ハイライフ研究所メールマガジン 第40号

2010年2月12日配信  発行責任 財団法人ハイライフ研究所 事務局

昨日が建国記念日の祝日でしたので、週末にかけて飛び石の連休というかたもいらっしゃるかもしれません。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、財団法人ハイライフ研究所がお届しておりますメールマガジン、本号(第40号)の見どころ、読みどろをご紹介します。

まず動画配信のコーナーでは、今号からシリーズ企画として、「HOSP!(持続可能なコミュニティを本気で作る大人たちの会)」をめぐる活動をご紹介します。

第1回は、HOSP!事務局長の鏑木孝昭氏による、『「知恵などの信頼資本」をベースにした「地域発」の新しい社会の仕組みづくり』。2回目は『100年コミュニティ構想』と題して、(社)コミュニティネットワーク協会の近山理事長にお話をいただきます。また、昨年、公益認定を受けた(公益財)信頼資本財団の事務局長・鴨崎貴泰氏からも信頼資本財団のスキームを解りやすく説明していただくほか、3氏による鼎談も予定しています。

これからの時代のキーワードになりそうな「信頼資本」とはいったい何か。その答えは動画のなかに。 どうぞご覧ください!(HH)


<今号の内容>

1. 東京生活ジャーナル|
2. 「理想とするハイライフ」伊藤洋子氏
3. HOSP!(持続可能なコミュニティを本気で作る大人たちの会)
4. コンテンツが形成するライフスタイル(2008年研究)
5. (告知) 第19回ハイライフセミナー「都市の水辺に暮らす」




東京生活ジャーナル

まちづくりフィールドレポート Vol.6
街への意識を共有するために 曽我部昌史氏インタビュー(2)

今回の東京生活ジャーナルでは、引き続き、埼玉県八潮市の「八潮街並みづくり100年運動」を取り上げます。
前回は「八潮街並みづくり100年運動」について、これまでの経緯や具体的な活動についてお話いただきました。つくばエクスプレスの開通まで鉄道のない街だった八潮には、取り残されたが故の特徴があり、こういう街だからこそできることを発見していきたいというような気風があることがわかりました。

今回は、住宅モデルの提案に込められた意図と住民の方の反応についてお伺いします。行政主導のまちづくりとは違った視点で、住宅に着目した街づくりを行うことの意義とはどのようなものなのでしょうか。八潮の街並みづくりに建築家として関わられている曽我部昌史氏へのインタビューを通して考えていきたいと思います。

東京生活ジャーナル/まちづくりフィールドレポート
http://www.hilife.or.jp/journal2/


2.「理想とするハイライフ」伊藤洋子氏

伊藤洋子 東海大学教授へのインタビュー。

講師画像

伊藤洋子
東海大学文学部教授
東京生まれ。専門はマーケティング、出版論、出版ジャーナリズム論。広告・マーケティング業界の有力誌『宣伝会議』元編集長。現在、日本農村力デザイン大学副学長も務めている。

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=2351


3. HOSP!(持続可能なコミュニティを本気で作る大人たちの会)

第1回 「地域発」の新しい社会の仕組みづくり

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シリーズで、HOSP!(持続可能なコミュニティを本気で作る大人たちの会)をめぐる活動についてご紹介します。

第1回目は、「『知恵などの信頼資本』をベースにした『地域発』の新しい社会の仕組みづくり」と題して、HOSP!の考えかたや活動領域などについてお話いただきます。
「信頼資本」とは何か。持続可能なコミュニティのための新しい考え方をご紹介します。

講師
鏑木孝昭 HOSP!事務局長

編集・配信
財団法人ハイライフ研究所

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=3036


4.コンテンツが形成するライフスタイル(2008年研究)

目次:
第1章 研究目的
第2章 コンテンツが形成するライフスタイルとは
第3章 コンテンツと日常生活に関わる事例調査
第4章 コンテンツ・ユーザー調査
第5章 コンテンツサプライヤーの動向
第6章 「コンテンツが形成するライフスタイル」座談会
第7章 ライフスタイルに関連したコンテンツの今後

研究体制:
長谷川文雄 明治大学国際日本学部教授
水鳥川和夫 株式会社デジタルイメージCEO
福冨 忠和 専修大学教授
小山田裕彦 シンク・コミュニケーションズ 取締役
國井 昭男 株式会社情報通信総合研究所 主任研究員

研究協力:
新沼 和広 株式会社バンダイナムコゲームス 社長室ウエルネス事業部 参事
小野雄次郎 株式会社バンダイナムコゲームス AM特機事業部開発課 人類遊び研究所 主任研究員
平林 久和 株式会社インターラクト 代表取締役
上田 修三 京都国際マンガミュージアム 事務局長

(敬称略・肩書は当時のもの)

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=716#01


5. (開催告知) 第19回ハイライフセミナーのご案内

~21世紀の却市型ライフスタイルを考える~
「都市の水辺に暮らす」
その未来への展望

古代の昔から、水辺は多くの生物の生命を育み、人間も水辺を様々な形で利用するとともに、住環境どしての文明が発達し、心を癒されてもきた。未だに物流の中心は船であり、港は重要な意味を持っているが、実は船の大型化により、大型船の停留できない港は影を潜め、多くの土地が有効活用されないままになっている。
また都市部から近いエリアでの埋立地域も広がってきている。そして日本は、世界でも有数の海岸線の長さ(35000km)を有する海洋国。

国土の狭い日本にとって、この海岸地域は、21世紀の住環境を考える上で、最も重要な空間だといえるだろう。

そこで、現代のライフスタイルに合致した、ウォ―タフロントにおける住環境開発に取り組んでいる世界各国の実例や研究を基に、グローバルな視点で考える国際シンポジウムを企画し、21世紀の住環境について考える。

本シシポジウムは、総合監修をウォ―タ―フロントという用語を日本で広めたウォ―タフロント研究の第―人者、日木大学・横内憲久教授にお願いし、海外からお招きした専門家による基調講演に続いて、国内の研究者、文化人も加わり、忌揮の無い意見を交わし、現在開発申の有明を例にパネルディスカッションを行う。
また、世界の先進事例に関する学習と総合的な討論を逼じて、よりよい未来への展望を模索する。

日時
2010年2月21日(日) 13:00~15:00

会場
東京国際交流館

司会進行
室山哲也(NHK解説委員)

主催
財団法人ハイライフ研究所

企画・監修
日本大学工学部
横内憲久教授

スケジュール

開会挨拶
財団法人ハイライフ研究所 理事長
中田 安則

基調講演
<イタリアの水辺都市の再生>

ヴェネツィア水都国際センター所長
ヴェネツィア建築大学建築学部都市計画学科教授/イタリア
リニオ・ブルットメッソ教授

※ケース・ファン・ラウフン氏(オランダ)は健康上の都合で来日ができなくなりました。

<新たな都市機能を担う日本のウォーターフロントの現状と展望について>
日本大学工学部
横内憲久教授

パネルディスカッション

講師陣

日本大学工学部
横内憲久教授

ヴェネツィア水都国際センター所長
ヴェネツィア建築大学建築学部都市計画学科教授/イタリア
リニオ・ブルットメッソ教授

法政大学工学部
陣内秀信教授

女優・画家
城戸真亜子

閉会挨拶
日本大学工学部
横内憲久教授

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/symposium_waterfront/


編集後記

さて今年のバレンタインデーは日曜日。このことを考えると、義理チョコが大幅に減ることが予想されます。

ただバレンタインデーの予算に関する調査をあるチョコレートメーカーが昨年の12月に行ったところ、(調査対象は中学生から40代の女性計300人。)昨年かかった費用が平均2,525円なのに対して、今年は平均3,020円という結果が出たそうです。

予算が大幅にアップしたということは、本命にかける意気込みといえるのでしょうか。それとも大切な友達への友チョコや自分チョコが増えているのでしょうか。

さてこの日曜日、貴方は誰から、そして貴女はだれにどんな名目で送るのでしょうか!
良い週末をお過ごしください。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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