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【連載】 次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

第五回 「家族・夫婦」について、気になる二・三の事柄。

次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

第五回 「家族・夫婦」について、気になる二・三の事柄。

◇◆調査対象・言葉の定義◆◇
次世代シニア(51歳から60歳)現在形シニア(66歳から75歳)

■日本の世帯主の41%は65歳以上。50歳以上となると68%。
■毎日の家事は女性まかせ。男性は週数回のゴミだし、買物。
■夫が妻を頼りにするほどには、妻は夫を頼りに感じていない。
■妻を頼りにしている程には妻に頼られてないという夫の自覚。
■夫婦一緒の外出や会話の多さ。その認識にギャップあり。
■夫婦間の家事分担でも、家事はすべて(ほとんど)妻頼み。
■老後のこと、先のこと。話し合う次世代シニア夫婦は約半数。
■在宅か施設介護か、わからない。でも対処の準備は怠らず。
■家族の悩みや心配事は、やっぱり健康・病気と子供の将来。
■以上、気になる二・三の事柄は「家事」「夫婦」「介護・健康」でした。

連載第五回目は「家族」特に「夫婦」についてみていきます。その前に、「家族」と縁の深い用語である「世帯主」の現状について触れたいと思います。
あらためて用語の定義を確認しましょう。
・「世帯」とは、住居及び生計を共にする者の集まり又は独立して住居を維持し、若しくは独立して生計を営む単身者をいう。
・「世帯主」とは、年齢や所得にかかわらず、世帯の中心となって物事をとりはからう者として世帯側から申告された者をいう。
執筆者:主任研究員 福與宜治

第五回レポート全文は以下のリンク先からご覧いただけます。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=13836#pdf

□次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=163

【連載】次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

第4回 「仕事」をめぐる今とこれからを、探る。

◇◆調査対象・言葉の定義◆◇
次世代シニア(51歳から60歳)現在形シニア(66歳から75歳)

■現在形シニアの就業率は・・・男性53%、女性30%。
■現在形シニアの男性に見られる週3・4日の仕事スタイル。
■次世代・現在形を問わず、今の勤務先で働けるだけ働きたい。
■現在の就業率よりも、今後仕事をしたい女性の率は高い。
■現在形シニア男性の35%は65歳以下でリタイアしている。
■仕事を続けたい理由。生活費、老化防止、そして人生の充実。
■仕事を続けたい理由が、上の年代より多い次世代シニア女性。
■今後希望するのは、経験が活かせる仕事か、短時間の仕事。
■仕事をするための取り組み。基本は健康と体力づくり。
■女性のほうが男性よりも計画的に日々の生活を送っている。

連載第四回目は「仕事」に対する意識についてみていきます。次世代シニア(51-60歳)は今後、何歳くらいまで働こうと思っているのか、そしてどんな働き方を望んでおり、なぜ働きたいのか。
現在形シニア(66歳-75歳)の現状はどうなっているのか。そんな観点でご報告したいと思います。

 

□次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=163

【連載】第5回 東京の「経済力」編|ポスト2020「東京の行方」-首都東京の変化を見る-

第5回 東京の「経済力」編

1964(昭和39)年開催の東京オリンピックによって戦後復興は終結し、東京は高度経済成長の中で新しい日本の政治・経済の中心として大発展を遂げる。1967(昭和42)年には東京都の人口は1千万人を突破、経済面においても烈しい東京一極集中が進み、現在もこの傾向は加速する一方である。東京では高度経済成長期からバブル景気の時期にかけて賃金や資産価格の高騰が著しく進み、1980年代~1990年代には地価や物価が世界でもトップレベルであったが、バブル崩壊に伴い地価は暴落。東京の地価もバブル期以降長らく下落傾向にあったが、2012年頃には大半の地点で上昇に転じた。2020年に2度目の開催となる東京オリンピックに向けて、インフラを始めとする資本整備が新たに進められている。東京の発展は、1964年のオリンピックに始まり2020年の東京オリンピックで終わるのか、その発展の背景を追う。本レポートは、大都市東京がどのように移り変わってきたのかを「人口・世帯」「ライフスタイル」「建築物」「地域開発」「交通」「小売業・流通業」のカテゴリーごとに分析・予測してゆく連載レポートであるが、今回のレポート、第五回は、「東京の経済発展」である。人口や都市機能(経済)の集積が経済大都市・東京を生み出したが、ポスト2020年の東京についてはマイナスのイメージしか浮かばないのはなぜか。(第一回レポートは『東京の人口編』、第二回は『東京の交通インフラ鉄道編』、第三回は『流通小売業編』、第四回は『東京の都市開発・都心オフィス編』

 

執筆者 マーケット・プレイス・オフィス代表  立澤芳男(たつざわよしお)
■流通系企業の出店リサーチ・店舗コンセプトの企画立案
/都市・消費・世代に関するマーケティング情報収集と分析
■現ハイライフ研究所主任研究員
■元「アクロス」編集長(パルコ)/著書「百万人の時代」(高木書房)ほか


□東京オリンピックが挟んだ半世紀の東京
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=162

【データベース】 都市の鍼治療 No.121~No.125

「都市の鍼治療」データベース

 クリチバのジャイメ・レルネル元市長は、都市が抱える問題を手っ取り早く解決するべき方法論として「都市の鍼治療」を提唱しています。

 多くの課題に直面する都市は、さながら病人のようです。そして、都市の鍼治療とは、その都市の病を根本的に治すことは難しいけれども、効果的に「鍼療法のように治す」ことは可能であるという考え方にもとづいた方法論です。

 本データベースは、このレルネル元市長の「都市の鍼治療」という考えにのっとり、内外の「都市の鍼治療」事例をシリーズで紹介していきます。


鍼アイコン121 姫路駅前トランジット・モール
121 姫路駅前トランジット・モール

姫路駅の姫路城側(北口)に出ると、素晴らしいサンクン・ガーデンが目の前に広がる。それは人が憩えるようなランドスケープ・デザインがされた極めて贅沢な公共空間である。当初の計画では新幹線の駅前にありがちな、交通広場が主体の配置であった。これをおかしいのではないか、と疑問に思った市民が代替案を出し、それを姫路市が受け止め、小林正美氏を中心とした専門家グループが姫路市に編成され、デザイン指導と管理を担うことになった。そのようなプロセスを経て、当初の計画案は大きく変更され、素晴らしい公共空間が姫路駅に出現したのである。

鍼アイコン122 サンタ・ジュスタのエレベーター
122 サンタ・ジュスタのエレベーター

サンタジュスタ・リフトはリスボンの歴史地区、サンタジュスタ地区にあるエレベーターである。おそらく世界で最も有名なエレベーターなのではないだろうか。ランドマークとしても強烈な存在感を放つ建築物である。ジャイメ・レルネル氏は、その著『都市の鍼治療』において20世紀後半に展開したリスボンの都市開発事業を批判的に記しているが、その中で、サンジュスタのエレベーターの価値を再評価するような文章をさらっと書いている。7つの坂の都市と言われるリスボンだが、そのリスボンにふさわしいユニークなランドマークである。

鍼アイコン123 アジタゲダ
123 アジタゲダ

ポルトガルの中北部に位置するアゲダ市は、人口は14,500人程度(大都市圏では人口5万人)と決して大きくない。しかし、ここは7月の3週間(2017年は7月1日?23日)に開催されるイベント期間中には、観光客数が一日平均で3,000人以上も訪れる。空に浮かぶ無数の色とりどりの傘の群れ。何も資源がない町でも、アートを使えば新しい魅力を創出できるということを広く世に知らしめた素晴らしい鍼治療の事例。

鍼アイコン124 リスボンのトラム
124 リスボンのトラム

車両の大改修を1990年代に行ったのだが、外観と車内の内装はレトロなままで維持した。渋みのある車体の黄色は、リスボンの歴史的街並みと見事にマッチしている。メディナ市長はこのトラムを徐々に復活させると明言している。このトラムの軌道は900mmという狭軌である。これは、リスボンの坂道は道幅も狭く、細い車体でないとすり抜けられないからである。レトロなトラムは、リスボンという地理的特性に見事に合った交通手段であり、それを再び復活させることで、リスボンの都市アイデンティティ、そして魅力はさらに向上するのではないだろうか。

鍼アイコン125 カルチャーナイト
125 カルチャーナイト

レイキャビク最大の夏のイベント、カルチャーナイトはレイキャビクの都心部を舞台に、市民マラソン、野外コンサート、花火大会といった様々なイベントが一日に集中的に詰め込まれて行われる。都市への愛着、そして所属意識を高めるような素晴らしいイベントである。さらに、このイベントを目当てにして多くの観光客が世界中から訪れている。都市のプロモーション企画としても秀逸な事例であると捉えられる。

 

取材・構成
服部圭郎 明治学院大学経済学部教授

制作・配信
公益財団法人ハイライフ研究所

■都市の鍼治療 データベース
http://www.hilife.or.jp/cities

【連載】 次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

第三回 「衣生活」と「食生活」の今は、どうなっているのだろう?

次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動

第三回 「衣生活」と「食生活」の今は、どうなっているのだろう?

■衣生活意識:次世代シニアにまさる
現在形シニア女性のおしゃれ心。
現在形シニア男性のこだわりは機能性。
■衣の個人史:生活史を垣間見ることで、
次世代高齢者のこの先を読んでみる。
■食生活意識:現在形シニアも次世代シニアも、
一日一回はお米食。
■料理頻度:現在形シニア男性は次世代シニア男性
よりも料理に対する心理的距離感を感じている?
■夕食は誰と:前提となる標本構成で多くを占めるのは
「配偶者有り」と「同居者有り」の人たちです。
第三回
「衣生活」と「食生活」の今は、
どうなっているのだろう?
■ひとりの夕食:ふだんの夕食を一人でとる割合は家族同居の
有無などを要因としながら、年代間で差が生じている。
■酒類意識:次世代シニア男性の三人に一人は
「できれば毎日お酒を飲みたい」。現在形シニアの1.5倍。
■酒類飲用頻度:次世代シニア、現在形シニアを問わず、
男性の半数前後は週4・5日以上、家庭でお酒を飲む。
■食品・日用品を買うお店:次世代シニア女性の
「宅配システム」利用率の高さに注目!
■一緒に買物:女性は男性ほど「楽しくはない」事実。

今回は「着るもの・ファッション=衣」についての意識と「食」に関する意識と行動の調査結果の一部をご紹介します。まず「着るもの・ファッション」について、年代別(=次世代シニア・現在形シニア)、男女別にみてみましょう。

図表は回答率の高い順に並べたランキング表、水色網がけ箇所は属性間比較で最も高いもの、赤字は否定的な意味合いの選択肢とお考えください。

まず男性に比べて女性のスコアの高さが目に入ります(やはり!)。しかも水色の網掛け箇所は現在形シニア女性に集中しています。「そのときの気分で色柄を変える」「ちょっと出かけるときも着替える」「自分が着るものにこだわっている」などの『おしゃれ項目』と、「軽くて疲れないもの」「保温などの機能性」という『体に優しい服選び項目』が共に高くなっています。

子育てや仕事から解放されて、心のゆとりができたり友人との交流機会が増えたりすることが『おしゃれ』へ気持ちを振り向けるのかもしれません。「顔が明るく見えるものを選ぶ」は男性にはない視点と感じました(男性の方もぜひ参考にして下さい)。

男性は共通に「自分の着るものにこだわりがない」が半数前後、「自分の着るものは自分で選ぶ」は次世代シニア男性の方がやや高めです。現在形シニア男性の服選びは「機能性と軽くて疲れない」といった実質に向いており、ファストファッション頼みの人の多さを感じさせます。
執筆者:主任研究員 福與宜治


第三回レポート全文は以下のリンク先からご覧いただけます。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=13803#pdf

■次世代シニアと現在形シニア・その意識と行動
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=163

【連載】 第3回 東京の流通小売編|ポスト2020「東京の行方」-首都東京の変化を見る-

第3回 東京の流通小売編

 昭和39(1964)年に開催された東京オリンピック。この大会のために東京では首都高速道路の建設、オリンピック道路に指定された都内幹線道路や、東海道新幹線などが完成している。その東京オリンピックは、敗戦からの完全復興と経済大国へ向かう日本の姿を世界中に示す目的があったが、国際化を進める日本の社会で都市生活者が大きな影響を受けたのは「日本の流通小売業」ではなかっただろうか。流通の暗黒大陸と言われた日本に次々と外資流通が入ってきたが、外資に対抗し日本の流通業では流通革命が起こり、小売業では店舗の大型化や店舗のチェーン化が行われた。人口が増え、駅利用者が増えた東京の多くの駅前には小売業の大型化で商業ビルが立ち並び、街の駅前情景は大きく変わった。

 半世紀にわたって拡大が続いた東京の都市圏は、現在、東京都区部への人口回帰現象で人口が再び集中しはじめ、同時に高齢化が進行し、東京の都市機能をどう再編するのか喫緊の課題となっている。その中でも商業機能の再編は都市生活者に直接かかわるだけに最重視されるはずだ。なぜなら、日本の消費社会はIT化され、小売業の基本である商業店舗は無店舗の小売業の存在に脅かされる状況になっているからだ。商業を核として出来上がってきたほとんどの東京の街は、大きな転換が求められることになる。小売業経営の将来性も土地の価格と人件費コストの上昇で有店舗経営が困難になっている。

 社会環境変化への対応、購買スタイル変化への対応、競争差別化、情報管理システムの新構築、新しいサービスの提供など、時代と共に変化してきた流通小売業は、いま大きな社会の変わり目に立っている。

 本レポートは、大都市東京がどのように移り変わってきたのかを「人口・世帯」「ライフスタイル」「建築物」「地域開発」「交通」「小売業・流通業」のカテゴリーごとに分析・予測してゆく連載レポートであるが、今回の第三回レポートは『流通小売業』編である。現在も激変する東京の流通小売業の変遷とどのように発展し、変化してきたのかを確認する。(第二回レポートは『交通編』 6月28日発行

 

執筆者 マーケット・プレイス・オフィス代表  立澤芳男(たつざわよしお)
■流通系企業の出店リサーチ・店舗コンセプトの企画立案
/都市・消費・世代に関するマーケティング情報収集と分析
■現ハイライフ研究所主任研究員
■元「アクロス」編集長(パルコ)/著書「百万人の時代」(高木書房)ほか


■都市生活者とサービス化社会
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?cat=162

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