商業と都市生活

第2回 都市生活スタイルの変化と今どきの百貨店

定点観測で銀座、渋谷、新宿、池袋の百貨店やファッションビル、SCなどを歩き回っているが、変わり映えせず少しも面白くない。同質化してしまっており、顧客の動員状況もテレビ放映後数日過ぎるとスッカスカである。売り場は、食品売り場を除き死んだふりも同然で生彩を失っている。また、街を歩いても、幼稚園児的なスイート系や貧乏臭い身なりで、洗練された若い人にはとんとお目にかからない。週末の丸の内界隈で、何故か中高年婦人に凄く洗練された人を見かける程度だ。等身大感覚が蔓延して、けだるい格好、気力ない街ばかりが氾濫している。

そのような都市空間の中で、ユニクロ、H&M、フォエバー21と街には出店旋風が吹き荒れているが、一方、目立たないが、数ヶ月前から都心の大型百貨店では改装が相次いでいる。今更?と不思議であるが、不思議ゆえ興味は沸く。そんな店舗に飛び込む機会が多くなっている昨今である。

各地域で百貨店の再生を期して果敢に店舗の改装をしている。街の最も大きな建物としていまだに存在する百貨店が今懸命にもがいているわけだ。大きく変わる社会の変化や消費者の変化にどこまで付いてゆけるのか、或いはいかにしてかつての百貨店のように時代をリードしてゆけるのか、百貨店の廃業や改装は、今、最も注目される街の出来事である。その現場とその背景を追った。

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