NEWS

【連載】 次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

第十二回(最終回)次世代シニア、この先の「楽しみのヒント」。

次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

第十二回(最終回)次世代シニア、この先の「楽しみのヒント」。

◇◆調査対象・言葉の定義◆◇
次世代シニア(51歳から60歳) 現在形シニア(66歳から75歳)

■老後の準備から「人生後半戦の準備」へ。

■ワーク・ライフ・バランスから、ライフワーク・バランスへ。

■学びのある「続く楽しみ」の種を植えよう。

■過去はいつも新しく、未来は不思議に懐かしい。

■アクティブからソフィスティケートへ。

■静かな生活、穏やかな人間(じんかん)、確かな人生。

■違いを越えて共に楽しみを分かち合う。

前回まで、現在形シニア(66歳~75歳)と次世代シニア(51歳~60歳)を対比しながら、
「生活時間」「生活満足度」「衣生活・食生活」「仕事」「家族・夫婦」「健康」「人付き合い」「老後」「お金」「楽しみ」「時層」といったテーマで、その特徴を探ってまいりました。最終回となる第十二回はハイライフ研究所刊「次世代高齢者研究報告書~変化し続ける高齢者意識の研究~世代や年代の差異がもたらすもの~」の内容を再掲しながら、これまでのまとめを兼ねて、次世代シニアのこれからの「楽しみのあり方」について提言の形をとり、キーフレーズとともにお届けします。

執筆者:主任研究員 福與宜治

第十二回レポート全文は以下のリンク先からご覧いただけます。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=14204#pdf

□次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=163

 

【データベース】 都市の鍼治療 No.141~No.145

「都市の鍼治療」データベース

 クリチバのジャイメ・レルネル元市長は、都市が抱える問題を手っ取り早く解決するべき方法論として「都市の鍼治療」を提唱しています。

 多くの課題に直面する都市は、さながら病人のようです。そして、都市の鍼治療とは、その都市の病を根本的に治すことは難しいけれども、効果的に「鍼療法のように治す」ことは可能であるという考え方にもとづいた方法論です。

 本データベースは、このレルネル元市長の「都市の鍼治療」という考えにのっとり、内外の「都市の鍼治療」事例をシリーズで紹介していきます。


鍼アイコン141 グランヴィル・トランジット・モール
141 グランヴィル・トランジット・モール

グランヴィル・トランジット・モールは一日当たり1,900台のバスが行き来しており、そのうちの9割がトロリーバスである。賑わいを確保するために、銀行などの金融機関は店舗の間口を25フィート以下(約8メートル)にするよう規制されている。これは、これらの金融機関は小売業の店舗に比べて人の出入りが少なく、道の賑わいをなくすという考えからである。一方で、オープン・カフェは多く立地するよう、それを促進するようなガイドラインもつくられている。

鍼アイコン142 グランヴィル・アイランド
142 グランヴィル・アイランド

グランヴィル・アイランドは北米の都市再開発の成功事例として知られている。その理由としては、多くの地元の人が利用していることが真っ先に挙げられるであろう。カナダ住宅金融公社が作成した基準は、賃貸が高くなることを防止し、この場所にオーセンティシティをつくることにつながるような工芸品の製造業や、小売店、文化的な活動を支援することに成功している。

鍼アイコン143 グラフトン通り地区公共空間計画
143 グラフトン通り地区公共空間計画

グラフトン通りはダブリンの都心部、リフィー川の南端にあるテンプル・バーの終点からセント・スティーブンス・グリーンという公園までを結ぶ500メートルのダブリン一賑やかな通りである。ブティック、バー、レストランなどの商店がひしめき合う。バスカーズとよばれる大道芸人もここに多く集まり、行く人を楽しませてくれる。さらに、歴史的建築を多く保全しており、まさにダブリンを代表する都市空間となっている。

鍼アイコン144 センター・フォア・アルタナティブ・テクノロジー
144 センター・フォア・アルタナティブ・テクノロジー

センター・フォア・アルタナティブ・テクノロジー(C.A.T.)の特筆すべきところは、代替技術の新しいアイデアを湧き水のように次から次へと生み出しているという点である。このような創造的な組織へと成長した要因は、「人を惹きつける純粋さ」と「自己革新を伴う進化プロセスを内包していること」だと考察される。それは環境保全という目的に対して、理想に溺れることなく、愚直に純粋に取り組んでいることである。C.A.T.で働く人達には、すべて公平に年間約12,000ポンド(約216万円)の報酬しか支払われていないにも関わらず、C.A.T.で働きたいと希望するひとが後を絶たない。

鍼アイコン145 エディブル・ウェイ)
145 エディブル・ウェイ

JR松戸駅から千葉大学のある松戸キャンパスまでの、いわば大学生達の通学路。この1キロメートルほどの通学路に沿って、「Edible Way」というロゴと大きな葉っぱが印刷された黒い布でつくられたプランターが住宅の前や空地のスペースに点々と置かれている。Edibleとは、英語で「食べられる」を意味する形容詞である。Wayはそのまま「道」でもあるが、「方法」という意味も有する。つまり「Edible Way」、カタカナで書くと「エディブル・ウェイ」とは「食べられる道」もしくは「食べられるやり方」という意味を持つ。

 

取材・構成
服部圭郎 龍谷大学政策学部教授

制作・配信
公益財団法人ハイライフ研究所

■都市の鍼治療 データベース
http://www.hilife.or.jp/cities

 

【連載】第一回 プロローグ;現代若者考・序論|現代若者考・レポート

第一回 プロローグ;現代若者考・序論
現代日本の主要な社会的責任世代として直視されはじめた「現代の若者」たち
「若者は世につれ、世は若者につれ」だが・・・。

現代の若者のパフォーマンスやふるまいを見ると、いつの時代の若者世代と同様に“最近の若者”はということで認識してしまいそうだが、現代の若者達は前の若者世代とは何か決定的な違いがありそうだ。その決定的な違いは、日本がバブル経済崩壊で大不況となり低経済成長社会に転じ、人口の少子高齢化と人口減が進行し始めるなど社会構造が大きく変わるという大転換として1990年頃から起こっている。その大転換した日本で生まれ、育ったのが現代の若者である。成長から停滞へと社会は移行する中、一方で世界全体に合わせ日本社会も“インターネット情報社会”へと大きく変わった。このように大転換した社会生活環境の中で現代の若者たちは今までの若者世代とどう違うのか、どう評価したらよいのか?彼らの社会的ポジションはどこにあるのかを見てゆく。

 

執筆者 マーケット・プレイス・オフィス代表  立澤芳男(たつざわよしお)
■流通系企業の出店リサーチ・店舗コンセプトの企画立案
/都市・消費・世代に関するマーケティング情報収集と分析
■現ハイライフ研究所主任研究員
■元「アクロス」編集長(パルコ)/著書「百万人の時代」(高木書房)ほか

 

■現代若者考・レポート
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=167

【連載】 次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

第十一回 好きと楽しい、の生活史。「時層」にみる両者の特徴。

次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

第十一回 好きと楽しい、の生活史。「時層」にみる両者の特徴。

◇◆調査対象・言葉の定義◆◇
次世代シニア(51歳から60歳) 現在形シニア(66歳から75歳)

■家族の団欒、親しい友人との交際。「楽しみ」は人にあり。
次世代シニアは仕事、現在形シニアは身近なことに楽しみを見出す。

■男性 エンタメ
10代の頃聴いた「ラジオ深夜放送」は世代を越えた共通体験。
次世代シニアは「新しい笑い」を受け入れ楽しんだ世代。
現在形シニアは 「ビートルズ」と「映画」を好んだ世代。

■男性 趣味など
若い頃にテニスやアウトドアレジャーを楽しんだ次世代シニア。
現在形シニアは登山、釣り、園芸など自然に親しむ趣味を継続。

■女性 エンタメ
女性は男性よりも文化芸術分野に多くの楽しみを求めて街にでる。
次世代シニアも現在形シニアも、音楽が好き。

■女性 趣味など
世代共通。女性は男よりも時間消費の楽しみを文脈で捉える。
→「誰といつ何をするのが好き」が大事。

■人それぞに積み重ねてきた「時の層」には、
明日につながる楽しみの原石が潜んでいる。

連載第十一回は、前回に引き続き、ハイライフ研究所刊「次世代高齢者研究報告書~変化し続ける高齢者意識の研究~世代や年代の差異がもたらすもの~」の内容の一部を再掲しながら「好きと楽しい、の生活史。『時層』にみる両者の特徴」と題し、生きてきた時代を振り返りながら現在形シニア(66歳~75歳)と次世代シニア(51歳~60歳)の特徴を探ってまいります。

執筆者:主任研究員 福與宜治

第十一回レポート全文は以下のリンク先からご覧いただけます。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=14157#pdf

□次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=163

【連載】第11回(最終回) 大都市東京で地域格差と地域特性が顕在化|ポスト2020東京オリンピック「首都東京の行方」

第11回(最終回) 大都市東京で地域格差と地域特性が顕在化

 終戦後の東京が日本経済の中心地であったことは言うまでもないが、その後70年を経た現在、その中心性はさらに高まっている。2016年の東京都の総生産額(名目)は、約94兆円と全国の19.4%を占め、一人当たりの県民所得は約442万円と全国平均の約1.5倍だ。その経済力を支えるのは、東京都区部の夜間人口(=居住人口)約875万人と1,200万人の昼間人口(活動人口)、加えて多くの事業所・企業だ。東京の事業所数(民営)は約63万所、就業者数は約817万人で、それぞれ全国の11.5%、13.7%を占める。また、会社企業数は約26万社で全国の15.2%、特に資本金10億円以上の企業は全国の46.1%と半数近くを占める。外資系企業もその6.5%が東京に立地しており、国際的なビジネスの拠点ともなっている。日本の首都でもあり、経済や人口が集中する現在の東京がどのように発展してきたのかを確認しつつ、その発展によって、東京のエリアがどのように変貌していったのかを見る。

本レポートは、大都市東京がどのように移り変わってきたのかを「人口・世帯」「ライフスタイル」「建築物」「地域開発」「交通」「小売業・流通業」のカテゴリーごとに分析・予測する連載レポートで、第一回:『東京の人口編』、第二回:『東京の交通インフラ鉄道編』、第三回:『東京の流通小売編』、第四回:『東京の都市開発・都心オフィス編』、第五回:『東京の「経済力」編』、第六回:『東京の在住世帯の変貌と都市生活編』、第七回:『地域の流入人口【通勤者・通学者】編』、第八回:『地価動向と都市形成編』、第九回:『憧れの住まい』編、第十回:『都市活性にはエリアの平均年齢と生産年齢人口が決め手に編』。今回はその最終回。

 

執筆者 マーケット・プレイス・オフィス代表  立澤芳男(たつざわよしお)
■流通系企業の出店リサーチ・店舗コンセプトの企画立案
/都市・消費・世代に関するマーケティング情報収集と分析
■現ハイライフ研究所主任研究員
■元「アクロス」編集長(パルコ)/著書「百万人の時代」(高木書房)ほか


■東京オリンピックが挟んだ半世紀の東京
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=162

【研究報告】近未来消費研究報告書 PHASE1

高齢化と人口減に伴う、消費行動変化の研究
~消費者と小売業の未来~

 

■研究テーマ
人口減少・高齢化が進む現在、消費スタイルの変化が、流通のあり方をも変化させており、また新たな消費スタイルも生まれている。その実態を研究することは、当財団の事業理念である「都市生活者のよりよい生活の実現への貢献」に基づいた将来の生活者研究という試みのみならず、流通やメーカー、生産者に対しても新たな示唆を提供することにも繋がる重要な取り組みであると考えています。

近未来ということにおいては、人口の減少や高齢化などの影響を強く受けることとなるのは言うまでもなく、量的にも質的にも消費と密接な関係にある。高齢者世帯と単身世帯の増加は、社会的問題としてフォーカスされることが多いことはご存知の通りであるが、近未来消費においても大きなテーマとなる。日本の世帯数の伸びと、その中での高齢者(65歳以上)のいる世帯の伸びをみると、「平成28年版高齢社会白書(出所:内閣府)」によると、世帯数は人口減社会ではありながら増えており、超高齢社会を受けて、65歳以上の人がいる世帯の割合は1980年データと比較して約2倍の46.7%と半分に迫る勢いである。世帯数が増加し、高齢者のいる世帯の比率が急激に増えている。

また、65歳以上の人がいる世帯における家族構成の割合の推移をみると、1980年では「三世代世帯」が約半分を占めているが、2014年においては13.2%と激減しており、対して「単独世帯」が2.5倍の25.3%に、夫婦のみの世帯も約2倍の30.7%に増加しており、この2つの世帯で過半数を超えている。この様に世帯構成の急激な変化が起きており、特に高齢の単身者が急激に増加している現状が見受けられる。

この様な人口動態や世帯の変化に伴い、消費者と流通は相互に影響を与え合いながら、急速なスピードで変化し続けている。消費者は新たな消費体験に喜びを覚える一方、流通は生き残りをかけて消費者対応に取り組むと同時に、新たな消費スタイルの創造という使命のもと、消費者を牽引することにも力を注いでいる。またメーカーや生産者といった重要なプレイヤーの動きも多岐に亘り変化に富んでいることは言うまでもない。

2016年度の研究においては、現状の消費実態とそれと密接に関係する流通の実態を明確化し、近未来の消費がどういった問題を抱え、課題に直面しているかということの探究から始めた。そのための消費行動としてフォーカスする領域を『食品』とした。その理由は、このジャンルが最も日常的であり万人に共通した身近な領域だからである。また、“ハイライフ”とは豊かな生活の追求を意味しており、食生活やその消費行動においての豊かさも大切なことと考えているからである。

■<PHASE1> 2016年度の研究体制
◆研究幹事
藤原 豊
(公益財団法人ハイライフ研究所 執行理事専務理事)

◆研究リーダー
杉本 浩二
(公益財団法人ハイライフ研究所 上席研究員)

◆研究メンバー
櫻井 隆治
(公益財団法人ハイライフ研究所 代表理事 副理事長)
谷口 明美
(公益財団法人ハイライフ研究所 研究員)

◆研究協力
寺本 高
(横浜国立大学大学院国際社会科学研究院 准教授)
森 義博
(一財実務教育研究所認定 データ解析士)
公益財団法人 流通経済研究所
マイボイスコム株式会社

■報告書
 <目次>
第1部 研究概要
1. 研究背景
2. 研究テーマ
3. 研究とプロセス
4. 研究体制

第2部 食品購買行動と食生活の実態把握
1. 「都市生活者意識調査2016」の結果から
2. 「次世代高齢者調査」の結果から
3. まとめ

第3部 食生活の実態~食卓写真調査~
1. 食卓写真調査の概要
2. 食卓写真調査結果《5つのグループの紹介》
3. 食等に関する意識調査の回答結果
4. 食卓写真調査のまとめ

第4部 小売業に関する研究
1. 本研究のねらい
2. スーパーマーケットに対するイメージ
3. スーパーマーケットと利用顧客のライフスタイル
4. 流通における販売状況
5. スーパーマーケットと取引先メーカーの協同活動
6.本研究のまとめと今後の研究課題

第5部全体総括 2016年度研究のポイント

 

■2016年度研究報告
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=13956

すべて見る

公益財団法人ハイライフ研究所

アクセスランキング ベスト30