財団法人ハイライフ研究所メールマガジン

ハイライフ研究所メールマガジン 第249号

2018年11月14日配信  発行責任 公益財団法人ハイライフ研究所 事務局


<今号の内容>

1.【連載】 第6回 「楽しみの時層」 n=1の世界① |次世代シニア 楽しみの時層
2.【データベース】 都市の鍼治療 No.156~No.160


1.【連載】 第6回 「楽しみの時層」 n=1の世界①|次世代シニア 楽しみの時層

第4回 街と店、施設で辿る「楽しみの時層」|次世代シニア 楽しみの時層

次世代シニア 楽しみの時層

第6回 「楽しみの時層」 n=1の世界①

公益財団法人ハイライフ研究所では、平成二十八年、次世代高齢者研究報告の一環として50代から70代前半(昭和16年~昭和40年生まれ)の男女を対象に生活行動、生活意識調査を実施、その調査結果に研究員の視点を交え「次世代シニアと現在形シニア、その意識と行動」と題したコラムを連載してまいりました。

その続編ともいえる今回のシリーズは、同調査で自由回答形式にて収集した「人生の各時期の楽しみの生活史」を「時層」と名づけた上で、次世代シニアにみる「世代の共通体験や個人史」に焦点を当てそこから培われた価値観や幸福感を探ってまいります。2020年を過ぎる頃から高齢者の仲間入りする次世代シニアの「時層」から浮かび上がる現在形シニアとの違いにも注目してまいりたいと思います。

次世代シニアと現在形シニアの定義
①次世代シニア
1956年~1965年生まれ(調査時51~60歳)
②現在形シニア
1941年~1950年生まれ(調査時66~75歳)

第一回から第五回まで、次世代高齢者調査の自由回答を元に「エンタメ」「趣味とスポーツ・旅行」「食べ物・飲み物・飲食店」「街と店・飲食店」「ファッション」を通じて「楽しみの時層」を辿ってまいりました。第六回からは「楽しみの時層」と次世代高齢者調査で得た現在(調査時点)の「生活意識」を掛け合わせて、次世代シニアの気持ちに迫りたいと思います。題して「楽しみの時層・n=1の世界」n=1は調査標本=1を意味します。

執筆者:主任研究員 福與宜治


第6回レポート全文は以下のリンク先からご覧いただけます。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=14443#pdf

□次世代シニア 楽しみの時層
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=168

 


2.【データベース】 都市の鍼治療 No.156~No.160

「都市の鍼治療」データベース

 クリチバのジャイメ・レルネル元市長は、都市が抱える問題を手っ取り早く解決するべき方法論として「都市の鍼治療」を提唱しています。

 多くの課題に直面する都市は、さながら病人のようです。そして、都市の鍼治療とは、その都市の病を根本的に治すことは難しいけれども、効果的に「鍼療法のように治す」ことは可能であるという考え方にもとづいた方法論です。

 本データベースは、このレルネル元市長の「都市の鍼治療」という考えにのっとり、内外の「都市の鍼治療」事例をシリーズで紹介していきます。


鍼アイコン156 新栄テラス
156 新栄テラス

新栄テラスは福井市の福井駅西側の中心市街地にある商業集積地区における暫定的な駐車場活用広場である。来訪者のアンケート調査では新栄テラスによって「まちなかのイメージがよくなった」と回答した人が86%あったことや、それまでこの地区に来なかったような若い世代の人達が多く来るようになったことも分かった。

鍼アイコン157 バー・マネコ
157 バー・マネコ

多様な人が生活する都市において、お互いにざっくばらんに議論できる場を有していることは、人々のニーズをしっかりと掴んだ都市政策を展開させていくうえでは必要不可欠であろう。クリチバ市の都市政策がなぜ、レルネル氏が市長を務めていた時、あのように上手く遂行されたのか。その理由の一つが、このマネコであるのではないだろうか。

鍼アイコン158 ベルリン市立ユダヤ博物館
158 ベルリン市立ユダヤ博物館

ベルリン市立ユダヤ博物館は、4世紀から現在に至るまでのドイツにおけるユダヤ人の社会、政治、文化的な歴史を展示している。 それは、ドイツにおけるホロコーストという悲惨な歴史的事実を経て、それらをこれまでのドイツにおけるユダヤ人の歴史の文脈の中で位置づけ、展示することも意図している。訪れるものに強烈な印象を残さずにはおられないが、それを踏まえて、未来に前進しようという肯定的なエネルギーのようなものを与えてくれる。

鍼アイコン159 聖母教会の再建
159 聖母教会の再建

聖母教会は「バロックの真珠」と形容される素晴らしいバロックの建築群の中でも、その優雅で華やかなシルエットは一際目立っている。復元された聖母教会は、その優雅さを湛えつつも、オリジナルの瓦礫である暗い石と、新たに使われた明るい砂岩の石との対比は、歴史の傷跡を観る者に強烈に訴えかける圧倒的な存在感を纏っている。

鍼アイコン160 ザリネ34
160 ザリネ34

人口縮小は地域に大きなダメージを与える。まず、活力が削がれていき、状況を変更させるエネルギーとなる投資をしてくれる人もいなくなる。そして、空き家が増え、街並みはさらに寂れた感じになり、縮小を加速化させていくといったマイナスのサイクルが繰り返されていく。ザリネ34は、このマイナスのサイクルの回転を止めるために空き家に注目した。そして、この空き家に創造的なポテンシャルを有している若者達の居場所を提供することにした。

 

取材・構成
服部圭郎 龍谷大学政策学部教授

制作・配信
公益財団法人ハイライフ研究所

■都市の鍼治療 データベース
http://www.hilife.or.jp/cities

 


 

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