立澤芳男の生活・社会総括レポート

第11回 グローバル化し縮小する日本社会

グローバル化で溶解する日本。高まる食料、エネルギー、軍事の海外依存!

平成の20年間の社会総括シリーズ最終版(第11回)は、この20年間で日本と海外とがどのような関係になったのかをまとめている。日本は資源小国ということもあって、明治期は「富国強兵」、戦後の昭和期は「富国経民」を目標に貿易立国として国家が運営されてきた。しかし、平成期になると日本のレゾンデートル貿易立国、資源小国は、グローバル世界経済に巻き込まれ、結果的には「経済小国」に成り下がった。しかし、一方でインターネット情報社会の進展で日本の社会全体はネット市民として自由な生活感情や自由な時間を手に入れるようになった。旧い情報の境界は消滅し世界は狭くなり、世界の動きが国家の政治・経済・生活に大きな影響を与えるようになった。その平成の20年間において日本人と外国人の垣根も取り除かれるようになったが、一方で地球環境や安全保障に関する外交問題が複雑化してきた。

 立澤芳男のHigh-Life 生活・社会総括レポート21 第11号

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