ハイライフ研究所メールマガジン 第17号

2009年2月27日配信  発行責任 財団法人ハイライフ研究所 事務局

梅のつぼみもふくらんでまいりましたがまだまだ寒い日が続いております。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
いつもハイライフ研究所メールマガジン「DATA FILE」をご覧下さり
ありがとうございます。

まず、伝説のマーケッター・立澤芳男氏の好評連載シリーズ<新・新世代レポート>。
9回目のテーマは「いまどきの新入学生」。
少子高齢社会という社会構造の大変化と未曾有の厳しい経済危機状況の中で、教育の場に新しい生徒や学生が入学してきます。
幼稚園や小学校、中学校、大学の新入生は、大不況と厳しい受験を通して格差社会を目の当たりにして新入生になります。その「いまどきの新入生」を追います。

そして、世界各地のライフタイルをご紹介する「あんなハイライフ こんなハイライフ」。
メキシコミチョアカン州 パツクアロ湖に浮かぶハニツィオ島の人々のライフスタイルについてお話をうかがいます。



/?p=497″>川口市におけるレジ袋の大幅削減に向けた取り組み

発表:川口市 環境部廃棄物対策課 富川詠美子



/?p=497″>ホタルの里整備事業

発表:東松山市 環境保全課 加藤敏彦



/?p=497″>学校まるごとビオトープ

発表:所沢市立清進小学校 校長 吉田 正



/?p=497″>環境首都コンテストについて

発表:NPO法人 環境市民 杦本育夫

(※上記の職名は研究当時のもの)

詳しくは以下のURLをご覧ください。


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4. 少子化に伴う家族のライフスタイル研究(1998年研究)

少子化に伴う家族のライフスタイル 目次

序章

第1章  少子化の展望 (大江守之)

第2章  少子化による家族形態の変化 (大江守之)

第3章  少子化による居住形態の変化 (荒井良雄)

第4章  家族意識の変容 (大江守之)

第5章  少子化に伴う新たなサービス産業 (松村茂)

付:関連文献抄録・関連図書一覧

研究体制:
長谷川文雄(東北芸術工科大学情報デザイン学科教授

研究協力:
荒井良雄 (東京大学教育学部教授)
大江守之 (慶応義塾大学総合政策学部教授)
松村茂 (東北芸術工科大学情報デザイン学科助教授)

(敬称略・肩書は当時のもの)

詳しくは以下のURLをご覧ください。
http://www.hilife.or.jp/pdf/cnt.php?url=98002


5. 第17回ハイライフセミナー開催のおしらせ

挑戦!
地域から日本を変える7つの提案

環境首都コンテスト 出版記念セミナー

東京 3月6日(金) 開催 会場:こだまホール(東京・神田)
京都 3月9日(月) 開催 会場:メルパルク京都(京都市下京区)

全国13の環境団体で構成する環境首都コンテスト全国ネットワーク(主幹事団体:NPO法人 環境市民)は2001年度より2010年までの予定で「持続可能な地域社会をつくる日本の環境首都コンテスト」を毎年実施し、参加市区町村の環境施策について、多角的に調査、研究、提言を行っています。

このコンテストの目的は、環境施策について単に評価ランク付けすることではなく、日本において地域から持続可能な社会を創造していくことにあり、それをコ ンテストという形式で多様な自治体が切磋琢磨しながら実現していくことを促すものです。先進的な取り組みは、「先進事例集」として毎年とりまとめ、参加自 治体へ情報提供され、大変好評を博しています。

2008年、財団法人ハイライフ研究所と環境首都コンテスト全国ネットワークは、より広範な自治体、NPO、研究者等とこの調査研究の成果を分かち合うために、より詳細にかつ判りやすい分析を加えた書籍を出版することにしました。今回、その出版を記念して東京・京都で出版記念セミナーを開催いたします。

財団法人ハイライフ研究所と『環境首都コンテスト』
財団法人ハイライフ研究所では、このコンテストにより集まった先進事例の情報をより多くの自治体にわかりやすく提供するために、2005年度より3年間にわたって、事例のより深い調査、研究に協力し、その成果を視覚的に理解できるようにDVD教材化してまいりました。このDVD教材「挑戦! 地域から日本を変える」は自治体の職員研修、住民との協働学習に用いられるとともに、自治体間の新たな交流が生まれるきっかけになるといった効果もあらわ れています。

 


編集後記

不況と闘う逞しさ

毎日経済環境の厳しいニュースが多い中、経済ニュース番組で取り上げていたトピックから逞しい会社の話をご紹介する。

厳しい環境下で非常に儲かっている会社がイギリスにある。
英国・アプルーブドフード社である。ビジネスモデルは「賞味期限切れ商品(Approved foods)」を大量に仕入れ大量に売るというもので、売上が前年比10倍に伸びているという。
ビジネスモデルでのポイントは、あくまで賞味期限切れ商品を大量に格安で仕入れ格安で販売するといういとも簡単なものである。
決して消費期限切れの商品を売っているわけではないのでイギリス食品庁も容認しているということである。
ちなみにその販売価格であるがビンズ詰めドレッシング1個(14円)、コーラ1缶(10円)、イギリスの定番食材の豆スープ10缶で120円など信じられない安さで不動産バブルや金融危機により庶民はこの事業に飛びついているということである。

日本にもこのモデルに近いビジネスは存在する。基本的には食材を扱う安売り店は比較的賞味期限が短くなったものを問屋やメーカーから格安で仕入れそれを販売している。
その他のデパートやスーパーでの消費期限がらみの閉店前の見切り品売りもそのモデルに近い。

さらに横浜のあるエリアでは、消費期限が切れて破棄する弁当などをコンビニエンスストアーなどから引き取り皿やどんぶりに器を移し替えて100円~200円程度で定食として販売していると聞いている。
需要はしっかりあるらしい。飽食日本の食材リサイクルとでも言おうか。
PL等も含め賛否両論あると思うが、大量に廃棄されている食材を見るに是認しても良いとも考える。(食中毒になっては元も子もないが。)
賞味期限ビジネスとは異なるが25日のニュースで流通トップのイオングループがPB商品の価格を20%~30%下げて低迷しつつある販売の復活を図るという二ュ―スも多少資源が安くなってきたとはいえ逞しい限りである。

まだまだ厳しさは続く。デフレへ流れが心配される。

最後に改めてここでご確認いただく賞味期限と消費期限に違いについて
【賞味期限】の定義は「全ての品質が十分に保持しうると認められた期限で、比較的いたみにくい食品に表示され。この期限を過ぎても必ずしもすぐに衛生上の危害が生じるわけではない食品」。例:スナック菓子、缶詰、ジュース、マーガリン 等
【消費期限】は「腐敗などの衛生上の危害が発生するおそれがないと認められる期限で、いたみやすい食品(だいたい5日以内に悪くなるもの)に表示される。」
例:弁当、そうざい、調理パン、生めん 等

引用元:
http://sme.fujitsu.com/tips/column/column219.html
(賞味期限と消費期限の違い)


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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