財団法人ハイライフ研究所メールマガジン

ハイライフ研究所メールマガジン 第241号

2018年7月11日配信  発行責任 公益財団法人ハイライフ研究所 事務局


<今号の内容>

1.【連載】 第2回 趣味とスポーツ、旅行で辿る「楽しみの時層」|次世代シニア 楽しみの時層
2.【データベース】 都市の鍼治療 No.146~No.150


1.【連載】 第2回 趣味とスポーツ、旅行で辿る「楽しみの時層」|次世代シニア 楽しみの時層

連載】 第2回 趣味とスポーツ、旅行で辿る「楽しみの時層」|次世代シニア 楽しみの時層

次世代シニア 楽しみの時層

第2回 趣味とスポーツ、旅行で辿る「楽しみの時層」

公益財団法人ハイライフ研究所では、平成二十八年、次世代高齢者研究報告の一環として50代から70代前半(昭和16年~昭和40年生まれ)の男女を対象に生活行動、生活意識調査を実施、その調査結果に研究員の視点を交え「次世代シニアと現在形シニア、その意識と行動」と題したコラムを連載してまいりました。

その続編ともいえる今回のシリーズは、同調査で自由回答形式にて収集した「人生の各時期の楽しみの生活史」を「時層」と名づけた上で、次世代シニアにみる「世代の共通体験や個人史」に焦点を当てそこから培われた価値観や幸福感を探ってまいります。2020年を過ぎる頃から高齢者の仲間入りする次世代シニアの「時層」から浮かび上がる現在形シニアとの違いにも注目してまいりたいと思います。

次世代シニアと現在形シニアの定義
①次世代シニア
1956年~1965年生まれ(調査時51~60歳)
②現在形シニア
1941年~1950年生まれ(調査時66~75歳)

第2回は「趣味、娯楽、スポーツ、旅行」分野の回答から「趣味」と「スポーツ・旅行」に分けて、世代間と男女間の異なる傾向や時代背景をみていきたいと思います。

内容:
1.『趣味』で辿る楽しみの時層
2.『スポーツ、旅』で辿る楽しみの時層

第2回レポート全文は以下のリンク先からご覧いただけます。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=14292#pdf

□次世代シニア 楽しみの時層
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=168

 


2.【データベース】 都市の鍼治療 No.146~No.150

「都市の鍼治療」データベース

 クリチバのジャイメ・レルネル元市長は、都市が抱える問題を手っ取り早く解決するべき方法論として「都市の鍼治療」を提唱しています。

 多くの課題に直面する都市は、さながら病人のようです。そして、都市の鍼治療とは、その都市の病を根本的に治すことは難しいけれども、効果的に「鍼療法のように治す」ことは可能であるという考え方にもとづいた方法論です。

 本データベースは、このレルネル元市長の「都市の鍼治療」という考えにのっとり、内外の「都市の鍼治療」事例をシリーズで紹介していきます。


鍼アイコン146 ブリッゲンの街並み保全
146 ブリッゲンの街並み保全

ノルウェー第二の都市であるベルゲン。そこには、14世紀頃からハンザ同盟時代のドイツ商人達が住んでいたブリッゲンというカラフルな木造街区がある。他のヨーロッパの都市では木造建築は煉瓦や石造りへと移行していたのだが、ブリッゲンでは同じ材料、そして同じ場所で建物が更新されていった。

鍼アイコン147 レッチワース田園都市ヘリテージ協会
147 レッチワース田園都市ヘリテージ協会

世界で最初の田園都市であるレッチワースは、田園都市を提唱していたエベネザー・ハワード自らが建設したコミュニティ。ノース・ハートフォードシャー郡という自治体に所属しているが、実際のコミュニティ運営の多くは、私的な慈善組織(private charity)によって遂行されてきた。しかも、このコミュニティ運営の範囲は都市計画や住民組織への補助・扶助といった、通常の自治体が有するような内容も含まれているという点で、極めてユニークな特色を有している。

鍼アイコン148 ラドバーン
148 ラドバーン

ニューヨークの郊外、ニュージャージー州ファーンローン市にあるラドバーンは、歩車分離をはじめて試みた住宅地として都市計画の教科書には必ず紹介されるような有名な事例である。小学校をコミュニティの中心として位置づけられた住宅計画は、アメニティの高いオープンスペースといった共有地を多く設け、また歩道ネットワークをコミュニティ内に縦横に張り巡らせるなど、豊かな生活を実現させるコミュニティとしての多くのアイデアと知恵が込められている。

鍼アイコン149 八百萬本舗
149 八百萬本舗

八百萬本舗の前進、旧志村金物店は数年ほど閉店をしていた。この商家は規模が大きかったので、単体の企業に貸したとしても撤退の意思も早い。そこで、金沢R不動産の小津氏は「必ず何か結果を残すので一棟、丸ごと借りられますか」と交渉する。ただし、リノベーションの初期投資を出す資金的余裕は大家にはない。そこで介在したのがパトロンである。文化的マインドのあるパトロンがこの商家を借り、テナントにサブリースをするという形にしてもらい、金沢R不動産は家賃を回収してパトロンに渡すという仕組みをつくった。

鍼アイコン150 クリチバ市の羊による公園の芝生管理
150 クリチバ市の羊による公園の芝生管理

レルネル元市長のもと、世界トップクラスの公園都市へと変貌したクリチバ市。しかし、その公園の芝生を管理する予算がなかった。ブレイン・ストーミングを市役所でしたら、ある職員が羊にやらせればいい、と提案した。最初は皆半信半疑であったが、とりあえず試してみたところ、まったく支障がなく、しかも80%の維持管理費が節約できたそうである。現在でもクリチバ市の風物詩として広く市民にも支持された政策となっている。

 

取材・構成
服部圭郎 龍谷大学政策学部教授

制作・配信
公益財団法人ハイライフ研究所

■都市の鍼治療 データベース
http://www.hilife.or.jp/cities

 


 

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