財団法人ハイライフ研究所メールマガジン

ハイライフ研究所メールマガジン 第237号

2018年5月16日配信  発行責任 公益財団法人ハイライフ研究所 事務局


<今号の内容>

1.【連載】 第十二回(最終回)次世代シニア、この先の「楽しみのヒント」。|次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動
2.【データベース】 都市の鍼治療 No.141~No.145


1.【連載】 次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

第十二回(最終回)次世代シニア、この先の「楽しみのヒント」。

次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

第十二回(最終回)次世代シニア、この先の「楽しみのヒント」。

◇◆調査対象・言葉の定義◆◇
次世代シニア(51歳から60歳) 現在形シニア(66歳から75歳)

■老後の準備から「人生後半戦の準備」へ。

■ワーク・ライフ・バランスから、ライフワーク・バランスへ。

■学びのある「続く楽しみ」の種を植えよう。

■過去はいつも新しく、未来は不思議に懐かしい。

■アクティブからソフィスティケートへ。

■静かな生活、穏やかな人間(じんかん)、確かな人生。

■違いを越えて共に楽しみを分かち合う。

前回まで、現在形シニア(66歳~75歳)と次世代シニア(51歳~60歳)を対比しながら、
「生活時間」「生活満足度」「衣生活・食生活」「仕事」「家族・夫婦」「健康」「人付き合い」「老後」「お金」「楽しみ」「時層」といったテーマで、その特徴を探ってまいりました。最終回となる第十二回はハイライフ研究所刊「次世代高齢者研究報告書~変化し続ける高齢者意識の研究~世代や年代の差異がもたらすもの~」の内容を再掲しながら、これまでのまとめを兼ねて、次世代シニアのこれからの「楽しみのあり方」について提言の形をとり、キーフレーズとともにお届けします。

執筆者:主任研究員 福與宜治

第十二回レポート全文は以下のリンク先からご覧いただけます。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=14204#pdf

□次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=163

 


2.【データベース】 都市の鍼治療 No.141~No.145

「都市の鍼治療」データベース

 クリチバのジャイメ・レルネル元市長は、都市が抱える問題を手っ取り早く解決するべき方法論として「都市の鍼治療」を提唱しています。

 多くの課題に直面する都市は、さながら病人のようです。そして、都市の鍼治療とは、その都市の病を根本的に治すことは難しいけれども、効果的に「鍼療法のように治す」ことは可能であるという考え方にもとづいた方法論です。

 本データベースは、このレルネル元市長の「都市の鍼治療」という考えにのっとり、内外の「都市の鍼治療」事例をシリーズで紹介していきます。


鍼アイコン141 グランヴィル・トランジット・モール
141 グランヴィル・トランジット・モール

グランヴィル・トランジット・モールは一日当たり1,900台のバスが行き来しており、そのうちの9割がトロリーバスである。賑わいを確保するために、銀行などの金融機関は店舗の間口を25フィート以下(約8メートル)にするよう規制されている。これは、これらの金融機関は小売業の店舗に比べて人の出入りが少なく、道の賑わいをなくすという考えからである。一方で、オープン・カフェは多く立地するよう、それを促進するようなガイドラインもつくられている。

鍼アイコン142 グランヴィル・アイランド
142 グランヴィル・アイランド

グランヴィル・アイランドは北米の都市再開発の成功事例として知られている。その理由としては、多くの地元の人が利用していることが真っ先に挙げられるであろう。カナダ住宅金融公社が作成した基準は、賃貸が高くなることを防止し、この場所にオーセンティシティをつくることにつながるような工芸品の製造業や、小売店、文化的な活動を支援することに成功している。

鍼アイコン143 グラフトン通り地区公共空間計画
143 グラフトン通り地区公共空間計画

グラフトン通りはダブリンの都心部、リフィー川の南端にあるテンプル・バーの終点からセント・スティーブンス・グリーンという公園までを結ぶ500メートルのダブリン一賑やかな通りである。ブティック、バー、レストランなどの商店がひしめき合う。バスカーズとよばれる大道芸人もここに多く集まり、行く人を楽しませてくれる。さらに、歴史的建築を多く保全しており、まさにダブリンを代表する都市空間となっている。

鍼アイコン144 センター・フォア・アルタナティブ・テクノロジー
144 センター・フォア・アルタナティブ・テクノロジー

センター・フォア・アルタナティブ・テクノロジー(C.A.T.)の特筆すべきところは、代替技術の新しいアイデアを湧き水のように次から次へと生み出しているという点である。このような創造的な組織へと成長した要因は、「人を惹きつける純粋さ」と「自己革新を伴う進化プロセスを内包していること」だと考察される。それは環境保全という目的に対して、理想に溺れることなく、愚直に純粋に取り組んでいることである。C.A.T.で働く人達には、すべて公平に年間約12,000ポンド(約216万円)の報酬しか支払われていないにも関わらず、C.A.T.で働きたいと希望するひとが後を絶たない。

鍼アイコン145 エディブル・ウェイ)
145 エディブル・ウェイ

JR松戸駅から千葉大学のある松戸キャンパスまでの、いわば大学生達の通学路。この1キロメートルほどの通学路に沿って、「Edible Way」というロゴと大きな葉っぱが印刷された黒い布でつくられたプランターが住宅の前や空地のスペースに点々と置かれている。Edibleとは、英語で「食べられる」を意味する形容詞である。Wayはそのまま「道」でもあるが、「方法」という意味も有する。つまり「Edible Way」、カタカナで書くと「エディブル・ウェイ」とは「食べられる道」もしくは「食べられるやり方」という意味を持つ。

 

取材・構成
服部圭郎 龍谷大学政策学部教授

制作・配信
公益財団法人ハイライフ研究所

■都市の鍼治療 データベース
http://www.hilife.or.jp/cities

 


 

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