本格的な少子高齢社会の到来と東京オリンピック・パラリンピック開催に向かい変貌する東京大都市圏

本格的な少子高齢社会の到来と
東京オリンピック・パラリンピック開催に向かい変貌する東京大都市圏
注目される東京10~20キロ圏と東京50キロ圏上にある街の姿

第二回 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催と東京の都市改造

 年間予算総額12兆円、職員数17万人、人口800万人を超えるスーパー自治体東京。 GDP換算でも世界のトップレベルに入る。その東京に、56年ぶりに五輪がやって来る。

 1964年の五輪で都市基盤をつくった東京であるが、3年前の東日本大震災によって大都市特有のもろさも浮き彫りになった。そして、世界を見ると、都市間競争が激化し、アジアの都市の追い上げを受けている。

 時代の変化に合った改造が求められたタイミングで、五輪は東京をバージョンアップする絶好の機会をもたらしてくれるはずだ。

 東京が世界一の都市になるという構想プランは、石原都知事の時代に『メガロポリス構想2000年』として立ち上がった。首都圏の再生に向け首都圏七都県市を巻き込み共同の都市戦略であったが、経済環境の悪化や各自治体や政治状況が乱れていたため、遅々として進まなかった、しかし、昨年、2020年に東京都が五輪開催都市になることが決定したため、東京都だけでなく、経済活性を目論む政府・経済界とが一体となって『世界一レベルの都市づくり』に向かって、東京の都市改造へと動きはじめている。

 東京オリンピック開催を契機にして、東京の都市機能はどう変わるのか。五輪で変わるのは東京都心部だけか?一人歩きする東京改造はどのような意味を持つのか。 東京は今後どんな姿に変貌するのか――。

 東京都心部での大規模開発や道路・鉄道など交通インフラの整備情報を整理し、変貌を遂げる東京の姿を展望してみた。

執筆:立澤芳男(マーケット・プレイス・オフィス代表)

 

第2回レポート全文は以下のPDFでお読みいただけます。

 第二回 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催と東京の都市改造

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