スウェーデンの社会インフラ|教育と産業

スウェーデンの社会インフラ <前編>|教育と産業

[講演] 須永昌博 (社)スウェーデン社会研究所所長


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これからの日本を考える手がかりを、北欧の元気な国・スウェーデンに探る連載プロジェクト「スウェーデンに学ぶ日本の再構築」の配信開始から半年が経ちました。

ここでスウェーデンという国のありようを「スウェーデンの社会インフラ」という視点から捉えてみたいと思います。

教育と産業、環境とエネルギー、都市環境、ICTというそれぞれ分野が、スウェーデン社会においてはどのように互いに結びついているのか、須永昌博(社)スウェーデン社会研究所所長による分かりやすい解説です。

「スウェーデンを見ておりますと、教育ということに非常に重点を置いているなということがいろいろな面から分かってまいります。

教育が大事だということは我々日本人も誰でもが認識しております。ただ、それが本当に国づくりのための教育制度となっているのかという観点からみたときに、私たちは多々スウェーデンから学ぶところがあります。

スウェーデンと日本の教育投資を数字でみますと、一言で申しますと、スウェーデンは日本よりも2倍の税金を教育に投資しております。それだけ国が教育にお金をかけている。

日本の教育予算の比率は、OECD(経済協力開発機構)34カ国のなかで最下位です。これでわたしたちは日本を先進国と言ってよいのかどうか、わたくし自身は疑問です。小中学校の先生の給与もOECD諸国の平均を下回っております。

わたしたちが子どもたちの将来を考えるとき、将来の日本を背負ってくれる子どもたちを考えるとき、わたしたちはそのひとたちのためにお金を使っていない。こういうことをスウェーデンはじめ北欧諸国は教えてくれます」(須永昌博 社団法人スウェーデン社会研究所所長)

■スウェーデンの社会インフラ
内容:

<前編>
・社会インフラ作りの基盤
スウェーデンの教育制度
スウェーデンの産業

<後編>(2013年4月配信)
・持続可能社会と気候変動
・エネルギーと電力
・ICT(情報・通信 技術)
・都市環境/エコ都市

講演:
須永昌博 社団法人スウェーデン社会研究所 所長