【映像報告】銀座野菜プロジェクト

東京の中心、Ginzaでの野菜づくり実験を通して、わたしたちの暮らしをもう一度考えてみよう。

【映像報告】銀座野菜プロジェクト

【映像報告】銀座野菜プロジェクト第6章 発表|学生たちが考える「都市と農業」

日本ではまだ馴染みがないWindow farms。
普及をめざすにはどのようなアプローチが必要か。

「わたしなら、こうしてPRする」。
実際にWindow farmsに取り組んだ、実践女子大学の学生のみなさんが提案する方法とは?

◆体験型の授業で課題解決に取り組む

私は以前より、都市農園よりもさらに気軽に、都市をフィールドとしつつ農業・農村的要素に触れられる取り組みを拡大することが重要だと考えてきました。

今回、「銀座野菜プロジェクト」に取り組むハイライフ研究所とこのような問題意識を共有できたことから、私が実践女子大学で担当する講義「地域経営論演習b」において、Window
farmsを題材として、普及に向けたPR手法を検討する企業・教育連携を実施することになりました。

企業や外部の組織と連携して課題解決に取り組む体験型の授業は、PBL(プロジェクトベースドラーニング)と呼ばれます。

PBLの場合、机上で課題について考えているだけでは十分な教育効果が得られません。このため、講義では現地調査、実体験を織り交ぜた形で授業を構成しました。

一例をあげると、ハイライフ研究所よりご提供いただいたWindow farmsのキットを学生のみで荷解きし、その組み立てを行いました。

アメリカのWindow farms本社から送られてきたキットには説明書が入っておらず、学生は悪戦苦闘しながら組み立てていましたが、時間をかけて作業をする中でWindow
farmsの構造を深く理解するとともに、その課題についての体感的な理解を深めていました。

これらの体験的な学習を経て、授業では最終的に、学生からハイライフ研究所に対して企画提案を行うプレゼンテーションを実施しました。

今回ご覧いただく映像は、そのプレゼンテーションの模様をビデオに記録したものです。

最初は不安を感じていた学生たちも、発表とディスカッションを繰り返すなかで、お互いに様々な発想や視点を学ぶことができたようです。

野津 喬 実践女子大学生活科学部准教授

【映像報告】銀座野菜プロジェクト

◆発表|学生たちが考える「都市と農業」
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=12118

<自産自消で心も身体も健康に!都会での健康生活支援>
実践女子大学 生活科学部 生田夏帆

<Window Farmで輝く毎日を>
実践女子大学 生活科学部 岸谷春花

<私たちの暮らしをより豊かに ~Window Farm~>
実践女子大学 生活科学部 熊倉瑛里

<無機質な空間に あたたかみを>
実践女子大学 生活科学部 松葉胡桃

<Window Farm+ ? = New Lifestyle>
実践女子大学 生活科学部 松村早織

協力:野津 喬 実践女子大学生活科学部准教授
撮影・編集:浅井 裕
制作統括:萩原宏人(公益財団法人ハイライフ研究所)

本企画は東京の中心、世界都市を象徴する場所、Ginzaでの野菜づくりを実験として、地方の生活も含め、これからの人間の暮らし、人々がともに住む場所としての都市やまちの、本来の豊かさを再考するプロジェクトです。 

■銀座野菜プロジェクト
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=148

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