ハイライフ研究所メールマガジン 第36号

2009年12月11日配信  発行責任 財団法人ハイライフ研究所 事務局

COP15(Conference of the Parties 15)が12月7日から12日まで、コペンハーゲンで開催されています。

事前の予測どおり会議では先進国vs新興国(途上国も含む)の綱引きが続いているようです。
最終日の18日の首脳級会合では、オバマ大統領や温家宝首相、サルコジ大統領、鳩山首相ら、約100ヶ国の首脳が揃うよう。新たな枠組みの行方、「政治合意」がどうなるか注目しています。ところで今回は我が国首相のスタンドプレイはくれぐれも要注意でお願いしたいのだが、そう思っているのは筆者だけでしょうか。

今号のメールマガジンでは、あさって12月13日に開催される2つのイベントをご紹介します。
ひとつは千葉県柏市の「さわやか千葉県民プラザ」で開催されるシンポジウム「“いのち”と向き合う生涯教育」(共催:千葉県、千葉大学)。もうひとつは、山形県新庄市の有機農家と市民のネットワークが東京都内で主催するイベントで、こちらのほうは今年収穫されたオーガニックな食材でうまいものを食べようという「収穫感謝祭」です。詳細は以下のイベント告知で御覧ください。

それから、連載シリーズとして配信中の「縮小する都市 ドイツの先進事例を訪ねる」(講師
服部圭郎ドルトムント工科大学客員教授)の第2回講義が今週リリースされました。

高齢化、人口減少にともなう「これからの都市の行方」について、ドイツの最新事例を紹介しながら考えるシリーズです。「ブラジルの環境首都・クリチバ」でもご講演をいただいた服部圭郎先生は現在ドイツのドルトムント工科大学で「縮小都市」の研究をされています。

今回はドイツよりお送りいただいた講義ビデオテープとパワーポイントを日本でひとつの番組に編集し、当財団のウェブサイトより配信しています。服部教授の動画セミナーにもぜひご注目いただきたいと思います。

それでは、メルマガ36号を御覧ください。(HH)


<今号の内容>

1. 良好な住宅地であり続けるために 三井所氏+編集局員座談会
2. 東京の都市の活性化と都市文化
3. 縮小する都市 ドイツ先進事例 第2回
4. 団塊世代の退職研究(2006年研究)
5. イベント告知|カレッジリンク・シンポジウム「‘いのち’と向き合う生涯学習」
6. イベント告知|収穫・感謝祭のお知らせ
7. 古典・名著を身近に ―今道友信氏の市民講座が配信―



東京生活ジャーナル

まちづくりフィールドレポート Vol.5
良好な住宅地であり続けるために 三井所氏+編集局員座談会

前回は、住政策の専門家である三井所さんにエリアマネジメントという観点から良好な住宅地を維持するための民間事業者の取り組みについてご紹介いただきました。今回は都市計画や建築設計の専門家でもあるジャーナル編集局員を加え、郊外住宅地たまプラーザの課題や価値について議論した座談会の模様をお送りします。
当初入居した世代が高齢化してきた今、良好な住宅地環境を維持していくためには、次の世代に住み継がれていくよう、マイナスをプラスに変える視点が必要ということが語られています。

東京生活ジャーナル/まちづくりフィールドレポート
http://www.hilife.or.jp/journal2/


2. 東京の都市の活性化と都市文化 「ファッションと文化の街」
-東京の繁華街その系譜-

生活に活力・潤いをもたらす上で、文化・カルチャーは大きな要因であり、ライフスタイルを研究する上で欠かせない要素であると思われる。更に、都市(東 京)における生活を考える上でも、新宿、原宿、渋谷、六本木等を中心に発信される地域文化情報は、人々の生活に大きな影響を与えると同時に、その時代時代 を豊かに彩る重要な要因となっている。

本研究では、そのような地域と文化の関係を、文化(芸能・芸術・娯楽・ファッションなど)の変遷とそれらを取り込み育んできた各地域の発展プロセス(施設 化や事業活動化、動員など)との相関を把握し、ハイライフ研究所の基本テーマであるライフスタイル研究の一環としての研究活動を行った。

紹介画像

研究報告
立澤 芳男 マーケット・プレイス・オフィス代表

(敬称略・肩書は当時のもの)

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=368


3. 縮小する都市 ドイツ先進事例 第2回

第2回 アイゼンヒュッテンシュタット

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高齢化、少子化などにより人口や都市活動が小さくなっていく地方都市。
縮小都市は日本だけの特殊な問題ではない。

ポーランドとの国境にほど近い旧東ドイツ地域の都市、アイゼンヒュッテンシュタット。東西ドイツ統一後、産業構造の変化とともに人口が大きく減少した。

危機的な状況を克服するため、市はあえて都市の一部を「建設的に取り壊す」政策を選択。「縮小する都市」。いち早くこのテーマに取り組んでいるドイツの事例を訪ねる。

服部圭郎 ドルトムント工科大学客員教授によるドイツからのレポート。

映像報告・講義
服部圭郎 ドルトムント工科大学客員教授

編集・配信
財団法人ハイライフ研究所


詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=2763

 



4. 団塊世代の退職研究(2006年研究)

目次

序   「リラクサイズ」のやすらぎ
第1章 リラクゼーションの科学的検証
第2章 人間工学から見たリラクゼーション
第3章 リラクササイズの誕生~その効果と検証~
第4章 リラクササイズ協会の活動報告から、リラクササイズの必要性を考える



研究体制:
リラクササイズ協会 高戸 ベラ

(敬称略・肩書は当時のもの)

PDF形式の研究報告書は以下のURLよりご覧いただけます。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=712#05


5. カレッジリンク・シンポジウム「“いのち”と向き合う生涯学習」
~あなたは豊かに生きていますか?~

今や私達は“いのち”をコントロールするという傲慢さを捨て、どんな“いのち”にもやさしく寄り添いながら、ともに生きていく時代を迎えています。

「どのようにしたら人生を豊かに過ごすことができるのか?」

この生涯にわたる大きなテーマについて、公開シンポジウムで、ともに考えてみませんか?

●パネリスト
松田 義幸 尚美学園大学学長
古在 豊樹 千葉大学前学長
平山 満紀 江戸川大学准教授
奥村 準子 筑波大学附属坂戸高等学校教諭

●コーディネーター
徳山 郁夫 千葉大学教授

●日 時
平成21年12月13日(日) 10:00~

●場 所
さわやかちば県民プラザ ホール

●参加費

無 料(当日は自由に御来場ください。)

●日程
10:10~12:00
第一部 基調講演
「“いのち”を育てる学び ~農業と市民科学~」
古在 豊樹 千葉大学前学長

「かるた遊びと青少年の教育 ~いのちとの触れあい~」
奥村 準子 筑波大学附属坂戸高等学校教諭

「これからの男の力,女の力 身体の根源から考える」
平山 満紀 江戸川大学准教授

「『1Q84』から“いのち”を読み解く」
松田 義幸 尚美学園大学学長

13:00~13:30
第二部 特別プログラム

13:30~15:30
第三部 パネルディスカッション・会場との質疑応答 意見交換
「“いのち”から学ぶ」


詳しくは以下のPDFをご覧ください。
http://www.kplaza.pref.chiba.lg.jp/plaza/sintyaku/html/21/shinpo.pdf


6.ネットワーク農縁+新庄水田トラスト+新庄大豆畑トラスト 合同企画
収穫・感謝祭のお知らせ

私たちの無農薬・無化学肥料の有機農業は、消費者の方々の支えがなくては堅持することができません。
その感謝を込めて「収穫・感謝祭」を12月13日に行います。
是非、万障繰り合わせの上、周りの人にもお誘い方々、皆様一緒においで下されば有難い限りです。
お腹を空かしたままでお越しください。

●日 時
平成21年12月13日(日) 開場 11:30 終了16:00

●場 所

リフレッシュ氷川(東京・渋谷区)

●参加費
400円(マイ箸 マイお椀 マイお皿持参の方は300円) 小学生以下は半額

●日程
12:00~14:00
会食、芋煮、凍み大根、郷土の漬物、新香、惣菜、サラダ、ドブロク、、、

14:00~15:00
トーク

15:00~16:00
懇談、交流、談笑に生産物等即売

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://suiden-trust.blogspot.com/2009/11/20091213.html


7. 古典・名著を身近に ―今道友信氏の市民講座が配信―

日本を代表する哲学者である今道友信東京大学名誉教授とともに哲学の古典や名著を読む市民講座の模様がダウンロードで聴けるようになりました。

ニーチェやカントなどの哲学にもう一度チャレンジしてみたいという方におすすめの達意の講座です。

今道友信古典講義集 http://www.chuko.co.jp/imamichi/


編集後記

今年も残すところあと3週間となりました。皆様さぞやお忙しい年末をお迎えのことと思います。インフルエンザもまだまだ流行中。外出の際は必ず手洗い、うがいをして予防しましょう。

今回の編集後記は、唐突ではありますが、犬のゴンチ君からの投書を掲載いたします。
では御覧ください。

ゴンチ君
ゴンチ君(オス1歳)

こんにちワン。僕はゴンチと言います。さて今回は僕たちペット(一応、犬と猫を代表して)が今背負っている問題を皆さんにお知らせしたく、投書をさせていただきましたワン。

まずは、いつも我々を愛おしく可愛がってくれている家族の皆さん、ノラ猫でありながらいろいろ面倒を見て頂いているやさしい皆様にも感謝するワン。それからいつも僕たちのオシッコやウンチでご迷惑をかけている皆様にもこの場をお借りしてお詫びするワン。いつもご迷惑をおかけしています!

今僕たちは、非常に厳しい環境下にあります。

投書の1回目は僕らの動物界に詳しい隣の妖怪老猫チャメおばあちゃん(26歳)から聞いた、僕らのおかれておいる市場環境についてです。そして2回目は(2回目もあるのだワン)、生体販売における僕らの仲間たちの厳しい状況について報告させていただきます。

僕らの市場環境
それでまず僕らのおかれている市場環境についてのお話を聞いてもらいたいワン。

日本では僕たちペット周辺の産業は、この10年で1兆円産業に成長しているそうです。ご飯代(エサ)や身の回りの遊戯品代で約5,100億円、お医者さん(予防・治療・入院)関連で約2,700億円、そして僕らの生体販売が約1,200億円、その他サービス(美容院・ホテル他)で約1,000億円の規模。その勢いと成熟度は、世界でも注目を集めています。

僕たちのお友達の数も(最新の調査じゃないけど)2007年現在で2,552万頭(ペットフード工業会調査)と過去最高を記録。僕らに関する関心度も年々高まっていて、位置づけも愛玩、鑑賞の存在から、家族の一員や共に生きるパートナーへと、重要度を増しています。

高齢化する僕ら
医療技術が良くなったり、ご飯(ペットフード)の質の向上で、僕らも「高齢化」が進んでいます。7歳以上のお友達が全体の約6割を占めていて(10歳以上は3割)、シニアライフをサポートする商品、サービスなんかが出てきています。またペットの小型化、小さいお友達の人気が高いという流れは相変わらずで、大・中・小の比率は、1:3:6と小さなお友達が半数以上を占めているそうです。これはお家の広さ事情が大きいみたい。人気犬種もミニチュアダックス(えっへん!)、チワワ、トイープードルクンが不動のベスト3になっています。(皆さん投書の写真で僕がミニチュアダックスだってわかるかな!) それから僕らがどこに住んでいるかですが、室内の割合は、僕ら犬で全体の7割以上、チャメおばあちゃん達のような猫(地域猫は除く)で全体の8割以上になっています。

ここまでの報告では、僕らの生活する環境や立場が向上している事実を皆さんに聞いていただきました。まったくこんなよい環境下に暮らす僕らは幸せだ。だけど知ってもらいたいことが別にあります。それは、あっ! お散歩の時間が来たようです! それでは次の号で僕らのお友達が直面している、厳しく悲しい生体販売の事実を潜入調査でお話します!
キュィーン 待ってよ、 今行くワン!

ということでゴンチ君は行ってしまいました。次回の報告を待ちましょう。
今回もメルマガ36号をお読みいただきありがとうございました。

それでは明るく楽しいクリスマスイブをお迎えください。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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