財団法人ハイライフ研究所メールマガジン

ハイライフ研究所メールマガジン 第81号

2011年10月26日配信  発行責任 公益財団法人ハイライフ研究所 事務局


<今号の内容>

1.立澤芳男の「新しい日本社会をイメージする」|第6回 震災特需などで揺れ動いた日本の消費社会
2.原発なしの生活は不可能ではない~スウェーデンからの実証
3.心地よい都市と地方を再創造する論点|連載の趣旨&目次
4.告知|第21回ハイライフセミナー、図書館総合展、「サムハル」講演会、今日の反核反戦展2011


1.立澤芳男の「新しい日本社会をイメージする」

第6回 震災特需などで揺れ動いた日本の消費社会

リーマンショック以降の消費需要喚起策と震災復興需要で盛り上がったが・・・。

今年の3月11日に未曾有の規模の巨大な地震と津波が東北地方を襲い、沿岸地域は壊滅的な打撃を受け、さらに福島原発事故を誘発した。その頃の日本の消費は、エコポイント購入も収まり、節約消費を強めようとしていた矢先の出来事である。

地震被災直後から、消費者は、その被害規模や被害の危険範囲の影響の大きさに驚き、安全確保のために食品や最寄品の買いだめに即反応行動を起こした。さらに原発事故後の計画停電や原子力電気エネルギーの抑制を強いられ、省エネ電力消費への生活対応に向かうため、様々な消費行動を起こした。

震災や原発事故被害からの復興特需と言ってよいのかわからないが、この20年間もの長期的な消費低迷を続け、経済活動の活性化に手をつけられないでいた日本の社会において、未曾有の巨大地震と原発事故が日本の消費の特需効果を生みだしたようだ。

政府のエコポイント制や減税やデジタル放送移行といった消費喚起政策とは全く異なる、いわば降ってわいた消費特需が生まれたのである。

リーマンショック以降の消費需要喚起策と震災復興需要で盛り上がったがこの3年間であったが、その結果、日本の経済や消費はどう変わったのか。また、消費の変化過程の中でどのような新しい消費異変が起こったのか。

執筆:立澤芳男(マーケット・プレイス・オフィス代表)

 

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=99

 

 


2.原発なしの生活は不可能ではない~スウェーデンからの実証

原発なしの生活は不可能ではない~スウェーデンからの実証

2011年9月20日、スウェーデン大使館オーディトリウム(東京)において講演会「原発なしの生活は不可能ではない~スウェーデンからの実証」が開催されました。

スウェーデンはエネルギー消費を増加せずに、毎年3%~5%の経済成長を遂げ、経済成長とエネルギー消費は比例しないことを証明している稀有の国です。

住宅は断熱技術で徹底した省エネをはかり、スーパーではペットボトル飲料は冷やさないなど実に細々としたところまで国を挙げてエネルギー消費を抑える努力を続けています。

演者のペオ・エクベリさんは自宅を改良してCO2を90%、エネルギー使用量50%削減するなど「スウェーデンがやってきた環境への取り組みは、日本に とって必ず役に立つ」という信念で環境先進国スウェーデンの取り組みを日本に伝え続け、「あなたが本当に欲しいのは何?原発?それともエネルギー?」と私 たちに問いかけています。

今回はその答えをペオ・エクベリさんと一緒に考えてみましょう。なお、ペオさんの活躍ぶりはインターネットに溢れています。検索エンジンで「ペオ・エクベリ」と入力してみてください。


このホームページでは当日の講演の模様を配信しています。

講演
ペオ・エクベリ氏 ワンワールド代表、エコライフスタイルアドバイザー

会場
スウェーデン大使館オーディトリウム(東京)

日時
2011年9月20日 18:00-20:00

主催
(社)スウェーデン社会研究所

撮影・配信協力
公益財団法人ハイライフ研究所

 

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=5444

 

 


3.心地よい都市と地方を再創造する論点|連載の趣旨&目次

心地よい都市と地方を再創造する論点

  我が国は、市場が成熟化する中で、生産年齢人口の減少、少子高齢化の進行、グローバル化等の影響により、そして将来の国家ビジョンが不明確なため社会的、 経済的活力が失われ続けている。特に、地方の経済的疲弊は著しく、地域の再生は喫緊の課題である。また都市部に於いても高齢化、コミュニティ崩壊等の問 題、そして経済力、文化力の再生等は待ったなしの状況である。

  その様な状況の中で、激烈な東日本大震災が発生して東日本に甚大な被害をもたらすと共に、日本全体にも大きな衝撃を与えた。結果として、これまでの中央 集権型の政治、一極集中型の国土政策、そして人口動態変化に対応できない地方及び都市政策、そしてまた、グローバル化と効率化をひたすら追求する新自由市 場主義に傾斜した経済政策にも大きな警鐘を鳴らし、抜本的な構造改革の必要性を覚醒させたのである。

 日本は、ユーラシア大陸、アメリカ大陸、オセアニア大陸が交差する同心円の中心にあり、地政学的にも極めて有利なポジションにある。さらに日本は、自然 資源に恵まれた世界でも有数の豊かな国土である。我々が、今、取り組むべき課題は、そのポテンシャルを最大限生かし、日本の都市と地方の豊かな生活環境と 持続可能な成長を再創造することである。そして、アジアを初めとして世界各国と協働して世界の平和と発展に貢献する明確な国家ビジョンを策定することであ る。

 本インタビュー・シリーズは、日本の新しい将来に向けて「心地よい都市と地方を再創造する」をテーマに、コミュニティ、生活、環境、金融、経済、エネル ギー、社会インフラ、都市政策、地方政策等の問題について、専門家の知見をヒアリングしてメッセージ化し、広く社会に提言しようというものである。


[連載予定内容]

■インタビュー:

第1回 本郷尚(ほんごうたかし)氏
(株)三井物産戦略研究所 新事業開発本部 新事業開発第一部
グリーン・イノベーション事業戦略室 研究フェロー
<取材時> 日本政策金融公庫 国際協力銀行 環境ビジネス・京都メカニズム担当 特命審議役
テーマ 「被災地を経済と環境の世界先進モデルとして再生する」


第2回 黒田 かをり(くろだ かをり)氏
一般財団法人 CSOネットワーク 常務理事
テーマ 「拡大する市民参加の社会貢献活動」


第3回 根本祐二(ねもとゆうじ)氏
東洋大学大学院経済学研究科教授、東洋大学PPP建久センター長
テーマ 「崩壊寸前の社会インフラをPPP、PFIで再生する」


第4回 田邊敏憲(たなべとしのり)氏
埼玉大学大学院経済研究科客員教授(元日銀、元富士通総研)
(株)アジアバイオマスシステムズ 代表取締役
テーマ 「日本の経済、エネルギー、食料、医療を再創造する」(仮)


第5回 山田啓二(やまだけいじ)氏
京都府知事、全国知事会会長
テーマ 「”世界の京都”創りと府民参加型行政」(仮)

 

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=103

 

 


4.告知|第21回ハイライフセミナー、図書館総合展、「サムハル」講演会、今日の反核反戦展2011

第21回ハイライフセミナー
2020年の都市居住、その佇まいを探る。~持続可能な都市居住をめざして


20年におよぶわが国のデフレ経済は社会のいたるところに歪みをもたらし、人口減少時代に切りかわった今、猛スピードで超高齢化社会へ向かうところとなっています。都市生活者にとって、豊かな未来への手ごたえを実感するのが年々、困難になりつつあります。そして、3.11。東北の景色と地図が一変してしまった惨状。歴史上、都市居住の持続可能性が今日ほど問われている時代はないといえます。

こうしたなかで、都市居住の豊かさの研究と実践に取り組んできた専門家を招いて、手の届く近未来2020年、都市居住をほんの少し魅力的なものにしていくための知恵を交換するセミナーを開催することにいたしました。

◆日時:2011年11月15日(火) 15:00~18:00
◆会場:ホテル・ヴィラフォンテーヌ汐留
◆主催:公益財団法人ハイライフ研究所
◆協力:株式会社読売広告社
◆募集人員 100名

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=5485

 

図書館総合展|グレートブックス・ライブラリカフェ

これから図書館に望むことは何ですか?
ライフスタイルの変化や、情報技術の発展により、
いま図書館のありかたが問われています。
図書館の新しい役割とは何か。「グレートブックス・ライブラリカフェ」では、これからの図書館に求められる新しい社会的機能について考えます。
図書館関係企業、図書館職員の皆様はもちろんのこと、学生や一般の方々のご参加を心よりお待ち申し上げております。

◆日時:2011年11月9日(水)~11日(金)
◆会場:パシフィコ横浜
◆主催:図書館総合展運営委員会

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.librarycafe.org/news.html

 

講演会「2万人の障害者が働く、スウェーデン企業 サムハルとは」

福祉社会スウェーデンを象徴する、障害者雇用企業 サムハルの理念、歴史、実態を御紹介するとともに、日本での障害者雇用の問題を探っていきます。是非多くの方のご参加をお待ち致します。先着230名で締め切ります。 

◆日時:2011年11月6日(火) 13:00~17:00 (12:30より受付)
◆会場:田園調布学園大学講堂 (川崎市麻生区東百合丘3-4-1)
◆会費:1000円(受付にて)
◆申込: ノーマライゼーション推進協議会meister@sf.catv.ne.jp
Fax. 044-812-4428 Tel. 044-812-4433

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.swedenabroad.com/CalendarView____4371.aspx?slaveid=131441&showperiod=2011-11-03

 

今日の反核反戦展2011

2005年開催の〈今日の反戦展〉以来、本展の呼びかけ人を務めてきた針生一郎館長が昨年5月に逝去しました。
そこで今年は画家の池田龍雄氏が針生館長の遺志を引き継ぎ、呼びかけ人を務めて下さることになりました。
88名(+特別出品1名)の美術家が、「反戦・反核」の思いを込めて展覧会に出品してくださいます。
(原爆の図丸木美術館HPより)

◆日時:2011年10月22日(土)~12月3日(土)(開催中)
◆会場:原爆の図丸木美術館

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.aya.or.jp/~marukimsn/kikaku/2011/hansen/2011hansen.html

 

 


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