本連載について

本連載について

東日本大震災の被災地の中で、当地区は震源地に近い三陸沿岸とは異なり、幸いにも被害は部分的で、当地の被災者は運悪くたまたま津波の被害に遭った人たちです。

つまり、既存コミュニティまるごと被災して仮設住宅暮らしとなった被災者とは異なり、これまで全く繋がりが無い者どうしの仮設住宅暮らしなのです。しかも、被害程度は千差万別であり、行政の対応も他の被災地と比してパワーバランスは低く、コミュニティ形成がされにくい状況にあります。

被災から6週目に当たる4月22日より、そのような情況を予見した地元の城西国際大学福祉総合学部の有志が支援活動に入りました。

支援の目的はコミュニティ形成のきっかけづくりですが、特に周囲が復興していく中で、なかなか次の生活の目処が立たず取り残されるだろう(家族を亡くした)単身者、高齢者の支えとなろうという活動です。仮設コミュニティでの人間関係づくりに注力する活動です。そのためにも継続的支援の必要性を感じ、支援活動は仮設住宅の期限である2年間を目処に平均月2回の訪問をすることとなりました。

この活動レポートを通し、災害によらずとも各地で課題となっている地域コミュニティ再生へのヒントを抽出したいと考えます。

 11月7日現在で、16回の訪問となります。これまでの活動の節目として、以下に示す段階を経てきました。このたび、その5より連載を開始させていただきます。第1回?第13回の活動は以下のホームページにて掲載をしております。ご参照ください。
http://artclowns.jimdo.com/活動アーカイブ/


執筆
LLPまち・コミュニケーション研究会 友田修
城西国際大学福祉総合学部 松下やえ子 森洋子



これまでのレポート
避難所訪問・・・被災者の課題確認及び支援のための関係各所の承認(第1回・第2回)
その1:仮設住宅訪問スタート・・・信頼関係づくり(第3回・第4回・第5回)
その2:ワークショップ活動開始・・・活動のペースづくり(第6回・第7回・第8回)
その3:メニュー編成(植物の配布等)・・・コミュニティのきっかけづくり(第9回・第10回)
その4:参加者対象を広げる・・・動機づくり(男性高齢者の参加)(第11回・第12回・第13回)
その5:被災者自ら動く・・・役割づくり(大学祭での活動)(第15回・第16回・第17回)

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