財団法人ハイライフ研究所メールマガジン

ハイライフ研究所メールマガジン 第179号

2015年11月25日配信  発行責任 公益財団法人ハイライフ研究所 事務局


<今号の内容>

1.【連載】 第7回 蒲田|都市(街)探訪シリーズ
2.【映像報告】スウェーデン百科事典|スウェーデンの危機管理3 ~原発事故想定訓練から得られた対策~


 

1.【連載】東京都市圏における『10㎞~20㎞圏エリア』にある街を探訪する。その魅力は?

第7回 蒲田

東京都市圏における『10㎞~20㎞圏エリア』にある街を探訪する。その魅力は?

大昭和時代の面影が見え隠れする蒲田。
新陳代謝が少ない バブル崩壊・平成不況の傷が深く、迷走する街づくり


 大東京都市圏をつくってきた都心と郊外は、地域の若年人口動向や高齢化などの問題で大きく揺れ動いているが、人口増エリアとして注目が集まっているのが東京10㎞~20㎞圏のエリアだ。高度経済成長期のマイカー普及期以前に発展した住宅居住地をベースとして、駅前の整備や業務・商業地化がほどほどに進み、最近はマンションの建設が盛んだ。そしてこのエリアにある街々に2000年代からの都心や郊外拠点都市での大再開発プロジェクト施工の波が波及してきた。今後これらの街々の駅前を中心とする開発が進むと、都心や郊外の居住にも大きな影響を与えることは間違いない。この変化は、20世紀の「職住分離」という東京都市の生活スタイルを大きく変える起爆剤となりそうだ。

 東京10㎞~20㎞圏の街がなぜ活性化しているのか?本探訪シリーズでは、今まで「自由が丘」「三軒茶屋」「北千住」「中野」をレポートしてきた。前回(第六回)は、東京の北の玄関である「北区赤羽」をとリあげた。今回は東京の南の赤羽ともいわれる『大田区蒲田』をレポートした。

 蒲田という街は、大正末から昭和の初めにかけて東京の郊外住宅地として、また、京浜工業地の職住生活交通拠点として現在に至るが、今でもJR京浜東北線、東急池上線、および多摩川線、京急本線・空港線の4路線の蒲田駅を抱え、都心や羽田への交通の利便性は東京でもナンバーワンの立地だ。この蒲田は、交通の便が良いだけに不動産投資など大きく揺れ動いてきた。今でもバブルの残滓が残ったままだが、蒲田はいま、居住環境重視型の街となるのか、国際化を重視する地域へと向かうのか選択を迫られている。

執筆:立澤芳男(マーケット・プレイス・オフィス代表)

 

■東京都市圏における『10㎞~20㎞圏エリア』にある街を探訪する。その魅力は?
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=153

 


2.【映像報告】スウェーデン百科事典|スウェーデンの危機管理3 ~原発事故想定訓練から得られた対策~

訃報:
去る2015年11月22日、須永昌博 一般社団法人スウェーデン社会研究所 所長が永眠されました。
日本とスウェーデンの架け橋として、40年以上にわたり両国の社会的・文化的交流に貢献されてきた須永昌博氏は、ハイライフ研究所のウェブサイトでも、2012年以来「スウェーデン百科事典」を連載されてきました。
須永昌博氏の訃報に接し、心からご冥福をお祈り申し上げます。

なお「スウェーデン百科事典」は、今後も、須永氏の収録済みの講演映像をシリーズでお届けしてまいります。

 

スウェーデンの危機管理? ~市民を放射能汚染からどう守るか~

■スウェーデンの危機管理 (3)
~原発事故想定訓練から得られた対策~
http://www.hilife.or.jp/sweden2/?p=470

■危機にあたって優先順位をつけることの大切さ
起こりうるさまざまな危機に対してスウェーデンはどのような管理体制をとっているのか。シリーズで考えています。

2011年2月、福島の原発事故が発生する1か月前に、
スウェーデンでは大規模な原発事故演習が行なわれていました。

原発事故が起きた際に国としてどのような対処が可能なのか、
その危機管理能力の検証を行なうことが目的でした。

スウェーデンがこの演習から得た教訓とは何だったのでしょうか。
前回に引き続いて解説してまいります。

・訓練から得られた教訓
・優先順位をつける
・市民の属性・立場に応じた対策をたてる
・除染、食品テスト
・想定原発事故の結論


講師:須永昌博 一般社団法人スウェーデン社会研究所 所長
映像制作:公益財団法人ハイライフ研究所

 

■スウェーデン百科事典
http://www.hilife.or.jp/sweden2/

 


 

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