大変貌する東京の街々|立澤芳男の都市生活データで読む日本の実態シリーズ

大変貌する東京の街々
第1回 俯瞰的に見る東京大都市圏の変化

wikipedia Skyscrapers of Shinjuku 2009

東日本大震災から1年経過したが、百貨店やスーパー、コンビニなどでの消費は力強く回復している。2012年1~3月の年率(実質)は3期連続プラスとなり、円高懸念があるものの自動車の生産も以前に戻り、土地の公示価格も底を打った感がある。それに乗じてか、消費者の気分・心理に明るさが出てきた。一方、東京の繁華街も今年に入ってから大きな動きが出てきている。

例えば、今年4月に入ってから、東京駅舎復元工事完成披露(1日)、三井木更津アウトレット(13日)、ダイバーシティ東京プラザ(19日)、原宿東急プラザ(18日)、渋谷ヒカリエ(26日)が開業している。各地での商業ビルの開店は、その地に大いなる賑わいをもたらし、その賑わいは街の変化を促している。その背景には都市生活の行動の変化があるはずだ。その変化をキャッチするには街の変化を改めて「定点観測」しておくことが必要だ。

都市生活の行動に大きな変化が顕在化するのは消費である。その消費に今大きな変化の兆しが見え始めたのである。その消費の変化を街の現場で確認するのが本シリーズ連載の狙いである。

東京の街は今後どう動くのか、東京の大きな繁華街の変化を現場レポートとデータを駆使しながら、その変化の方向性を、日本橋、銀座、新宿などなどの定点観測レポートとして連載(6月~9月・毎月)してゆく。

今回は先ず、各地の定点観測をする前に、東京という都市全体の動向を俯瞰的にまとめておくことにした。

執筆:立澤芳男(マーケット・プレイス・オフィス代表)

 

第1回レポート全文は以下のPDFでお読みいただけます。

 第1回 俯瞰的に見る東京大都市圏の変化

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