千葉県A地区 I 地区、
仮設住宅生活者支援活動|第23・24回

執筆
LLPまち・コミュニケーション研究会 友田修
城西国際大学福祉総合学部 松下やえ子 森洋子

第23回 I地区仮設住宅訪問 平成24年2月14日

I地区集会所にはすでに10名の参加者とそのうちの一人の孫であるよちよち歩きの赤ちゃん一人が待っていた。
今回は福島県いわき市での造形ボランティアで行う「簡単織物」と「毛糸のぽんぽん人形」の指導練習と予告していた。
しかしながらあることを思いつき、森と松下は織物も人形もすでに熟知している参加者に別の提案をした。
見本に制作した毛糸のぽんぽん人形を応用した鳥のあやつり人形を見せながら「今日は皆さんにいわきでボランティアをしていただくに当たり、指導だけでなく、このような鳥の人形を作って、人形ダンスを披露してもらうように練習をしてもらいます」と松下が言うと、参加者はいつもながらそれはまた急に面白いことを言い出したなという表情になった。
なによりも速く、鳥のあやつり人形が動くのを見て飛びついてきたのはKちゃんだった。大喜びのKちゃんの笑顔がいわきの被災者に直結したかのように、すぐに活動の意図を飲み込んでくれた……

第24回 福島県いわき市仮設住宅訪問 平成24年2月23日

2月23日は朝から雨であった。I地区仮設住宅住民7名がボランティアとして福島県いわき市のT仮設住宅を訪問した。

ボランティアの7名のうち5名の女性陣は社会福祉協議会職員のTさんの運転する車で松下とともに、2名の男性陣は千葉県生活支援員の車で支援員2名とともに、朝8時にI地区仮設住宅を出発した。いわき市役所近くのそば屋で12時に昼食。城西国際大学卒業生でいわき市内の高齢者施設に就職したTさんも参加してくれた……



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