【研究報告】東京10km~ 20km圏、その魅力。 “ 生き続けられるまちとは?
Phase2 都市の魅力を構成する要素とは?

 

■研究背景
 ハイライフ研究所は「都市生活者のよりよい生活の実現への貢献」を理念とした研究財団で、本年度で設立22年を迎えます。設立以来、都市生活者を見つめながらさまざまな調査・研究をしてまいりました。
 近年、多くの都市が高齢化と少子化を伴いながら人口減少の時代を迎え、経済の停滞、所得・雇用の低下と相まって社会構造そのものが大きく変化している環境において、当財団では、「持続可能な都市居住の実現に向けた知見の獲得、社会との共有」を事業目的に据え、調査・研究を実施しその成果を配信しております。
 平均寿命の伸びや出生率の低下により、少子高齢化が急速に進み、現在、人口増加している東京都も2020年には人口1335万人をピークに減少の一途を辿ると言われています。また、2025年には団塊世代が後期高齢者年齢を迎え超高齢化の時代が始まり、一方、年間死亡者数も160万人に達します。それに加え、結婚しない団塊Jr. と雇用不安による未婚率の上昇による単身者の急増は、これまでの都市やまちの姿を変えていくに違いありません。これまでの家族を核に据えたロールモデルは通用しなくなり、都市やまちに求められる機能や要素も大きく変わっていくことが予想されます。

■研究テーマ
 少子高齢化、人口減少がすでに兆候として現出している中、東京10km ~ 20km のドーナツ圏には、依然として元気なまち、活性化しているまちが数多く存在しています。(*人口・世帯数、駅乗降客数、商業統計、等から)このエリアにフォーカスをあてて、都市の魅力を構成する要素を解明していきます。
 本研究は2014年度と2015年度の2年間に亘る研究であり、2014年度はPHASE1 として「仮説の抽出」(2014年度研究報告)、2015年度はPHASE2 として「仮説の検証」を行ないました。

■研究体制
◆研究幹事
櫻井隆治(公益財団法人ハイライフ研究所 代表理事 副理事長)

◆研究リーダー
服部圭郎(明治学院大学 経済学部教授)

◆研究員
榎本元(株式会社読売広告社 都市生活研究所 執行役員)
高木克昌(タカギセイコープランニングオフィス 代表)
谷口明美(公益財団法人ハイライフ研究所 研究員)
生方純一(公益財団法人ハイライフ研究所 事務局長)

◆研究協力
立澤芳男 氏(マーケット・プレイス・オフィス代表)
三浦展 氏(株式会社カルチャースタディーズ研究所 代表)
水嶋敦 氏(自由学園最高学部 特任教授)

■目次
第1章 研究概要
公益財団法人ハイライフ研究所 専務理事
櫻井隆治

1. 研究背景
2. 研究テーマ
3. 研究プロセス
4. PHASE1 中間報告(概要)
5. 研究体制

第2章 都市(街)探訪レポート

マーケット・プレイス・オフィス 代表
立澤芳男

1. レポートにあたって
2. 9 エリアの都市(街)探訪レポート
3. 総括

第3章 デ ータから見た都市の魅力を構成する要素
公益財団法人ハイライフ研究所 専務理事
櫻井隆治

タカギセイコープランニングオフィス代表
高木克昌

第4章 都市酵母探検隊レポート分析

明治学院大学 経済学部教授
服部圭郎

第5章 都市酵母探検隊グループインタビュー
公益財団法人ハイライフ研究所 研究員
谷口明美

第6章 ま ちのエキスパートヒアリング
カルチャースタディーズ研究所代表
三浦展

自由学園 最高学部特任教授
水嶋敦

第7章 結論
明治学院大学 経済学部教授
服部圭郎


■2015年度研究報告
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=13284


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