移動困難者とその支援 
~日常の移動に困っている人たちの支援とまちづくりについて~

移動困難者とその支援

移動困難者とその支援
~日常の移動に困っている人たちの支援とまちづくりについて~

第3回 NPOによる支援、横浜市旭区若葉台での取組み

 横浜交通まちづくり協議会は、人と環境にやさしい交通システムを横浜で実現し、交通視点からよりよいまちづくりに寄与することを目的にしている団体です。主な会員は、NPO法人かながわ福祉移動サービスネットワーク、横浜の公共交通活性化をめざす会など、環境・まちづくり・福祉・文化創造等の活動をしている市民や市民団体です。

 年に1度「グリーン・モビリティ・カフェ(人と環境にやさしい交通を考える)」を催し、3年目となる2013年は12月1日に横浜市旭区若葉台で、移動困難者支援をテーマに行われました。横浜交通まちづくり協議会のメンバーや有識者、横浜市都市整備局や健康福祉局、若葉台でまちづくりを実践する方々、興味関心のある方が参加した「第3回グリーン・モビリティ・カフェ 移動困難者とその支援~日常の移動に困っている人たちの支援とまちづくりについて~」の模様を3回シリーズで配信します。

 第3回(最終回)は、NPOによる支援、若葉台での取組みをご紹介します。


(※Tips: 画面が小さいですか? 再生中に動画の右下隅部分をクリックすると、動画サイズを最大化することができます。)

動画6 移動サービスとUDタクシー
認定NPO法人かながわ福祉移動サービスネットワーク 事務局長 石山典代

PDF 認定NPO法人かながわ福祉移動サービスネットワーク配布資料(1.2MB)


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動画7 若葉台・福祉のまちづくり
NPO法人若葉台理事長 白岩正明

PDF NPO法人若葉台配布資料(4.7MB)

また、この他にも(財)若葉台まちづくりセンターの高橋智事務局長補佐のコミュニティバスの運行についてのお話がありました。若葉台団地は坂が多く、高齢者には買い物も大変なところです。若葉台まちづくりセンターは団地内の循環バスを無料で走らせています。団地を出てすぐのところにバス乗り場があり、商店街や病院まで行けるようにしたそうです。2011年3月、東日本大震災の直後から運行している、全国でも珍しい取り組みです。若葉台まちづくりセンターの前身は神奈川県住宅供給公社で、お金持ちの公社がやっているものではありません。今回は諸事情により撤回されましたが、神奈川県住宅供給公社は経営悪化のため民営化される予定でした。若葉台団地のみなさんが自治意識を持ち、神奈川県住宅供給公社と真摯に話し合いを重ねた結果、若葉台まちづくりセンターもでき、コミュニティバスも走っています。NPO法人若葉台理事長の白岩さんから「若葉台を子育て世代、障がいある方、高齢者に暮らしやいまちにして、外からも人を呼び込んで活性化する」というお話がありましたが、この大きな目的を住民と公社が共有しているからできたものだと感じました。(主催者より)

第3回グリーン・モビリティ・カフェ
移動困難者とその支援~日常の移動に困っている人たちの支援とまちづくりについて~
開催日時:2013年12月1日
会場:若葉台団地地域交流サロンふれあいにし(横浜市旭区若葉台4丁目・旧若葉台西中学校)
主催:横浜交通まちづくり協議会
共催:NPO法人若葉台

映像制作・配信:公益財団法人ハイライフ研究所

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