【連載】 第7回 商業地・住宅地の「地価」で見るエリアとサービス業の相関を見る

第7回 商業地・住宅地の「地価」で見るエリアとサービス業の相関を見る

 都市には様々なサービス事業が立地しているが、それらのサービス事業が各行政区エリアでどのように受け入れられているのか、また、各地でどのような種類のサービス業が充実しているのか?

 本レポートでは東京都市圏が多様なエリアの姿を見せる中、東京行政エリアとその地域のサービス業の供給度合いを、都市の魅力という視点から数回にわたりエリアの多様化に注目し、分析を進めてきた。

 多様化するエリアの分析として、最初のアプローチは各行政エリアの地理条件(歴史や地形、あるいは交通条件など)から地域の多様化を、次のアプローチとして東京都23区各行政区の年齢別人口構成の差異(例えば高齢者人口、核家族世帯など)に注目し多様性を確認し、それぞれ区分けしたエリアごとにサービス業の供給状況を確認した。三つめのエリアの多様化についてのアプローチは、日本全国で大きな問題として登場してきた「単身世帯・シングルライフ」というテーマで地域の多様性について確認した。

 今回は、エリアの地価と地域のサービス業との相関からみられる都市の魅力を見てみた。
 サービス業から見たそれらエリアの都市の魅力についてレポートする。

 

執筆者 マーケット・プレイス・オフィス代表  立澤芳男(たつざわよしお)
■流通系企業の出店リサーチ・店舗コンセプトの企画立案
/都市・消費・世代に関するマーケティング情報収集と分析
■現ハイライフ研究所主任研究員・クレディセゾンアドバイザリースタッフ
■元「アクロス」編集長(パルコ)/著書「百万人の時代」(高木書房)ほか

■都市生活者とサービス化社会
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=156

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