財団法人ハイライフ研究所メールマガジン

ハイライフ研究所メールマガジン 第170号

2015年7月8日配信  発行責任 公益財団法人ハイライフ研究所 事務局


<今号の内容>

1.【データベース】 都市の鍼治療 No.56~No.60
2.【研究報告】 都市生活者意識調査2014年|分析編&データ編
3.【映像報告】 銀座野菜プロジェクト 第6章 学生たちが考える「都市と農業」


 

1.【データベース】 都市の鍼治療 No.56~No.60

「都市の鍼治療」データベース

 クリチバのジャイメ・レルネル元市長は、都市が抱える問題を手っ取り早く解決するべき方法論として「都市の鍼治療」を提唱しています。

 多くの課題に直面する都市は、さながら病人のようです。そして、都市の鍼治療とは、その都市の病を根本的に治すことは難しいけれども、効果的に「鍼療法のように治す」ことは可能であるという考え方にもとづいた方法論です。

 本データベースは、このレルネル元市長の「都市の鍼治療」という考えにのっとり、内外の「都市の鍼治療」事例をシリーズで紹介していきます。


鍼アイコン056 ブロードウェイの歴史的街並みの再現(米国・カリフォルニア州)

051 ホートン・プラザ

 ロスアンジェルス市の都心において忘れられたアイデンティティを再生するプロジェクト。アメリカを代表する大都市であるにも関わらず、都心に点在する古びた空きビル。しかしそれぞれの物件がもつ歴史的価値はかなりのものがある。これらをどうすればうまく有効活用できるのか。その答えがブリンギング・バック・ブロードウェイなのだ。

鍼アイコン057 オーガスタス・F・ホーキンス自然公園(米国・カリフォルニア州)

052 ベルン旧市街地の景観規制

 ロスアンジェルスの工業地帯。治安が悪く、また土壌も汚染されていた場所が、市民参加の公園づくりによって生まれ変わった。まさにアスファルト・ジャングルの中のオアシスのような空間。

鍼アイコン058 チャーチストリート・マーケットプレイス(米国・ヴァーモント州)

053 ハイライン

 郊外のショッピング・センターに対抗するために、地元の力で魅力ある商店街を再開発。米国ヴァーモント州の風土を強く意識した空間デザインも功を奏し、年間300万人が訪れる人気の界隈に変貌。

鍼アイコン059 サード・ストリート・プロムナード(米国・カリフォルニア州)

054 ポートベロ・ロード・マーケット

 自動車社会・ロスアンジェルス。その都市圏の中でも数少ないヒューマン・スケールの都市デザイン・プロジェクト。自動車排除のコンセプトをあえて曖昧にしたことがポイントとなり、リデザインに成功。昼も夜も多くの人が行き交う人気の街歩きスポットに。

鍼アイコン060 ストラスブールのトラム(フランス・アルザス州)

055 ビルバオ・グッゲンハイム美術館

 世界遺産の街並みを誇るストラスブール。しかし道路が狭く、慢性的な渋滞に悩んでいた。その都心部の再生を促すために導入されたのがライトレール。脱自動車化をすすめ、都市空間をヒューマン・スケールへとリデザインすることに成功した。

 

取材・構成
服部圭郎 明治学院大学経済学部教授

制作・配信
公益財団法人ハイライフ研究所

■都市の鍼治療 データベース
http://www.hilife.or.jp/cities

 


2.【研究報告】都市生活者意識調査2014年|分析編&データ編

都市生活者意識調査2012年

2012年調査の視点

 公益財団法人ハイライフ研究所では創設以来、「都市生活者のよりよい生活の実現」を目的に都市生活研究を行なってきている。
 『都市生活」とは、高度に産業化した社会での現代のライフスタイルと定義される。戦後わが国では、経済の発展と産業の高度化により、都市機能が整備され、モノの普及も相まって豊かな生活が実現されてきた。生活環境と個人の2つの側面で“都市化”が進行し、めまぐるしく変化する現代の生活環境のなかで、都市生活者のライフスタイルは変化し続けており、都市生活研究の重要性が高まっていると考えられる。
 財団の都市生活研究は、「都市を中心とした生活者のよりよい生活の実現・構築へ向けた調査研究」(2014年度計画)として展開されている。その全体像は、「2つの研究テーマ」と「ホームページ企画」、そして消費者調査「都市生活者意識調査」で構成され、これらの成果の発信まで含まれている。財団が行なう研究は、現状分析や問題点の指摘の域にとどまらず、持続可能な都市居住の実現に導くための方向性の提示や示唆までを広く世の中に発信し、社会に貢献していくことを目標にしている。


都市生活者意識調査2014年|分析編

◆目次

第1章 本研究の目的

第2章 都市生活者の都市居住

第3章 都市生活者の暮らし向きと消費

第4章 都市生活者のワークライフ・バランスと家庭生活

第5章 都市生活者の社会意識

第6章 都市生活者の情報行動

第7章 まとめ 
都市生活者意識調査2012年|データ編

 

都市生活者意識調査2014年|データ編

◆目次

1.調査要領

2.基本構成

3.調査結果の概要

4.ライフステージ別に見た都市生活者

5.世帯年収別

6.前年までの結果との比較

(付)アンケート票

研究体制
高津伸司 公益財団法人ハイライフ研究所代表理事
水嶋 敦 自由学園特任教授
丹野俊明 株式会社行動科学研究所
櫻井隆治 公益財団法人ハイライフ研究所専務理事
高津春樹 公益財団法人ハイライフ研究所常勤顧問
萩原宏人 公益財団法人ハイライフ研究所事務局長
生方純一 公益財団法人ハイライフ研究所事務局次長
上野昭彦 公益財団法人ハイライフ研究所主任研究員

■2014年度研究報告
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=12682

 


3.【映像報告】銀座野菜プロジェクト

東京の中心、Ginzaでの野菜づくり実験を通して、わたしたちの暮らしをもう一度考えてみよう。

【映像報告】銀座野菜プロジェクト

【映像報告】銀座野菜プロジェクト第6章 発表|学生たちが考える「都市と農業」

日本ではまだ馴染みがないWindow farms。
普及をめざすにはどのようなアプローチが必要か。

「わたしなら、こうしてPRする」。
実際にWindow farmsに取り組んだ、実践女子大学の学生のみなさんが提案する方法とは?


◆体験型の授業で課題解決に取り組む

私は以前より、都市農園よりもさらに気軽に、都市をフィールドとしつつ農業・農村的要素に触れられる取り組みを拡大することが重要だと考えてきました。

今回、「銀座野菜プロジェクト」に取り組むハイライフ研究所とこのような問題意識を共有できたことから、私が実践女子大学で担当する講義「地域経営論演習b」において、Window farmsを題材として、普及に向けたPR手法を検討する企業・教育連携を実施することになりました。

企業や外部の組織と連携して課題解決に取り組む体験型の授業は、PBL(プロジェクトベースドラーニング)と呼ばれます。

PBLの場合、机上で課題について考えているだけでは十分な教育効果が得られません。このため、講義では現地調査、実体験を織り交ぜた形で授業を構成しました。

一例をあげると、ハイライフ研究所よりご提供いただいたWindow farmsのキットを学生のみで荷解きし、その組み立てを行いました。

アメリカのWindow farms本社から送られてきたキットには説明書が入っておらず、学生は悪戦苦闘しながら組み立てていましたが、時間をかけて作業をする中でWindow farmsの構造を深く理解するとともに、その課題についての体感的な理解を深めていました。

これらの体験的な学習を経て、授業では最終的に、学生からハイライフ研究所に対して企画提案を行うプレゼンテーションを実施しました。

今回ご覧いただく映像は、そのプレゼンテーションの模様をビデオに記録したものです。

最初は不安を感じていた学生たちも、発表とディスカッションを繰り返すなかで、お互いに様々な発想や視点を学ぶことができたようです。

野津 喬 実践女子大学生活科学部准教授

【映像報告】銀座野菜プロジェクト

◆発表|学生たちが考える「都市と農業」
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=12118

<自産自消で心も身体も健康に!都会での健康生活支援>
実践女子大学 生活科学部 生田夏帆

<Window Farmで輝く毎日を>
実践女子大学 生活科学部 岸谷春花

<私たちの暮らしをより豊かに ~Window Farm~>
実践女子大学 生活科学部 熊倉瑛里

<無機質な空間に あたたかみを>
実践女子大学 生活科学部 松葉胡桃

<Window Farm+ ? = New Lifestyle>
実践女子大学 生活科学部 松村早織

協力:野津 喬 実践女子大学生活科学部准教授
撮影・編集:浅井 裕
制作統括:萩原宏人(公益財団法人ハイライフ研究所)


本企画は東京の中心、世界都市を象徴する場所、Ginzaでの野菜づくりを実験として、地方の生活も含め、これからの人間の暮らし、人々がともに住む場所としての都市やまちの、本来の豊かさを再考するプロジェクトです。 

■銀座野菜プロジェクト
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=148

 


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