【データベース】 都市の鍼治療 No.96~No.100

「都市の鍼治療」データベース

 クリチバのジャイメ・レルネル元市長は、都市が抱える問題を手っ取り早く解決するべき方法論として「都市の鍼治療」を提唱しています。

 多くの課題に直面する都市は、さながら病人のようです。そして、都市の鍼治療とは、その都市の病を根本的に治すことは難しいけれども、効果的に「鍼療法のように治す」ことは可能であるという考え方にもとづいた方法論です。

 本データベースは、このレルネル元市長の「都市の鍼治療」という考えにのっとり、内外の「都市の鍼治療」事例をシリーズで紹介していきます。


鍼アイコン096 カルチャーセンター・ディーポ、ドルトムント
086 セオドア・シュトローム通りの減築プロジェクト(Dismantling Project of Theodor Strom Strasse)

歴史的建築物を保全しただけでなく、新たな雇用を創出し、また新しい芸術・工芸センターをドルトムントに供給することになったが、極めてコミュニティにとって価値のあったことは、ここが公共広場として機能することで、コミュニティの紐帯を強化する役割を果たしたことである。

鍼アイコン097 シュテルヴェルク60
087 郡上八幡の空き家プロジェクト

ドイツではこの5年ぐらいで、カーフリー住宅(オートフライ・ヴォーヌング)という新しいライフスタイルが注目されている。広く知られているのはフライブルクの郊外につくられたファウバーンであるが、ここシュテルヴェルク60の方が、コンセプト的には徹底した街づくりが為されている。

鍼アイコン098 あさひかわ北彩都ガーデン
088 ジズコフ駅(Zizkov Station)の再生プロジェクト

駅舎や広場といった人工物が忠別川に代表される自然と対峙するのではなく、一体的な空間となるように、その推移がグラデーションとなるように意識した空間デザインが為されている。日本人の都市空間デザインの質の高さを証明するような素場らしい事例であると考えられる。

鍼アイコン099 旭川駅
089 ヴィレッジ・ホームズ

新しい旭川駅は、他都市の駅に見られるような商業利用をメインとするものではなく、公共的な利用がされることを優先した。そして、駅に設置される公共施設は、情報発信の場でもあり、交流の場でもあるような広義としての広場として機能することが強く意識された。

鍼アイコン100 先斗町の景観形成
090 デッサウ「赤い糸」

先斗町(ぽんとちょう)は京都市中京区、河原町駅から北にある鴨川と高津川に挟まれた南北に延びる花街である。細長い石畳の道は幅が2メートルちょっとしかなく、そのヒューマン・スケールで、江戸時代から引き継がれる街並みの都市空間は内外の観光客を大いに魅了させる。

 

取材・構成
服部圭郎 明治学院大学経済学部教授

制作・配信
公益財団法人ハイライフ研究所

■都市の鍼治療 データベース
http://www.hilife.or.jp/cities


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