「東京郊外居住の憂鬱」シリーズ・セミナー|セミナー主旨

高齢化と加齢化で進む都市居住の新陳代謝
「東京郊外居住の憂鬱」シリーズ・セミナー|連載開始のおしらせ

セミナー主旨
全国の多くの都市が超高齢化と少子化を伴いながら、人口減少の時代に入りました。大都市東京もあと2~3年で人口がピークを迎えます。

一方、住宅ストックの加齢化(=老朽化)と空家の積み上がりが刻一刻と進行しています。20年に及ぶデフレ経済は、住宅の資産価値の維持をも困難にさせてきています。経済成長に手ごたえが感じられないなかで、都市居住の変容の圧力が増していくことで、都市居住者の悩みも深くなっていくものと思われます。

公益財団法人ハイライフ研究所は、「持続可能な都市居住の実現に向けた知見の獲得、そしてと社会との共有」をモットーに活動してきており、設立20年を迎えております。当財団は「都市居住の新陳代謝の時代の到来」を認識し、昨年度(2012年度)は「シングル都市東京の行方」について調査・研究を行いました。

今年度は郊外部に視点を移し、高齢化と加齢化のなかでささやかれる「東京の郊外居住の憂鬱」をテーマに調査・研究していくことにしております。

その調査・研究の第一弾としまして、郊外居住研究に造詣の深い研究者の方々に講師となっていただき、「悩ましさを増す郊外居住の動向」と「持続可能な郊外居住実現の知恵」について、映像によるセミナーをシリーズで開催することといたしました。ぜひご期待ください。

■「東京郊外居住の憂鬱」シリーズ・セミナー

第1回 「郊外居住の憂鬱」若林幹夫(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
第2回 「東京圏郊外の過去、現在、未来」藤井多希子(慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問))
第3回 「受難の郊外団地、求められる団地の活性化方策(仮)」江川直樹(関西大学環境都市工学科建築学科教授)
第4回 「高齢者の居場所と出番の事例研究、サービス付き高齢者住宅の新たな展開(仮)」和田雄志(公益財団法人未来工学研究所理事)
第5回 「未定」
第6回 「未定」

制作・配信
公益財団法人ハイライフ研究所

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