ホスピタリティ研究(平成18年度)

本研究に取り掛かるにあたりホスピタリティ研究を約4年前より開始しておりました。それは都市リゾート型の高級ホテルにおいて、サービスとは異なるものとして位置づけられ、実践されつつあったホスピタリティに関する支配人クラスの方々のヒヤリングを中心とする調査研究からまず始まりました。

その調査研究が一段落した後に、さらにあるメーカーにおけるホスピタリティという枠組みの中での社員研修のプラン策定と実践の試みへと引き継がれました。この段階でのホスピタリティ研究は率直にいってまだ手探り状態にありました。その要因の第一は、研究が企業との連携という枠組みの中で始まったために、ホスピタリティ問題をともすれば企業の側の目に見える形での成果追求に合わせる形で考えようとしがちであったこと、言い換えればホスピタリティ問題をCSや従来型のサービスのきめ細かな多様化・高次化というようなレヴェルで理解しようとする傾向が強かったために、ホスピタリティの本質そのものへと迫る研究の水準へとなかなか至れなかったということです。

その一方で、ヒヤリングや研修の実践の中で企業側の人たちとの議論を重ね、ホスピタリティの実践が先進的に行われていると私たちが判断した現場を、企業の側の人たちと一緒に見学し、実践に携わっている方たちの話しを聞く機会を何度か持つうちに、ホスピタリティの問題には今まで漠然と考えられてきた以上に豊かな課題、可能性が含まれていることが明らかになり始めました。こうしてこれまでのホスピタリティ研究の第一歩は、ホスピタリティをめぐる問題要素がいまだ星雲状に混沌と重なり合っている状態の中から始まったのでした。

高橋順一
高橋順一
早稲田大学教育学部教授

研究報告

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研究報告書
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ホスピタリティ研究
1.ホスピタリティ研究
2.ホスピタリティの語源
3.今なぜ ホスピタリティなのか
4.ホスピタリティ・プロジェクトが目指しているもの
5. (1)快の実現
6. (2)生命と自然
7. (3)内なる生命の調和とバランス
8. (4)awareness
9. (5)内なる生命の忘却
10. (6)マニュアル・サービス社会からの脱却
11. (7)持続可能性志向的な生活文化
12.7つの作業仮説から
13.二分法の克服
14.二分法の克服2
15.持続可能性と再生産サイクル
16.持続可能性と再生産サイクル2
17.時間
18.時間2
19.オープンであること
20.オープンであること2
21.フィールドワークより(1)
22.フィールドワークより(2)
23.フィールドワークより(3)‐1
24.フィールドワークより(3)‐2
25.フィールドワークより(3)‐3
26.フィールドワークより(3)‐4
27.フィールドワークより(3)‐5
28.フィールドワークより(3)‐6
29.フィールドワークより(3)‐7


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