【連載】東京都市圏における『10㎞~20㎞圏エリア』にある街を探訪する。その魅力は?

第3回 三軒茶屋

東京都市圏における『10㎞~20㎞圏エリア』にある街を探訪する。その魅力は?

新陳代謝の高い街。職住近接(通勤通学便利)な“さんちゃ”

 大東京都市圏をつくってきた都心と郊外は、地域の若年人口動向や高齢化などの問題で大きく揺れ動いているが、その東京大都市圏の中で、都心・副都心部と郊外都市に挟まれた『東京10㎞~20㎞圏』のエリアは、東京湾岸とともに東京人口増エリアとして注目が集まっている。

 東京10㎞~20㎞圏のエリアは、高度経済成長期のマイカー普及期以前に発展した住宅居住地をベースとして、駅前の整備や業務・商業地化がほどほどに進み、最近はマンションの建設が盛んである。しかしながら、2000年代からの都心や郊外拠点都市での大再開発プロジェクト施工の波が、このエリアにある街々に波及してきた。今後これらの街々の駅前を中心とする開発が進むと、都心や郊外の居住にも大きな影響を与えることは間違いない。この変化は、20世紀の「職住分離」という東京都市の生活スタイルを大きく変える起爆剤となりそうだ。東京10㎞~20㎞圏の街がなぜ活性しているのか?

 今回の都市(街)探訪シリーズ第3回は、都心に近くで便利な街として住みたい街の人気が高い「三軒茶屋」を取り上げた。三軒茶屋は、若者に人気があり、レトロなゾーンが残っていると評判だが、実際の商業的、あるいは実業的な街の実力度はそれほど高くはないが、人気がある。その魅力は何なのかをレポートする。なお、前回の探訪シリーズは「自由が丘」を取り上げています。

執筆:立澤芳男(マーケット・プレイス・オフィス代表)

 

■東京都市圏における『10㎞~20㎞圏エリア』にある街を探訪する。その魅力は?
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