ハイライフ研究所データファイル2013年 立澤芳男の商業施設見聞記

第4回 アーバンドックららぽーと豊洲

今年の夏は異常な暑さが続いた。

あまりにも暑いので、旅行や買い物などの外出は控えることになると予想をしていたが、スカイツリー、東京駅界隈、映画館は人だかりでいっぱいだった。ご多分にもれず、郊外のショッピングセンターは、館内をウロウロ歩きまわり時にフードコートで食事をしているのが目についた。どこのショッピングセンターもとんでもないと思われるほどの人出だったようだが、買い物をする人はそれほど多くないのが強く印象に残った。

買い物目的でなくてもゆったり・ゆっくり過ごせるというのが今のショッピングセンターだ。家でエアコンを使うより冷房の利いたショッピングセンターに車で行けば、老若男女十分楽しめるというわけだ。ショッピングセンターの駐車場は平日は無料サービスを行っているケースが多く、平日での集客も目立った。夏のファミリー休暇はショッピングセンターで過ごすことが夏の風物詩になりそうだ。

夏の百貨店・総合スーパー、ショッピングセンターを見て回ったが、一番気になったことは、各業態の赤ちゃん連れのお客へのサービスや品揃えの対応である。最も充実しているのはショッピングセンターで、ベビーカーも多く、店内歩道が広く、椅子など休憩場所も多く、案内係の目もよく行き届き赤ちゃん対策は充実いている。極端な言い方だが、子連れ買い物客が我が物顔で気兼ねなくショッピングセンター内を歩き回っているようでもある。それに較べ、百貨店や総合スーパーでは子どもは商売にならないからだろうが対応は甘い。一部のショッピングセンターでも子ども連れに顔をしかめるショッピングセンターが見られたが、多忙な生活者が自由気ままに過ごせる「生活の憩いの場」というSCの基本理念はどこへ行ったのだろうかと気になるところだ。

今回のSC見聞記は、都心に最も近い「アーバンドックららぽーと豊洲」だが、都心の近くにありながら、子どもを非常に大切にし「家族の憩いの場」づくりに熱心な運営をしている。その背景には何があるのかを見た。「アーバンドックららぽーと豊洲」は、子どもを重視する新しい職住近接の生活スタイル=『豊洲スタイル』を掲げて開業(2006年)初の大規模リニューアルを終え、新しいショッピンセンターへのスタートを切った。

執筆:立澤芳男(マーケット・プレイス・オフィス代表)

 

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 第4回 アーバンドックららぽーと豊洲

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