミュニティのまちづくりとして東日本大震災をどう考えるのかという視点からの分析考察も要所に加えている。
 

◆研究体制

研究企画/コーディネイト
・LLPまち・コミュニケーション研究会

調査実施/分析
・遠藤 新(工学院大学建築学部 准教授)
・榎本 元(株式会社読売広告社 都市生活研究所所長)
・友田 修(LLPまち・コミュニケーション研究会)

◆研究協力
・工学院大学 遠藤新研究室

◆研究幹事
・仙洞田伸一(公益財団法人ハイライフ研究所 主任研究員)

 

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=6097#05

 


2.映像報告

これからの都市生活を考えていくための新世代コミュニティの研究

これからの都市生活を考えていくための新世代コミュニティの研究

◆研究の背景と目的

○来るべき定常化社会に向けた都市改編(再生)の中で顕在化するであろう様々な地域的事象に対し、新世代コミュニティがいかに貢献していけるのかを多角的に分析考察する。

○定常化社会のまちづくりにおいては「地域」として顕在化するコミュニティの存在が重要。そのための核となり、まちづくりの牽引役となるのがテーマコミュニティとしての新世代コミュニティではないか、との仮説を検証する。

○新世代コミュニティのまちづくりとして東日本大震災をどう考えるのか?

◆報告
遠藤 新(工学院大学建築学部 准教授)

 

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=6288

 


3.連載シリーズ 世界で一番自転車にやさしい都市

第2回 自転車のマナー向上キャンペーン

連載シリーズ 世界で一番自転車にやさしい都市

マナーのよい自転車乗りにチョコレートを!「カルマ・キャンペーン」

今回の話題は、コペンハーゲン市における自転車利用者のマナー向上についての取り組みです。

現在、通勤・通学者の35%(2010年)が自転車を利用しているコペンハーゲンですが、同市では、3年後の2015年までに、これを50%まで高めることをめざしています。

しかしより多くの市民に自転車利用を選択してもらうためには、快適なインフラの整備とともに、自転車利用者のマナー向上が求められます。

コペンハーゲン市では昨年(2011年)から「グッド・バイシクル・カルマ」という名前のプロジェクトを始めました。

これは街角で自転車の運転マナーが良い人をつかまえて、ステッカーやチョコレートをプレゼントするというキャンペーンです。

マナーの悪い人をチェックするのではなく、マナーの良い人を褒めることで全体の意識向上につなげようという狙いです。

それにしてもなぜ「カルマ」なのか。

キャンペーンを担当したコペンハーゲン市当局のアンドレアス・ハンセンさんによれば、「その人が持っている良いマナーの雰囲気を、周囲のひとにもどんどん広げてもらいましょう!」という意味。

なるほど、辞書によれば「karma」には、業(ごう)とか因縁といった仏教的な意味のほかに、(人や物から発せられる)感化力、雰囲気という意味があるのですね。

実際にどんな感じでキャンペーンが行われたのでしょうか。昨年のキャンペーンの映像がウェブサイトでも公開されていました。

マナーのよい自転車ユーザーを発見したスタッフが、すかさず青いブッダ印のチョコレートをプレゼントしています。

「自転車は小回りがきく便利な乗り物なので、つい歩道を走ってしまったりして、ルールを破りがちなのです。でも、そういう行為は簡単にはとめられません。それよりも、むしろマナーのよい人を増やしていくほうが効果的なのです」(アンドレアス・ハンセン コペンハーゲン市サイクル・プランニング・オフィサー)

なるほど、こうしたポジティブな発想が、交通行政を担当する部署からでてくるのはいいですね。 (つづきは下記のPDFで…)

 

■シリーズ「世界で一番自転車にやさしい都市」の概要
はじめに(今回の取材の目的)
第1回 コペンハーゲンの自転車道路網
第2回 自転車のマナー向上キャンペーン
第3回 自転車と乗れる通勤電車
第4回 ライバルはアムステルダムです
第5回 ヨーロッパの都市と自転車

◆取材・構成: 熊倉次郎 リベラルアーツ総合研究所 代表
◆配信: 公益財団法人ハイライフ研究所

 

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=106

 


4.告知|どうする?3.11後原発告発ドキュメンタリー『バベルの塔』上映会 6/30

告知|どうする?3.11後原発告発ドキュメンタリー『バベルの塔』上映会 6/30

「放射能ってなぜ危ないの?」「原発って難しいしわかんない」「知りたいけど、どうしたらいいかわからない」こんなこと思ったことありませんか?
ドキュメンタリー映画「バベルの塔~続24000年の方舟~」は、「3.11」で起こしてしまった事を私たちに教えてくれます。
恵みである山と川は汚され、以前の生活は奪われました。
現実はいまだ大きな傷口を晒しています。

ドキュメンタリーを見て、原発問題について一緒に考えてみませんか。
上映後には、チェルノブイリ事故前から原発問題に携わって来られた京都市の有機農家、反原発運動全国連絡会世話人の佐伯昌和さん、並びにバイバイ3.10京都呼びかけ人の一人、NGO「eみらい構想」代表の長谷川羽衣子さんをお招きし、エネルギー問題や人と環境のあり方についてお話を伺います。

知ることは時に不安をもらたすかもしれません。
しかし「自分に何ができるか」を知ることで現実と向き合うことができます。
これからの暮らしと社会をどう作っていけるか、これを考える機会にしましょう。

◆講演
京都市の有機農家、反原発運動全国連絡会世話人
佐伯 昌和(さえき まさかず)

数少ない洛中の農家として、京野菜をはじめ約70種類の野菜を無農薬で栽培し、自宅で直売。島根大学在学中の1975年より関わる原発問題は、京都反原発めだかの学校、はんげんぱつ新聞をベースに活動を続けてきた。もんじゅ、核燃料輸送、ムラサキツユクサ、久美浜原発計画……。

NGO「eみらい構想」代表
長谷川羽衣子(はせがわ ういこ)

国立奈良女子大学卒。上智大学大学院修了。福島原発事故を受け、学生や若手の研究者・芸術家らを中心に持続可能な環境・エネルギー政策の研究・実現を目指すNGO「e-みらい構想」を設立。約6000人が参加した「バイバイ原発3.10京都」の呼びかけ人のひとり。


■と き:
6月30日(土) 開場午後1:30  上映/講演午後2:00から午後5:00(終了予定)

■ところ:
ひと・まち交流館 京都 2F 大会議室
(河原町五条下る東側/京阪電車「清水五条」下車 徒歩8分)

■講 演:
佐伯昌和、長谷川羽衣子/ゲスト 高垣博也(本作監督)

■参加費:
(事前申込)大人 800円/学生 500円(6月22日(金)締切)
(当日)大人 1000円/学生 800円

■定 員:
300人(先着順)

■主 催:
環境市民

■備 考:
・終了後に交流会を予定しています。(参加費は3000円、要申込)
・親子室あり。(要申込)



◆映画の内容紹介

長年にわたって国の原子力政策を批判してきた工学博士の安斎育郎さん、原発問題で一躍注目を集めている京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さん、元静岡大学教授で核融合炉などを研究してこられた深尾正之さんの5時間に及ぶロングインタビューを中心に、六ヶ所村の再処理工場や、被災地福島県の20キロ警戒区域まで入って現地取材した、約70分の最新ドキュメンタリー映画です。

未だ収束を見せない福島原発事故ですが、そもそも運転が停まった原発が爆発を起こしたり火災を発生させるのは、使用済み燃料棒の崩壊熱によるものでした。
使用済み核燃料、核のゴミ、核廃棄物、死の灰様々な名称で呼ばれるそれは放射能の塊です。
そして、運転していない4号機の火災は使用済み核燃料の崩壊熱が原因でした。

何故そんな危険な原発を運転し続けるのか? その真実を探るべく、主に京都で活動されている、安斎育郎先生、深尾正之先生、小出裕章先生とに取材を行い、また、六ヶ所村再処理工場の現実を見つめ直すべく現地に向かい、更には、放射能汚染が進む福島に足を踏み入れ、且つ、フリージャーナリストの協力の元20キロ圏内の放射能警戒地域の撮影を敢行しました。

地震対策・津波対策ができれば原発を再稼働してよいのでしょうか?
真に安全な原発とは?
ドキュメンタリー映画『バベルの塔』は、福島第一原発事故を踏まえ、原発の真実に迫ります。

監督:髙垣博也


◆申込み方法

お名前、ご住所、電話番号、あればE メール、交流会の出欠を電話・ FAX・E メールにて以下までお申し込み下さい。
親子室を利用される場合は併せてお申し込み下さい。

(申込先)NPO法人環境市民
〒604-0934 京都市中京区麩屋町通ニ条下る225 第二ふや町ビル405
TEL:075-211-3521    FAX:075-211-3531
E-mail:life@kankyoshimin.org
URL:http://www.kankyoshimin.org

 

以下のURLからもご覧いただけます。
http://www.kankyoshimin.org/modules/join/index.php?content_id=95

 


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