【研究報告】講演録:縮退懸念の東京50km圏をゆく

【研究報告】講演録:縮退懸念の東京50km圏をゆく

目次

◆主催者挨拶
髙津伸司 / 公益財団法人ハイライフ研究所 代表理事/副理事長

第一部 プレゼンテーション
◆マップで見る東京50km圏の現状と趨勢
中川智之 / NPO法人日本都市計画家協会理事、(株)アルテップ代表取締役

◆東京50km圏郊外住宅地視察報告
高鍋剛 / NPO法人日本都市計画家協会理事、(株)都市環境研究所主任研究員

◆住宅地の成熟と縮退
大月敏雄 / 東京大学大学院工学系研究科教授

◆郊外を継承するのは誰か?
柴田建 / 九州大学大学院人間環境学研究院助教

第二部
◆東京圏郊外地域の世代交代の見通し
藤井多希子 /(一社)政策人口研究所代表

◆パネルディスカッション「縮退懸念の東京50km圏をゆく」
パネリスト 大月敏雄 / 柴田建 / 中川智之 / 高鍋剛 
コーディネーター 藤井多希子 /(一社)政策人口研究所代表

研究背景
わが国は2005年以降、人口減少が進み、2013年に高齢化率が25%を上回った。これら社会構造の変化とは無縁と思われていた首都・東京圏でも郊外遠隔部において、住民の高齢化と住宅ストックの加齢化により、不動産価格の急落と空き家の急増等、住宅地が荒廃する<縮退>現象が起きようとしている。実際に、東京50㎞圏では、高齢化率、空き家率の上昇が目立ち、各市町村は将来人口推計においても厳しい見通しとなっている。 
 しかし、縮退は東京圏の遠隔郊外住宅地に一様に訪れているわけではない。同一市町村内でも、世帯流入や住宅更新ができている住宅地と、コミュニティの維持が日々困難になっている住宅地との差が明瞭になってきた。人口減少の向かい風は、住宅地の縮退格差を拡大していくだろう。 
 本セミナーでは、縮退の波を乗り越えていく市町村や住宅地の現状を紹介すると共に、郊外研究に取り組んでいる方々を迎えて、今後の郊外居住の持続可能性への知恵を<交感>していきたい。

 

■【研究報告】講演録:縮退懸念の東京50km圏をゆく
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=12682#01

ご意見・ご感想がございましたら、
お問い合わせページまたはinfo@hilife.or.jpよりお知らせください。
ハイライフ研究所のメールマガジン
公益財団法人ハイライフ研究所のウェブページにアクセスくださりありがとうございます。
ハイライフ研究所では新しい報告書や連載記事、無料セミナーのご案内をメールマガジンにて配信しております。ぜひ購読をご検討ください。無料お申し込みはこちらから。

目次