新しい日本社会をイメージする|立澤芳男の都市生活データで読む日本の実態シリーズ

シリーズのスタートにあたって

今年のハイライフデータファイルのテーマは、社会データ(数字)の変化を見つけ、現在の都市生活の実際を描くことです。

昭和から平成へと元号が変わった転換期に、日本はバブル経済とその終焉を経験したわけですが、かれこれ四半世紀にわたり、デフレ経済と戦い続け、日本の社会は上手く激動を吸収し再び安定的な社会を構築してきました。しかし、目に見えない物事が着々と進行していました。それは日本社会が本格的な高齢化と少子化社会へと突き進んでいるということです。

現在の日本は、少子高齢化、経済格差の拡大、自治体破産、企業倫理の崩壊、自然災害の恐怖、犯罪の多発……など様々な問題を抱えています。景気回復はいつ来るのか、雇用者の給料は上がるのか、消費は衰微するのか、老後資金を年金だけに頼れるのか、結婚すべきなのか、子供を産むのか産まないのか、子育てをどうすればよいのかなどなど暗中模索しています。

平成になって四半世紀を経たが、最近の経済・景気関連データ、人口などの社会データを見ると、上述の諸問題が顕在化するデータが飛び交っています。戦後の統計開始以来の最高・最低のデータが新聞や雑誌に度々載るようになりました。

本年は、人口構造的に高齢少子社会を生み出した団塊世代のほとんどが高齢者入りする前夜となり、社会の基本構造の変化の兆しを見せる史上最低・最高といった社会データが飛び出してくるに違いありません。本シリーズは、そのようなデータを見つけ出し、現在の都市生活を描くことにします。



 立澤芳男の都市生活データで読む日本の実態|シリーズのスタートにあたって

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